| 117. マリアは長く続く快感に浸っていた。 （昨日の小泉さんも凄く感じさせてくれたけど、今日は昨日とは違う快感が・・・・） さらに安倍に責められ、マリアは続けて絶頂感に震えた。 安倍は膝を崩したマリアの身体を抱えソファに下ろし、今度は前から長い肉棒を入れ直した。 マリアは長い脚を安倍の腰に絡め、両手を安倍の首に回し、挿入を繰り返す肉棒に狂喜し、大きな淫声を上げ続けた。 「いぃ〜いぃ〜いいいいいっ、あっ、イクッ・・・・」 淫らな悦びの声を上げるマリアのお尻には、バックからの淫交と同様に、安倍の指が挿入されていた。 玉のような汗が噴出し、繰り返し快感に震えたマリアは、安倍と一緒に浴室で汗を洗い流した。 「わたしばかり気持ち良くなって悪いわ」 「そんなことはないです。僕も充分に満足してますよ」 「でも出さないと中途半端でしょ？」 「それはそうですが」 「今日、まだ危険日なので、イキそうになったら言ってね。わたしの胸でも口でも好きなところでイッて！」 湯に浸かり、肉棒を深く淫壷に挿入されたまま、マリアは安倍の射精を気遣った。 浴室でも下から深く突き上げられ、同時に乳房やクリトリスを愛撫されたマリアは、昨日以上に数多く昇りつめた。 今日最後の淫交は、やはりベッドの上がいいと思い、浴室から出たマリアはすぐに安倍をベッドに誘った。 両手を広げて安倍を迎え入れたマリアは、抱き合うようにして淫らに交わり、絶頂感を味わった。 さらに四つん這いになりバックからも求めた。 （安倍さんのオチ●チ●って不思議、わたしのいろんなところを擦ったり突いたりして、セックスってこんなに気持ちいいものだったなんて） 昨日、今日の淫交で、マリアのセックス観は大きく変わった。 「ああぁあああああ〜〜〜〜イクぅぅぅ、 あぁん、イクイク、イッくぅぅぅ〜〜〜〜」 マリアはシーツを強く掴み、顔を伏せ、美しく肢体を反らし、お尻を突き出して悶えた。 「奥さん、もぅ」 「エッ、えぇ、いぃわ、安倍さんもイッて」 マリアに射精を了解された安倍は、マリアの心地良く収縮を繰り返す淫壷から肉棒を抜き、ずっと指で刺激を与えていたマリアのお尻の穴に、少しずつ挿入していった。 「あううっ・・・・あふぅ、あふぅ、ぁぁぁぁ・・・・」 初めて肉棒をお尻の穴に挿入されたマリアは、淫壷とは違う快感に震え、安倍の肉棒を奥深く受け入れた。 安倍はマリアのお尻の穴に挿入した肉棒を、ゆっくりとしたリズムで送出を繰り返した。 「うぅっ、あっ、いっ、イクッ！」 安倍の肉棒が大きく膨張し、ドクドクと精液を吐き出した。 「ぅああっ、わ、わたしも・・・・」 安倍の射精と同時に、マリアも新しい快感を感じた。 （まさか、わたしがお尻でイクなんて・・・・） 母国でアナルセックスも経験したマリアだったが、昇りつめることはなかったのだ。 マリアは深い快感を感じ、眠りに就いた・・・・。 翌朝、マリアが目覚めると、小泉と同じように安倍の姿は消えていた。 （安倍さん・・・・昨日はありがとうございました） マリアは見えない安倍に対し、感謝していた。 この日も、日中は日本のことを学ぼうと、マリアは盛んに動き回った。 落語に神社、六本木などを満喫したマリアは、マンションに戻りシャワーで汗を流した。 （いくらなんでも今日はもう来ないわよね。修一郎の代わり・・・・日本人って本当に不思議だわ。でも、これ以上、修一郎の代わりとセックスしてたら、わたし、どうにかなりそう・・・・小泉さんも安倍さんも、修一郎の代わりと言うより、修一郎以上・・・・あぁぁ、どうしよう） マリアはふたりにセックスの大きな悦びを教えられ、この先、どうなってしまうのか不安になった。 そんな気持ちになっていた時、訪問を告げるチャイムが鳴った。 「あ、はい」 マリアはドアホンを取り、モニターで訪問者を確認した。 （ウソぉ〜また知らない人だわ・・・・修一郎の代わり？一体何人に頼んだのかしら？） そうは思いながらも、どこかで期待しているマリアだった。 「どちら様ですか？」 「福田と言います。ご主人に頼まれまして」 （ホントに？もう、変になりそう） マリアの中では躊躇う気持ちもあったが、修一郎の自分に対する愛情なのだと自分に言い聞かせた。 マリアがドアを開けると、そこにはガッシリとした小泉や安倍とは異なり、どこかニヒルな感じの二枚目な福田が立っていた・・・・。 |
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| 2009.10.3掲載 |
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