| 12． 神野は最後５人目の若い人妻を訪ねることにした。 霧島 涼、27歳、結婚１年余りの日だった。 ・・・・この日、庭の手入れをした涼は、昼食前に汚れた衣服と身体を洗い流そうと浴室に入った。 洗濯機に庭の土で汚れた衣服を入れ、シャワーで汗と身体を洗い流していた。 そのタイミングを計っていたオトコが居た。 （この時間、この辺は無防備な空間になる。強姦、空き巣、何でもアリの時間だ！） 涼は庭に面した窓ガラスをロックしないままだった。 オトコはそれを見て、そこから部屋に入った。 「キャッ！」 いきなり開けられた浴室のドアの音に驚き、涼は大きな声を上げた。 「スミマセン、驚かせてしまって」 「エッ、あ、お巡りさん！？」 涼は警察官の制服姿のオトコを見てホッとした。 「怪しい男が庭から部屋を覗いていたので、中に入って来ませんでしたか？」 「い、いえ、わたし、すぐに浴室に入ったので・・・・アッ、あのぉ〜わたし、裸なんですが・・・・」 「あっ、これは失礼しました。それにしても奥さん、中からロックしないと・・・・それでお風呂に入っていたら、襲って欲しいと言わんばかりですよ」 「えぇ、うっかりして」 「魅力的な若い人妻が無防備な裸では、警察官の僕でもオオカミになりそうですよ」 オトコは涼の裸の肢体をじっくり見ていた。 涼はオトコに早く浴室から出て行って欲しかった。 「冗談言わないでください！」 「イヤ、冗談じゃなく・・・・奥さんが悪いんですよ！そんな魅力的な裸を見せるから」 「な、何を・・・・早く出ないと」 「早く出ないと、何ですか？警察を呼ぶんですか？ハハハハ〜〜僕がその警察官ですよ」 涼は近寄ってくるオトコに身体を強張らせた。 「美味しそうだ。食べちゃおうかな〜」 「イヤ、ヤメテ！」 涼は思わず手を振り上げた。 その瞬間、涼の手首に手錠が掛けられ、壁のパイプに繋がれてしまった。 「イヤァ〜！」 涼は慌てて手錠を外そうとするが、どうにも出来なかった。 「あまり暴れないほうがいいですよ。暴れれば暴れるほど手首が締め付けられ傷になりますよ」 確かにオトコの言うとおりだった。 （どうしよう・・・・？このままでは・・・・） 涼は身体を屈め震えるだけだった。 「奥さん、ここはこの時間、無防備なエリアなんです。大声を上げても誰も助けてくれない。確かなことは、どんなに抵抗しても無駄だと言うこと。どうせ僕というオオカミの餌食になるのなら、素直に応えて感じたほうが得ですよ。奥さんさえ黙っていれば誰にも知れないのだから・・・・」 「バ、バカな・・・・あなた警察官でしょ！それなのにこんなことをして・・・・」 「警察官だって生身の人間、欲情することだってある。だから、何度も言わせないで。奥さんが悪いんだ」 涼はオトコの言うとおり、どうにもならないと思った。 「時間は充分にある。今、制服を脱いで来るから、楽しみに待ってるんだ」 オトコの声には威嚇するような響きがあった。 （ふぅぅ、このままだと・・・・だけどどうにもならない。黙っていれば誰にも知られない・・・・そぅ、もう、そう割り切るしか選択がないのね・・・・早く終わってもらい、忘れる！今から起こることは偶発的な事故・・・・避けようもない時間・・・・そう、過ぎれば元のままよ） 涼は自分の中の自分に納得を与えていた。 まもなく浴室のドアが再び開かれ、裸のオトコが涼に近づいてきた。 「ん！どうやら決心がついたようだね？」 「こんなことで自分を失いたくないだけよ」 「どうでもいいんだ。僕は楽しめればそれでいい」 オトコは涼の手錠を両手首に掛け直し、再びパイプを通して涼を逃げられないようにした。 「いくら諦めたと言っても、完全に自由にすれば何をするか分からないからな」 オトコは壁に向かって立っている涼の背後から迫り、若い人妻の素肌に自分の肌を摺り寄せ、両手を前に回し豊かに膨らんだ乳房を揉み始めた。 「いぃ感触だ・・・・結婚して１年でしたよね？ご亭主は毎晩のように満たしてくれてるのかい？」 「ぅぅっ、えぇ、充分に・・・・」 「そうかな？ご亭主は毎日忙しく午前様、とても満たされてるとは思えないなぁ〜結婚する前は、かなり淫らに遊んでた奥さん、結婚後は貞淑な妻を演じて・・・・大変だね〜」 「あなた、どこまでわたしのことを？」 涼は過去から現在までを知っているかのようなオトコに、大きな不安感を抱き、結婚前の自分を思い出した。 （このオトコはわたしの過去を知ってるんだわ！） 今の涼の肢体は身長160cm程度、85・58・86で、学生時代とさほど変わりはなかった。 処女喪失は中学３年の終わり頃、志望していた高校に合格した直後のことだった。 部活の顧問をしていた若い教師に合格報告をした。 お祝いをしてくれると言う教師の自宅を訪ねた涼は、以前から憧れていたその教師に誘われるがままに初体験をし、高校に入学するまで毎日のように淫交を繰り返した。 さらに高校でも数人のオトコたちと淫交し、大学に入ってからは教授、講師、学生たちと、奔放な淫生活を送っていたのだ。 就職してからは将来を考えて本性を抑え、会社の上司だったオトコと結婚し現在に至っているのだ。 （それなら・・・・生真面目な夫は夫としてはいいけど、オトコとしては物足りないと思っていた。露骨に表に出すわけにはいかないけど、この機会を楽しまない手は無いわ！） 涼はオトコの愛撫に悦びを感じ始めていた。 「いい感度だ。さすがに淫蕩に耽ったオンナだ。結婚して貞淑を装っていても身体は淫欲を覚えている」 オトコは涼の淫部を指で弄り、淫らな液で濡れている涼の淫部に満足げに言った。 涼はオトコの言葉には耳を貸さず、ひたすら淫らな悦びを得ようと集中していた。 オ トコはオトコで涼に構うことなく自分の淫欲の趣くまま、涼の淫唇、淫壷を弄り、早々と肉棒を挿入した。 「おっ、かなり使い込んだオマ●コにしては、うん、いいねぇ〜実に締りのいいオマ●コだ」 肉棒をキュッキュゥと締め付ける涼の淫壷に満足し、お尻の柔肉を引き寄せ激しく腰を繰り出した。 「はっ、はっ、はっ、はっ・・・・」 涼の呼吸がオトコの肉棒に呼応するように乱れた。 （いぃわぁ〜この激しさ・・・・うぅ〜ん、いい感じ・・・・） 早く終わらせようと淫壷をキツク締めていたことが、自分の淫悦を大きくしていた。 「無理しないでイッてもいいよ。その方がこっちも刺激になって楽しめる」 オトコは涼の乳房を強く掴み激しく淫壷を責めた。 「はぁ、はぁ、は、あああっ・・・・あっ、あっ、あ、イッ・・・・イッくぅぅぅ〜〜〜〜」 涼の淫壷が激しく収縮しオトコの肉棒を締め付けた。 「おおっ、いいぞ！素晴らしい身体に高感度のオマ●コ、もっと大胆に楽しもうか？」 オトコはバスタブに湯を溜めながら繰り返し責め続けた、 涼は角度を変えて責めてくるオトコの肉棒に狂喜し、犯されてることなど忘れ淫悦に埋没した。 オトコは湯の溜まったバスタブに涼を移動させ、向かい合う形で淫交し、下から突き上げながら乳房を揉んだ。 涼も自ら腰を上下させて乱れ、激しく昇りつめた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」 「いいねぇ〜旦那も知らない淫らな奥さんか・・・・今度は奥さんの上の口も味わいたいね」 オトコはバスタブの縁に腰掛け、涼の顔を引き寄せフェラを強要した。 躊躇う気持ちが無くは無かったが、自分を悦ばせてくれてる肉棒を眼前にした涼は、夫とは比べようも無いほど逞しく隆々とする肉棒に舌を絡め、口の中に咥えて肉茎、亀頭を舌で舐め回した。 「ふぅぅぅ、さすがに巧い・・・・あぁぁ、一度、イクか！はぁぁ、出すぞ！」 オトコは涼の頭を抑えて動かさず、涼の口の中に勢い良く精液を吐き出した。 「ゴボッ・・・・」 「ダメだ！そのまま呑み込み舐め続けるんだ！」 オトコは肉棒を口から出すことを許さず、そのままフェラを続けさせた。 最初は射精後の敏感になった肉棒への淫悦を味わっていたが、涼の巧みな舌技でオトコの肉棒は僅かな時間で復活した。 「凄いなぁ〜まだまだ満足してないと言うことか。ふ〜ん、旦那のセックスに満足してないんだな！それじゃ、気を失うまで感じさせてやる！」 オトコは涼の身体を引き上げ、バスタブに腰掛けたまま涼のお尻を引き寄せ、そのまま下から淫壷に肉棒を沈めた。 涼は豊かな乳房を大きく揺らせ淫らな声を上げて悶えた。 その淫声はその後も途絶えることも無く続き、浴室の床の上でも壁を支えにしても淫らに交わった。 「あぁ〜〜あぁ〜〜ああっ、イッ、イッ、イクッ・・・・」 最後はオトコの予告どおり涼は気を失った。 オトコは涼が昇りつめるのと同時に２度目の射精をし、失神した涼を再度壁のパイプに手錠で繋ぎ、浴室から出て行った・・・・。 強姦されたことを知られないように黙っているつもりだった。 だが手錠に繋がられた姿で夫に発見され、警察官に突然襲われたことを告げた。 地域で発生していた強姦事件と関係があると思った夫は、妻の涼が犯されたことを警察に届けた。 その後、犯人が逮捕され、ニセ警官だったことが判明し、夫の怒りはなかなか収まらなかった。 （多分、ニセ警官だと思ったわ！いくらなんでも異常だったもの・・・・でも、良かった！） 自分を気遣ってくれる夫に後ろめたい気がしたが、時間が解決してくれると涼は思っていた。 だが意外な形で事件の後遺症が出たのだ。 夫が心因性インポテンツになり、性生活が途絶えてしまったのだった。 （いくら夫が逞しくないと言ってもセックスレスになるとは・・・・このままじゃ、我慢できないわ！） 涼は平静を装いながらも鬱積していた。 そんな時に神野の訪問を受けたのだ。 「こんにちは〜」 「あ、神野さん、その節はお世話になりました」 型どおりの挨拶を交わした後、涼は神野をリビングに迎えコーヒーを出した。 「お元気そうで安心しました。すぐに帰りますのでお構いなく・・・・」 「見た目には元気に見えるかもしれませんが、結構、いろいろとありまして・・・・」 「エッ、あの事件の後遺症ですか？」 「えぇ、まぁ・・・・」 涼は夫のインポのことを言えず、表情を曇らせた。 （強姦につき物の裂傷が無かった。確かに入浴中に襲われたことは間違いないが・・・・） 神野は強姦を受け入れて乱れた涼の淫態を想像していた。 （結婚１年余り、まだ独身と言っても通用するなぁ。スタイルは申し分ない、顔も好きそうな感じだ・・・・） 「僕でお役に立つことがあれば？」 神野は曇った涼の表情の中に淫らな色を感じ、一歩踏み入る言葉を投げかけた。 「えぇ、でも・・・・」 まさか欲求不満を何とかして欲しいとは言えなかった。 （逞しい神野さんとなら満たされそう・・・・だけど、そんなこと、どうすれば？） 涼の淫欲は益々膨らんでいた。 「僕は本物の警察官なのはご存知ですよね。奥さんが困るようなことはありえませんので、安心して何でも言ってください」 「ふぅ〜〜」 涼は大きく息を吐いた。 「わたしは後遺症なんて全く無く心身ともに健康なんですが、問題は夫が・・・・」 「ご主人が強姦された奥さんに対して抵抗でも？」 「ぇ、そうかも・・・・そう、やっぱり許せなくて、それで」 涼は自問自答するように言葉を口にしていた。 「それで？事件以来、セックスが途絶えた？」 「あ、はい・・・・勃たなくて・・・・」 涼は俯いたまま言葉を続けた。 「それで・・・・奥さんが口ごもるのは当然ですよね。精神衛生上も問題ですね。ここでいいんですか？奥さん、ここに」 神野は涼の気持ちを代弁するように言葉を重ね、自分の隣に座るように促した。 「ここなら外からは見えません。先ずは落ち着かないと・・・・奥さん自身が生きませんよ」 涼は神野の言葉に頷き、ゆっくりと移動した。 「わたし・・・・」 「奥さんはご主人の良き妻でありたいと思っている。その為にも精神状態を安定させたい。それだけで充分じゃないですか？さぁ、座る前に・・・・キレイな肌をしてますね！」 神野は涼にオープンに感じてもらおうと思い、気遣う言葉を口にした後、傍に来た涼の薄いデニムを脱がせパンティだけにした。 「上は後でいいでしょう？先ずは身体の中心を安定させないと・・・・」 涼の素肌の太腿を擦り、パンティの上からお尻を擦り、股間で熱く息づく既に濡れている淫唇を擦った。 「あふぅっ・・・・ぁ、ぁ、ぁぁぁ・・・・」 「さぁ、掛けてください」 涼の身体を抱くように傍らに座らせ、神野は優しく涼の身体を擦り再び淫唇を擦り始めた。 「あぁ、あぁ、あぁ、あぁ・・・・」 涼のパンティの股間は淫らな液に溢れ、淫唇の姿を透けて見せていた。 神野は小さなパンティの中に手を入れ、熱く火照った涼の淫唇に指を這わせ優しく愛撫していた。 涼の夫より優しく、強姦犯人より逞しく、そして涼が今までに経験したオトコたちの誰よりも、思いやりに満ちた指の動きで涼を快感の世界に誘った。 涼のクリトリスは敏感に反応した。 「あぁぁあああああ〜〜〜〜〜イッ、くぅぅぅ〜〜〜」 クリトリスを優しく捏ねられただけで、涼は鬱積していた淫欲を解き放ち淫悦に震えた。 さらに淫壷の肉襞を不規則に圧し擦られ、涼は続けざまに絶頂感を味わった。 「さぁ、今からが始まりですよ。部屋を移して時間の限り感じてください」 神野の言葉に頷き、涼は和室に神野とともに移動し、自ら残った衣服を脱ぎ敷布団の上に仰向けになった。 神野も裸になり涼を優しく包むように身体を重ね、首筋から鎖骨、乳房へと次第に下に向かって舌を這わせ、同時に指を涼の素肌に這わせた。 時間を掛けて丁寧に優しく愛撫を続け、淫唇、クリトリス、淫壷、菊壷を舐め回した。 （あぁぁぁ、か、身体中が蕩けてしまぅ・・・・） その後、神野の肉棒によって何度も絶頂に導かれた。 しかし涼はそれを意識することなく快感だけを感じていた。 神野が去り、涼が意識を取り戻した時、涼は清々しい気分になっていた。 （心と身体が融合して至福の快感を得た・・・・） 涼の淫欲は収まり、それ以降、欲情することは無かった・・・・。 |
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| 2010.9.13掲載 |
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