140. 遥は前の淫部とは違う快感に震えていた。 「膝を立てて四つん這いになってくれます?」 浜村の言葉に遥は素直に従って四つん這いになった。 浜村は突き出された遥のお尻や太腿を丁寧に舐め回し、指で淫壷の中の肉襞を擦り始めた。 「あぁ〜あぁ〜あぁ〜あぁ〜」 大きな声は出せないと分かっていても、遥は込み上げてくる快感に自然と淫悦の声が大きくなった。 「あぁ、もぅ、あうっ・・・・あ、いっ、イクぅぅぅ〜〜〜」 遥はソファを引っ掻くようにしながら昇りつめた。 (本当にいいお尻をしてる!) 浜村は遥の悶える姿態に満足し、遥を仰向けに直した。 遥の興奮が収まらないうちに、浜村は遥の股間に顔を埋め、クリトリスを舐め始めた。 「はぁ、はぁ、ああっ、あはぁ、はっ・・・・」 途絶えることの無い快感に、遥は何も考えられなかった。 (18:40か・・・・どうする?) 浜村は肉棒の挿入を迷っていた。 (とにかくイカせてから・・・・) 浜村は遥のクリトリスを舐めながら指で淫壷を弄った。 「うぅぁああああ〜〜〜〜あっ、いぃ、イッくぅぅぅ〜〜〜」 再び遥の身体が強張り昇りつめていった。 淫壷を小刻みに震わせ悦ぶ遥を見ていた浜村は、意を決して肉棒を取り出した。 (あの堪らない口に咥えさせたいが時間が無い) 浜村は昂った肉棒を遥の熱い淫壷に挿入していった。 「うああっ・・・・あ、ふぅ、ふぅ、はぁ、ぁぁぁ・・・・」 浜村の肉棒を自然な形で受け入れた遥は、両手で浜村の身体を強く引き寄せた。 (いい具合だ・・・・) 肉棒を深く挿入し、暫く遥の淫壷の具合を味わった浜村は、ゆっくりと淫壷の肉壁を亀頭で擦るように動かし始めた。 淫悦の声を上げる遥を責め続けながら、浜村は壁時計に目を遣った。 (18:50、もう終わりにしないと) 浜村の腰が激しく動き出し、それに呼応するように遥の淫悦も高まっていった。 「あぁぁああああ〜〜〜〜〜いっ、いぃ〜〜っ、はっ、はっ、はっ、はっ・・・・あ、イクッ、イクぅぅぅ〜〜〜〜〜〜」 浜村の肉棒をキツク締め付け、遥は大きな快感に震えた。 「時間が経つのが早いね」 「エッ!?」 淫悦に浸っていた遥の耳に浜村が囁いた。 「もう7時になるから、抜くよ」 浜村は射精もフェラも諦め、ゆっくりと肉棒を抜いた。 「凄く良かったけど、早くしないと遥さんが困るからね」 浜村はすぐに衣服を直していた。 「わたしは・・・・凄く良かったけど、浜村さんが・・・・」 遥も快感の続く身体を起こしながら浜村を気遣った。 「いいんですよ。遥さんのお役に立てば。どうですか?思い切り楽しんで気分転換できました?」 「えぇ、それはもう」 「じゃあ、良かった!さぁ、皆に気づかれないうちに」 遥のジャージを渡し、浜村は部屋を後にした。 (浜村さん・・・・) 遥は下着を着けジャージを着直しながら、自分に多くのプラスを与えてくれた浜村のことを思った。 (セックスがこんなにリフレッシュしてくれるなんて、浜村さんに出会わなければどうなっていたか・・・・) 心地良い快感の余韻を感じながら、遥は次に浜村と会う時のことを考えていた。 そして翌日の午前中、遥は浜村に連絡した。 『今日は時間の都合がつかないので、スミマセン』 『遥さんが謝ることなんてありませんよ。僕が遥さんに気分良く過ごして欲しいだけですから』 『そんなこと・・・・それで、明日のお昼頃から時間取れませんか?』 『エッ、そんなに早い時間、大丈夫なんですか?』 『えぇ、明日は11時から3時まで時間を空けてて』 『じゃあ、外で会えますね?』 『いえ、日中は何かと人目が・・・・』 『では、どうします?』 『都合がつくのでしたら、施設の裏口に来ていただければ』 『そうですか。えぇ、何とかなると思いますよ』 電話を終えた遥は、大きく息を吐いた。 (ふぅぅ、これで少しは浜村さんにお返し出来そうだわ。あのままだと、行き詰まってしまいそうだった。そんな時に浜村さんの思いやりのあるセックスで救われた。妙に聞こえるかもしれないけど、浜村さんのセックスは、わたしを思いやってくれる・・・・その優しさを感じなかったら、セックスなんて) 遥は浜村の思いやりに包まれていたい気持ちもあったが、それに応えたい気持ちも強くあった。 翌日、11時前に施設の事務室を出た遥は、外出を装って施設の敷地内に戻り、裏口に廻った。 (あの部屋は今は誰も使ってないし、忘れてる) 遥は裏口の鍵を開けて施設に入り、部屋を確認した。 (チョッと換気して、バスタブにも湯を・・・・) 手際良く準備を済ませた遥は、急いで裏口に戻った・・・・。 |
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
2009.11.25掲載 |
[最新・コラボ小説]/[完結小説(長編)]/[完結小説(中編)]/[完結小説(短編)]/[休載?小説]/[体験告白]/[MAIN] |