| .１．木野宮 亜紀（25歳）の場合 （まさか・・・・わたしがそんなことになるなんて・・・・） 亜紀は結婚して半年の新婚、夫は企画部の主任をしている孝、30歳だった。 社内の同好会でゴルフの手ほどきを受けたのが縁で、付き合うようになり結婚に至ったのだ。 優しくて真面目な孝に不満は無かった。 （もう少し夜の帰宅が早ければ、もっと愛してもらえるのに・・・・） 仕事に対しても責任感が強い孝は、毎日、帰宅時刻が遅くなり、新婚にも関わらず亜紀との夜の生活が疎かになっていた。 この日も孝から電話が入った。 『ゴメン、少し遅くなりそうなので・・・・』 『そう・・・・今日は金曜日なのに・・・・』 亜紀はひとりで夕食を済ませ、入浴をしてリビングに戻った時だった。 マンションの玄関にあるインターホンが鳴った。 「あっ、義姉さん。仁です」 「仁さん、どうぞ」 仁は孝の２歳年下の弟だった。 亜紀はすぐにロックを解除した。 （アッ、この格好じゃマズイわ！） 風呂上りだった亜紀は、素肌にバスローブを着けているだけだった。 亜紀は慌てて手近にあったワンピースに着替えた。 それと同時にドアが開き、仁が入って来た。 「ご無沙汰、兄さん、帰ってる？」 「それが遅くなるって電話が・・・・悪いわね」 亜紀は仁を帰そうと説明をした。 （仁さんて孝さんと全然似てなくて・・・・） 外車ディーラーの仕事をしている仁は、兄の孝とは対照的な感じだった。 口下手な孝とは反対で饒舌で人当たりが良く、遊び慣れた雰囲気のオトコだった。 「明日は僕も珍しく休みなんだ。土曜日に休めるなんて滅多に無いから。兄貴が帰って来るのを待ってるよ。兄貴も明日、休みでしょ？」 「エッ、えぇ」 亜紀は帰れとも言えず困ったが、少し相手をしていれば孝が帰宅すると思った。 「どのくらいで帰って来るのかな？」 「多分、１時間ぐらいだと思うわ。何か飲みます？」 亜紀はリビングに入れた仁に飲み物を尋ねた。 「それじゃ、ビールでも・・・・兄貴が戻ってくるまで義姉さんが付き合ってくださいよ」 亜紀は１時間ぐらいならとグラスを用意した。 ビールを飲みながら他愛の無い話しをしていた。 「あれ！？義姉さん、もう酔ったの？」 グラスで１杯ほど飲んだ時、仁が亜紀に言った。 「エッ？」 「首や手足が赤いけど・・・・」 仁は亜紀を観察するような視線をその肢体に這わせていた。 「アッ、今さっき、お風呂に入って・・・・」 亜紀はそう言った後で後悔した。 （ワンピースの下、裸だったわ！いくら孝さんの弟と言っても仁さんはオトコ・・・・） そう思うと、急に仁の視線が熱く感じられた。 「湯上がりの人妻って艶っぽいんだね」 仁が悪戯っぽい表情で亜紀を舐めるように見た。 「もぉ〜仁さんのほうこそ酔ってるんじゃない？」 亜紀は仁にワンピースの下を気づかれないように振舞った。 「兄さんが羨ましいよ！」 「エッ、どうして？」 「だって、義姉さんのような素敵な女性と毎日・・・・」 仁は言いかけた言葉を呑み込んだ。 「毎日・・・・何？」 亜紀は仁が何を言おうとしたのか分からなかった。 「だから、その、ほらぁ〜」 「何よ〜？・・・・エッ！何？何言ってるの！仁さんじゃ、わたしなんか目じゃないでしょ。若い娘から年上の女性まで・・・・」 仁が何を言おうとしたか察した亜紀は、慌てて仁自身のことに話題を振った。 「誤解だよ！よく言われるけど、そんなに遊んじゃいないし、義姉さんが魅力的なのは誰もが認める事実だよ」 亜紀は仁をオトコとして強く意識した。 （仁さんて噂ほど遊び人じゃないのかも？孝さんと出会う前に知り合っていたら、わたし・・・・） 亜紀は妙に胸がときめいていた。 （義姉さん、本当に兄貴には勿体無いよ！） 仁は亜紀の長い腕や脚を見ていた。 身長は160cmほどで普通だったが、亜紀の腕や脚は長くラインがキレイだった。 目鼻立ちが整い、その視線はドキッとするほど魅力的だった。 １時間の時間はアッと言う間に過ぎた。 （もう孝さんが帰って来るわ・・・・ホッとするような、もう少しこのままでって・・・・） 亜紀が微妙な気持ちで壁に掛かった時計を見ていた時、亜紀の携帯が鳴った。 「アッ、孝さんだわ！」 亜紀は雑念を振り払い携帯に出た。 『・・・・エッ！どうして？・・・・えぇ、分かりました。アッ！それで・・・・』 亜紀は孝の話しを聞いて頷いた後、何かを言おうとしたのだが、電話が切れてしまった。 「どうしたの？義姉さん」 仁は少し沈んだ亜紀の表情を見て尋ねた。 （あれ！義姉さん、ノーブラ？そう言えば、さっき、湯上がりだって言ってたけど・・・・そうか！僕が急に訪ねて来たから慌てて着たのか） 亜紀の傍に寄って立っていた仁の目に、ワンピースの胸元の隙間から素肌の乳房が見えたのだ。 （気づかなかったなぁ・・・・義姉さんて着痩せするんだ） 白く滑らかに膨らんだ乳房が谷間を作っていた。 「孝さん、今日、帰って来れなくなったんだって・・・・」 「エッ、仕事？」 「来週の月曜日のプレゼン資料が出来なくて、皆、残って仕上げようと言うことになったみたい・・・・」 亜紀は大きくため息を吐き肩を落とした。 （今週末は安全日だから思い切り出来ると思ってたのに・・・・） 亜紀は仁の存在も一瞬忘れ、孝から与えられるはずだった淫悦が得られなくなり、意気消沈した。 「じゃぁ、義姉さん、兄貴が帰って来ないのなら僕は・・・・」 仁は帰ろうとした。 「エッ！アッ、ゴメンなさい。孝さんに仁さんのこと言おうとしたら切れちゃって。せっかく仁さんが待っていてくれたのに、それも知らせられなくて・・・・」 亜紀は帰ろうとした仁を見上げてハッとした。 （知らせられなくて・・・・と言うことは、孝さんは今晩ここに仁さんが居ることを知らない。エッ！仁さんのアソコ、アレが大きくなってる？） 見上げた仁の股間が膨らんでいることに気づいた。 （アッ、ヤバイ！義姉さんに気づかれたかな？義姉さんのオッパイを見て欲情したことに・・・・兄貴が帰って来ないと言うことは、ふたりきりか！それに・・・・兄貴は僕のことを聞き逃した） 仁は新婚半年の兄嫁と淫らな関係になるのはマズイと思い、淫欲を抑え帰ろうとした。 「義姉さん、ひとりで大丈夫？」 仁は自分でも何を言ってるのかと思った。 「ひ、仁さん・・・・」 亜紀の視線が仁の股間で止まっていた。 「アッ、これは・・・・」 仁は慌てて膨らんだ股間を両手で隠した。 「わたしは年下だけど、仁さんの姉・・・・あなたのお兄さんの妻・・・・」 「それはそうだけど、出逢う順番が違っていたら？」 亜紀は自分が感じていたことと同じことを仁に言われ、どう対応していいのか分からなくなった。 「義姉さん」 仁は亜紀の細い肩を掴み腕を擦り手を取った。 亜紀はビクンとして仁の目を見た。 （あぁ、ダメっ！そんな目で見られたら、わたし・・・・） 仁の熱い視線に亜紀は淫らな気持ちを煽られ、仁の股間を覆った手を広げた。 「いけないことと知ってて、わたしを求めてるの？」 亜紀はズボンの中で昂っている仁の膨らみを見つめ、仁に尋ねた。 「義姉さんであること、義弟であること、兄貴を裏切ることになることも分かっているけど・・・・まさか、今日、こんな気持ちになるなんて・・・・多分、前から感じていた義姉さんへの想いが、偶然、兄貴が居ないことで噴出した」 仁は亜紀の手を自分の股間の膨らみに持っていき触らせた。 （凄い！堪えているのが分かる！ピクピク震えて・・・・迷いながらも求めてる！あぁぁ、もう、触ってしまったら後戻りできないわ！） 亜紀は仁の熱い想いを手に感じた。 仁は亜紀に自分の股間の膨らみを触らせ、手を伸ばして亜紀の乳房をワンピースの上から擦った。 「はぁあっ・・・・」 亜紀は身を捩って悶えた。 「義姉さんのオッパイ、大きかったんだね。いつもは着痩せしてて分からなかった」 「はぁっ、仁さんのオチ●チ●だって、凄く逞しいわ」 亜紀は仁の股間の膨らみの形を確かめるように擦り、その肉棒の大きさや形、熱い逞しさを感じていた。 亜紀の身体が上気し白い肌が熱く火照り始めた。 「義姉さん・・・・」 仁は亜紀の身体を引き上げて立たせ、ワンピースをストンと亜紀の足元に落として脱がせた。 「あぁん」 亜紀はすぐに裸体になった身体を隠すようにした。 「義姉さん、キレイな裸を隠しちゃ勿体無いよ」 仁は亜紀の手を放し裸体を観察するように見た。 「素敵な身体・・・・ここも僕を求めてる？」 仁は亜紀の形良く膨らんだ乳房を揉みながら、亜紀の淫部に手を伸ばし指で淫唇を弄った。 「あぁ、はぁあっ・・・・あぁん、恥ずかしいゎ」 「嬉しいなぁ、義姉さんもこうして熱く濡れて、僕を求めてる」 身悶えする亜紀の身体を弄り仁は喜んだ。 亜紀も手を伸ばして仁のズボンを下ろし、トランクスの中の昂った肉棒を掴んで感触を確かめた。 「仁さんのオチ●チ●も涎を垂らして・・・・あぁぁ、凄く熱く息づいてる」 亜紀は仁の肉棒を露わにし、その逞しい昂りを目にして悦びを伝えた。 自分も裸になった仁は、裸体の亜紀をソファの上に仰向けにし、その膨らんだ乳房を揉み乳首を舌で舐め回し始めた。 「はぁぁっ、はぁ、はぁ、ああああっ・・・・」 端正な亜紀の顔が淫悦に歪んだ。 （いい顔だ・・・・身長は普通だが肢体はモデル女優の吉瀬何某以上だ） 仁は禁断の果実を摘み、大きな興奮の中に居た。 縦に窪んだ亜紀のヘソに舌を這わせ、指はキュッと括れたウエストラインを擦り、淡い繁みの下で濡れて妖しく光る亜紀の淫部を弄った。 「はぁぁん、あっ、あっ・・・・ダメッ、イッ、イィッ・・・・」 淫悦に身悶える亜紀の長い太腿を圧し上げ、仁は亜紀の淫部を高く掲げて大きく広げた。 「あぁぁ、い、イヤ、仁さん、そんなに見ちゃ・・・・」 自分の淫部に接するように見ている仁に、亜紀は恥ずかしさとかつて経験の無い興奮を覚えていた。 「義姉さんのオマ●コが、ピクピクしてる。ほら、こんなにエッチな涎を垂らして欲しがってるよ」 「あぁん、そ、そう、そうよ！はぁぁ、欲しい・・・・焦らさないで舐めて、挿入れて」 亜紀は仁に愛撫と挿入を求めた。 「このお尻も肉感が素晴らしい。こっちの淫らな穴は、もう悦びを知ってるのかな？」 仁は持ち上げた亜紀のお尻の穴を舐め回した。 「ふぅああっ！あっ、いっ、あふっ・・・・まだ・・・・あいっ・・・・処女よ」 「じゃぁ、僕が初めてのオトコになってもいいかな？」 仁は指で亜紀の未開の淫穴を弄りながら聞いた。 「はぁぁ、はぁぁ、い、いぃゎ・・・・あっ、でも、その前に、前を、感じさせて」 「そりゃモチロンだよ！義姉さんの素敵なオマ●コに満足してもらわなきゃ」 仁は長い舌をそれだけで意思を持っているかのように、亜紀の淫唇の中に潜り込み、ふっくらと膨らんだクリトリスを巧妙に舐め回した。 「あぁ〜あぁ〜いっ、いっ、いぃ〜〜っ、ああっ・・・・」 亜紀は昇りつめそうになっていた。 （イッちゃうぅぅぅ・・・・こんなの初めて・・・・孝さんはこんな風に愛してくれない。はぁぁ、もぅ、ダメ・・・・本当に、アッ、イッ・・・・） 仁の絶妙な舌の動きは亜紀を絶頂に誘おうといていた。 その時、仁の舌が亜紀のクリトリスから離れた。 （ぅエッ！？・・・・） イキそうだった亜紀はどうしようもない状態にあった。 「はっ、うぅぁぁあああああ〜〜〜〜あっ、あっ、あイッ・・・・イッ、くぅぅぅ〜〜〜〜〜」 歯がゆい状況にあった亜紀の淫らな悦びが、一気にさらなる大きな淫悦の世界に昇りつめていった。 仁の舌がクリトリスから亜紀の淫壷の中に潜り込み、肉棒とは違う別の生き物のように動いたのだ。 （はぁ、はぁ、はぁ・・・・凄い・・・・舌で・・・・） 亜紀はさらに責め続ける仁の舌と、クリトリスを弄る指の巧妙なタッチで、何かを想う間もなく連続して嘗て無い快感を感じた。 （仁さんの舌が生きてるみたいにアソコの中を・・・・） 亜紀は何度も身体を硬直させ昇りつめ、淫らな悦びに大きな声を上げていた。 「義姉さん」 「はぁっ・・・・仁さん、ゴメンなさい。わたしばかり悦んじゃって、今度はわたしが・・・・」 亜紀は挿入しようとした仁を制し、淫悦で満たされた身体を起こした。 「義姉さんが気を遣うことないのに・・・・早くコレを挿入れて僕も一緒に悦べばいいんだから」 仁は逞しく昂った肉棒を掴み亜紀に言った。 「凄く逞しいのね・・・・今日は中に出しても大丈夫だから、後で思い切りだして。その前に、わたしにも楽しませてくれる？わたしのフェラじゃ満足できないと想うけど、あなたのその大きいオチ●チ●、舐めたいの」 亜紀は仁の股間にそそり立つ肉棒を掴み顔を寄せた。 （本当に凄いわ！孝さんとは長さも太さも違うし、何と言っても、この亀頭の大きさが全く違うわ！この張った亀頭でわたしの中を擦られたら・・・・） 大きく張った仁の亀頭に亜紀の淫壷が疼いていた。 亜紀は仁の肉棒の感触を確かめるように上下に扱き、根本から亀頭の括れまで愛しそうに舐め上げた。 （こんなに変わるものか！端正な顔が淫らで魅力的なオンナの顔に・・・・義姉さん、堪らないよ！） 仁は肉棒に感じる快感より、亜紀の淫らなオンナの魅力に興奮し射精感が込み上げた。 そんな仁の思いとは無関係に、亜紀は仁の肉棒を夢中になって舐め回していた。 張った亀頭の括れの周囲に舌を這わせ口唇で擦り、小さな口を大きく開いて亀頭を咥え舌を絡ませてしゃぶった。 「ね、義姉さん」 「ェッ？あぁ、いぃわ」 亜紀は仁に促されて肉棒から口を放し、座った仁の股間を跨いで自ら淫壷に肉棒を沈めていった。 「うぅぁあああっ・・・・あ、ふぅぅ・・・・」 仁は亜紀の裸体を抱くような形で下から肉棒を突き上げた。 （いっぱい、擦れる・・・・ぃぃぃ・・・・） 亜紀は仁の頭を豊かな乳房に圧しつけ淫悦に震えた。 仁はそんな亜紀の乳首を口に含んで舐めながら、肉感的な亜紀のお尻を抱えて淫壷を突いた。 「あぁぁ、あぁぁ、いっ、い、い、い・・・・」 亜紀は大きく身体を後ろに反らして悶えた。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、いぃ〜〜、いぃ〜〜あぁああああああ〜〜〜〜〜イッくぅぅぅ〜〜〜〜〜」 亜紀は仁の舌で感じた絶頂感とは違う大きな淫悦を感じ、そのまま後ろに倒れて仰向けになり、仁の腰に長い脚を絡ませ立て続けに昇りつめていた。 その後、体位を変え獣のように快感を貪った亜紀は、夜明けと共に眠りに就いた。 亜紀が目覚めたのは午後過ぎだった。 まだ夫の孝は帰宅してなかった。 （まさか・・・・こんなことになるなんて・・・・） 亜紀は自分の淫部に残る仁の肉棒の感触を思い出し、淫猥な背徳の時間が夢でなかったことを自覚していた。 （結婚って・・・・セックスって大きいわ・・・・夫としか出来ないのなら、満足できるオトコを選ぶべき） 孝とのセックスでは得られなかった淫らな悦びを義弟の仁から与えられた亜紀は、朝まで貪りあった淫悦をすぐにでも欲しいと感じた。 （確かに少ないセックスには不満だったけど、まさか、わたしがこんなに淫らになれるなんて・・・・あぁぁ、もう２度と仁さんと出来ないのよね・・・・） そう嘆いていた亜紀の携帯にメールが届いた。 『義姉さん、もう義姉さんとのセックスしか考えられない！今日、明日は兄貴が居ると想うけど、月曜日の日中なら、もう一度・・・・イヤ、これからはズッと義姉さんが欲しい！義姉さんも僕と同じ気持ちなら、すぐに返事が欲しい』 亜紀は仁が自分と同じ想いを抱いていたことに喜び、すぐに返信した。 『わたしも・・・・仁さんと同じ想いです。孝さんには申し訳ないと思うけど・・・・早くあなたと激しく感じあいたい！・・・・・・・・』 亜紀は仁に返信した後、帰宅してきた孝の顔を見るのが辛かった。 （ダメよ！孝さんに不信感を持たれたらお終いだわ。今まで以上に、孝さんに優しく接しないと・・・・そうしていれば、仁さんから満たされる。あぁ、早く仁さんの逞しいオチ●チ●を食べたい！） 亜紀は思い直して孝に笑顔を向けていた・・・・。 |
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| 2009.12.26掲載 |
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