| 14. （ミイラとりがミイラになってどうするんだ！？） 神野は自分にもっと割り切るように言い聞かせた。 晶子の強姦事件があったのと同じ日の夕方、別の場所で強姦事件が発生していた。 その現場は地下鉄の車中から始まった。 藤吉 紗央里は高校２年の17歳、新体操の部活を終えての帰りの電車でのことだった。 「はぅっ・・・・」 混雑する乗客の波で紗央里はドアに背中を圧し付けられた。 その瞬間、制服の短いフレアのスカートの中に手が入り、パンティの上から淫唇を指で押し擦られたのだ。 痺れるような快感が身体の芯を貫いた。 思わず閉じていた目をゆっくりと開くと、目の前には紗央里の好みのタイプのオトコが立っていた。 （このオトコがわたしのアソコを？） 痴漢をするように見えない顔立ちの整ったオトコは、紗央里と目を合わせニヤッと意味深な笑みを浮かべた。 （あああああっ・・・・） 堪えきれないような快感が込み上げてきていた。 オトコの指が濡れた淫唇をパンティの上から弄り、密着しているにも関わらず、その指は巧妙に動き、さらにパンティの縁から中に入り、紗央里の淫唇を直接弄り始めていたのだ。 紗央里の異常な感じ方には理由があった。 普通ならば濡れたり快感を感じたりはしないのだが、生理の２〜３日前になると淫部が異常に敏感になるのだ。 その症状は３ヶ月ほど前から始まり、部活の新体操にも影響が出るほどだった。 （彼と別れてからだわ・・・・） 月に一度、生理前にセックスしていた彼氏と別れてから、急にその症状が表れ困っていた。 （アソコがセックスをしたがってる？考えられない！そんなにセックスには執着してないのに） だが現実にはそれが原因としか考えようがなかった。 僅か２分の区間、紗央里は目の前に立つオトコの指で犯され、異常な興奮と快感を感じていた。 オトコの指は紗央里の淫唇を擦り、すぐにクリトリスを捏ね淫壷の中を弄った。 （うぅぅぅ、ぁぁああああっ・・・・はあっ・・・・イクッ！） 停車駅が近づいた頃、紗央里は昇りつめていた。 紗央里を指で犯していたオトコは、自分の行為で昇りつめる紗央里に驚愕の表情を見せていた。 その表情を見た紗央里はさらに興奮した。 そして、駅に着きドアが開いた途端に、オトコは紗央里をホームに押し出し放さなかった。 ・・・・紗央里のセックス初体験も影響があるのかも知れない。 今から３年前、中学生の紗央里は学習塾に通っていた。 その時の講師が紗央里の初めてのオトコになった。 「98点、また１問だけ不正解だね。どうしてだろう？」 講師に質問された紗央里は、回答に窮した。 「いつもそうだが、注意深くしていれば全問正解。つまり、もう少し集中力を養えばいいということだよ。明日の試験、一番後ろの席に座るんだ。いいね？」 「はい。でも、どうして？」 「その時に、何があっても気を散らさないで解答するんだ。約束できるかな？」 「は、はい」 その講師は20代半ばで紗央里の好みのオトコだった。 翌日、試験に臨んだ紗央里は、講師との約束どおり、一番後ろの席に座っていた。 試験と言っても通常の模擬試験で、教室は階段状になっていて前から後ろの足元は見えなかった。 講師はそれを考え紗央里を一番後ろの席にしたのだ。 90分の試験が始まった。 紗央里は順調に解答していた。 （ぅあっ！な、何？） 突然のことだった。 紗央里の足元に突如として講師が現れたのだ。 「ダメ！気を散らさないで、約束だろ！」 紗央里以外、同じ列には誰も居なかったが、講師は小さな声だったがキツイ口調で紗央里に言った。 （そうだったわ！何があっても集中して・・・・） 紗央里は講師の存在を無視し解答を続けた。 講師は紗央里の素脚を擦り始めた。 ピクッと反応したが、紗央里は解答を続けていた。 講師の指は少し開いていた紗央里の太腿を這い、パンティに隠された紗央里の淫部に達した。 その瞬間、再びピクッと反応した紗央里だったが、講師との約束どおり、そのままジッとしていた。 紗央里の淫部は次第に濡れ始めた。 オナニーを覚えたのは10歳の時、まだ恥毛も生え揃わない頃だったが、偶然、股間に挟んだ蒲団の気持ち良さがきっかけとなり、その後は性知識を得てオナニーを繰り返すようになった。 講師の指の動きに性的な悦びを淫部に感じていたが、紗央里はとにかく１分でも早く解答しようと努めていた。 そんな紗央里のパンティの中に講師の指が入り、淫液で濡れた淫唇を割り、クリトリスを弄り始めた。 自慰とは違う淫悦を感じた紗央里だったが、それでも黙々と解答を続けた。 講師の指が淫壷の中に入り肉襞を擦った時、紗央里の頭の中に閃光が走った。 それは足の指から頭まで抜けるような快感だった。 （もう少しで全問解ける・・・・もう少し・・・・） 異常な状況で解答を終えた紗央里は、その後も続く講師の淫らな行為による快感に浸っていた。 講師も紗央里の状況を把握していたようで、クリトリスと淫壷の内壁を同時に愛撫していた。 （あぁぁぁぁ、あふっ・・・・いぃっ・・・・） 試験時間、残り15分の間、紗央里は講師の指による淫行を受け悦びを感じていた。 やがて試験終了時刻が近づき、講師は何事もなかったように一旦外に出て前のドアから現れ、皆の試験用紙を回収し始めた。 「後で僕の部屋まで来なさい」 小声で紗央里の耳元に囁かれた紗央里は、黙って講師に頷いた。 講師の部屋に入った紗央里はソファに座らされた。 「セックスの経験は？」 「いえ」 「じゃあ、今日みたいに触られたのは？」 「は、初めてです」 「そうなんだ・・・・その割には感じ方が凄いね。オナニーをしてるんだね？」 「ぁ、はぃ・・・・」 紗央里は頬を少し染め俯いていた。 「いい集中力だったね。あれだけ感じながら全問正解するなんて」 「本当ですか！？」 「あぁ、満点だったよ」 講師は紗央里の解答用紙を示していた。 「君にはセックスがプラスになるようだね」 講師は紗央里の横に座り肩を抱いて股間に手を入れた。 「あふっ・・・・先生・・・・」 「イヤかい？」 「ぃ、ぃぇ・・・・」 講師に再び淫部を弄られ、紗央里は淫らな悦びを感じ始めていた。 「君は身体の成長もいいから、ここも早く感じたがってる」 講師は勝手な理屈をつけ紗央里の淫部を弄っていた。 この時の紗央里の身長は160cm、３サイズは85・61・86で、確かに早熟な身体をしていた。 「まだまだ成長して、君は魅力的な身体になるよ。その為にもちゃんとしたセックスを覚えるんだ」 講師は紗央里の衣服を脱がし始めた。 紗央里は無言で講師の為すがままになっていた。 「やっぱりいい身体になるよ」 講師は若々しく張った紗央里の肌を擦り、ツンと上向きに膨らんだ乳房を揉み、乳首を舐め始めた。 「あぁぁぁ、あっ、あっ・・・・」 紗央里は目を閉じ快感に神経を集中した。 講師は紗央里をソファに仰向けにし、愛撫を乳房から淫部に移し、紗央里の淫部を舐め始めた。 「あぁ〜あぁ〜あぁ〜あぁ〜」 初めてオトコに淫部を舐められた紗央里は、その気持ち良さに夢中になっていた。 充分に淫壷を愛撫された紗央里は、講師の肉棒の挿入を受け入れたのだ。 「ぅわっ！・・・・・・・・ぅぅ、あっ、はぁぁ、はぁぁ・・・・」 思ったほどの痛みは無く、時間が経つにつれ紗央里は初めての淫交で快感を感じ始め、講師の肉棒を不規則に締め付けていた。 「いいオマ●コだ・・・・凄いよ、紗央里君・・・・初めてとは思えないよ」 講師はまもなく紗央里の淫壷に精液を放出した。 「射精したけど、大丈夫だったの？」 「はぁ、はぁ・・・・えぇ、生理は２〜３日後なので・・・・」 紗央里の淫壷は講師の肉棒をいつまでも締め付けていた。 その後、定期的にふたりの淫交は続き、紗央里が高校受験をするまで多様な関係を重ねていった。 それと共に、紗央里の身体も成長し、165cm、87・59・86とオンナの身体になっていった。 無論、オルガも覚え、フェラも講師を悦ばせた。 だが不思議と紗央里にはセックスへの執着心は無かった。 高校に入ってその肢体で新体操から誘われ、勉強と部活で高校生活を満喫していた。 高校２年なり、大学の学園祭で知り合ったオトコと久し振りの淫交をしたが、２ヶ月ほどで紗央里のほうから関係を断った。 （自分ばかり満足してオンナを悦ばせることを知らない！そんなオトコなんて価値が無いわ！） そして３ヶ月が過ぎての今日だった・・・・。 オトコに押し出された紗央里は逃げることをせず、ジッとしていた。 「いいオンナなのに、オマ●コは淫らなんだな」 オトコの言葉に紗央里は無言のままだった。 オトコは紗央里の腕を掴み連絡通路を進んでいった。 この連絡通路は距離が長く、利用者は少なかった。 まもなく化粧室があり、オトコは紗央里をそこに連れ込んだ。 「ここはほどんど使用されてないんだ。だから安心して感じればいい」 オトコは個室の中で紗央里の乳房を露わにし、力強く揉み舐め回した。 （コレって犯されてるのよね・・・・でも何か危機感が無いわ！） 紗央里はオトコの好きなようにさせた。 オトコは紗央里のパンティを脱がせ、スカートを捲り上げて淫部を露わにした。 「よく感じるオマ●コ・・・・弄られて１分でイクなんて、しかも見知らぬオトコに犯されてだ」 オトコは紗央里の身体を反転させ、柔肉を引き寄せて肉棒を挿入した。 「オマエを感じさせる為に犯すわけじゃないんだ。だから好き勝手にさせてもらうぜ！」 オトコは自分の淫欲を満たす為に激しく腰を繰り出した。 過敏になっていた紗央里の淫壷はすぐに反応し、オトコが腰を繰り出すとすぐに昇りつめた。 声には出さなかったが淫壷の収縮でオトコにも分かった。 「本当に好きなんだな！もうイッたのか」 オトコにそう言われても気にも留めず、紗央里は次々と押し寄せる快感を存分に味わっていた。 （そんなに好きじゃなかったのに・・・・生理前だけは・・・・変になっちゃう！） 紗央里は何度と無く昇りつめた。 「どっちが犯してるのか分からないよ。ほら、そこに座れよ！その上の口の中に出してやる！」 オトコは紗央里を便座の蓋の上に座らせ、射精しようと紗央里の口唇に肉棒を押し付けた。 紗央里はその肉棒を咥えるのを躊躇した。 何故だか分からなかった。 淫壷に挿入されるのは抵抗が無かったのに、否、むしろ挿入して欲しかったのだが、目の前に肉棒を突き出されたら急に拒絶したのだ。 「ほら、早く咥えてしゃぶれよ！散々、オマ●コで悦んだくせに、上の口はイヤなのか！？」 オトコは次第に荒々しくなり、紗央里の頭を抑え無理矢理に肉棒を口に押し込んだ。 しゃぶり始めない紗央里を無視し、オトコは紗央里の喉まで突くように肉棒を繰り出した。 まもなく射精を済ませたオトコは、ズボンのポケットから紐を取り出し、紗央里の両手首を縛って個室の中に括り付けた。 「素直にしてたらこうはしなかったが、表に『強姦自由、誰でもＯＫ』と書いてやる。たまに通るオトコたちの目に留まれば面白いぜ」 オトコは本当に通路の壁にスプレーで書いて去った。 オトコが去った後、３人のオトコが半信半疑な顔で現れ、縛られた紗央里を見て急に興奮して次々に犯していった。 ４人目のオトコは精液まみれの紗央里を見て、慌てて救急車を呼んだ・・・・。 大きく報道されないで済んだ紗央里だったが、検査を終え事情聴取を終えた頃から精神的に不安定になり、学校も休みがちになっていた。 神野が紗央里を訪ねたのは、そんな頃だった。 この日も学校を休んでいた紗央里は、神野の訪問を受け家の中に通した。 「学校を休んでいると聞いて・・・・どうなのかな？」 「え、はい・・・・」 紗央里の応えるトーンは低かった。 紗央里は以前はよく駐在所の神野に挨拶をし、神野もそんな紗央里に高校生らしい好感を持っていた。 「いつもの明るい君らしくないなぁ」 「う〜ん・・・・自分でも、良く分からなくて」 「何が分からないのかな？」 「自分のこと・・・・」 何かを話したいようで話せないでいる紗央里に、神野は話しやすいように場所を変えた。 外の視線の気になるリビングから、柔らかな陽射しを感じさせる障子で隔離された和室に移り、畳に座って神野が話しを切り出した。 「君の年齢だと、やはりショックが大きいよね？」 「ふぅぅ、ショックはショックなんだけど・・・・わたし地下鉄の電車の中で悪戯された時は感じて・・・・トイレで犯された時も感じたの。だけどオチ●チ●を突き出された時は舐めれなくて」 「そりゃそうだろ」 「ううん、付き合っていた人のモノは平気で舐めてた。あの時も、何でもないと思ってたの。だけど・・・・どうしてか、急に拒否反応を起こして・・・・」 「じゃあ、その後、続けて犯されたのは？」 「もう、何も感じなった・・・・ふぅ〜〜やっと自分の気持ちを話せた。神野さんだからかな？」 紗央里の表情が少しだけ和んだ。 （そうか、そうだったのか・・・・） 神野は紗央里のセックス経験に原因があると思った。 「セックス、好きだったんだ？」 「エッ、うぅん、そんなことは・・・・あの時は生理の前でアソコが敏感になってて・・・・あっ！こんなこと、オトコの神野さんに話すなんて」 紗央里は恥ずかしそうに慌てて口を噤んだ。 「もう話しちゃったんだからいいじゃないか。話したほうが気が楽になって何かが見えるかも知れないよ」 「そう・・・・そうだよね。高校になって２ヶ月しかオトコの人とは付き合ってないの。あの日は、その人と別れて３ヶ月ぐらい経ってて、そう、あの人と別れてから、生理前に変になって・・・・」 「じゃあ、その人とのセックスが良かったんじゃないの？だから別れてセックスしなくなって満たされなくて」 「うぅん！それは違うと思う。だって、その人のセックス、何も良くなくて・・・・中学生の時の先生とのセックスは凄く良かったのに・・・・」 神野は紗央里に中学生の時の処女喪失から淫交の日々を聞いた。 「分かった！」 「ホント？」 「僕なら君の今の状況を治してあげられると思うよ」 「エェ〜ッ！神野さんが？どうして？」 「高校に入ってから長い間セックスしていなかったこと。久し振りに経験したオトコが満たしてくれなかったこと。だけど、君のアソコは悦びを思い出していた。それが満たされないままで、生理前になって疼いたんだ。痴漢に遭い、犯され、アソコは満たされた。だけど・・・・」 「だけど・・・・？」 「この先は僕に任せてくれないかな？」 「任すって？」 紗央里は神野の話しに頷きながら自分の気持ちを確認していた。 神野は戸惑いながらも期待に満ちた表情の紗央里を見て、優しい表情で話しを続けた。 「今日のアソコはどうなの？」 「エッ！神野さん、鋭いわ〜女性経験が豊富なんだ。そう、神野さんの思っている通り、生理前の敏感な日よ」 「自分で慰めるかい？それとも僕に任せてみる？僕に任せてくれれば、満たすだけじゃなく全部解決するよ」 「凄い自信だ。もう話し始めた時から決めてたのかも・・・・わたし、神野さんに全て任せようと・・・・」 神野は優しく紗央里の身体を抱き寄せた。 神野は紗央里の小さな顎を指で持ち上げ優しく口づけをし、新体操でさらに磨きを掛けられた紗央里の肢体を露わにした。 86・57・85の肢体はしなやかに輝いていた。 「この年齢でこの身体、素晴らしいじゃないか」 「神野さんも背は高いし筋肉質で・・・・逞しい」 紗央里の視線が裸になった神野の股間にいった。 「約束してくれないか？」 「何を？」 「君は本当はセックスが大好きだってことを、先ずは自分自身に納得させること。セックスが好きなことは別に悪いことじゃない。自分でコントロールできるかどうかだけなんだよ」 「そう・・・・そうだったんだゎ・・・・わたし、本当は・・・・」 「納得できたら、思い切り楽しめばいい！今日だけで足りなければ明日も明後日も付き合うよ」 「イイのかな〜？そんなことを言って」 「あぁ、君は頭の良い娘だから、これからが大事、一日でも早く前向きに生きて欲しいんだ。そのためなら、僕は何でも君の力になるさ！」 「神野さん・・・・」 紗央里は自分から神野を求めていった・・・・。 紗央里が以前にも増して輝きを取り戻したことは言うまでもなかった・・・・。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2010.9.18掲載 |
| [最新・コラボ小説]／[完結小説（長編）］／［完結小説（中編）］／[完結小説（短編）]／［休載？小説］／［体験告白］／［ＭＡＩＮ］ |