| 17． 唯との淫交は楽しめるものだったが、空き巣の犯人の手がかりは全く無かった。 （ただ言えることは、犯人は周囲の状況も、僕らの巡回も把握して犯行に及んでいるということだ） 神野は犯人を誘い込む罠を仕掛けようと思った。 「奥さん、協力してもらえませんか？」 神野は今までの犯行を分析し、ターゲットとした家に訪問し頼んでいた。 頼んだ相手は中島 清美、33歳、結婚して７年経つが、まだ子どもには恵まれてなかった。 夫は38歳の大手電機メーカーに勤務していたが、世界的な不況の中、中堅社員の夫は国内外に忙しく、ほとんど家に居なかった。 「奥さんがひとりだけのような家、犯人が見過ごすわけがない！お願いします、協力を」 「えぇ、でも怖いわ」 「大丈夫です！犯人が強行手段に出ても、奥さんには指１本も触れさせません！必ず、僕が守りますので」 「神野さんなら、本当に守ってもらえそうだわ」 「それじゃ、ＯＫですね！？」 清美は神野に協力を約した。 神野は計画を実行に移した。 清美の家の周囲を巡回し、最後に清美の家を訪問した。 清美はそれからまもなく買い物に出かけた。 実際にはふたりとも勝手口から戻り、キッチンの中で息を潜めて犯人が来るのを待った。 だが、１度目は不発だった。 「来ませんでしたね」 「えぇ、用心深い犯人のようなので・・・・」 ２度目もふたりしてキッチンで犯人を待った。 「今回も来ないようですね」 清美は屈めていた身体を起こして立ち上がろうとした。 「ダメです！どこで犯人が見てるか分かりません。今、立ち上がったら、知られるかも」 「あっ、そうですよね。スミマセン」 清美は神野の前に再び屈んだ。 「アッ！」 バランスを崩した清美は、神野に背中から身体を預ける形になった。 「大丈夫ですか？」 神野は清美の身体を後ろから抱くように支えた。 「だ、大丈夫、じゃないみたい」 「エッ？」 「神野さんの手、わたしの・・・・」 「アッ、スミマセン！」 神野は清美の乳房を掴んでいた手を放した。 「いえ、わたしが悪いから気にしないで」 「でも驚いたなぁ〜奥さん、見た目より肉感的なんですね」 「エッ、神野さん、いいんですか？警察官なのにそういうことを言って」 「警察官だってオトコですよ。感じるものは無理に抑え込めないですよ」 神野は清美の肩を支える手を擦るように動かした。 清美は確かに外観は肉感的と言うより、知的な感じがするオンナだった。 身長は158cm、３サイズは83・58・84だったが、無駄な贅肉の無い肢体は33歳になっても崩れず、衣服を着けた肢体は細身に見えた。 神野の手が清美の肩から腕に移り、明らかに清美の身体を確かめるような動きをしていた。 だが清美はそれを拒絶しようとはしなかった。 「肩や腕は細くしなやかな感じなのに、乳房は弾力豊かに膨らみ、その形の良さが想像できます」 清美は神野の言葉に答えずジッとしていた。 （今日はもう犯人は現れない！このまま奥さんの身体を堪能するのも悪くない） 神野は手を清美の括れた腰からお尻に移し、そのラインを味わうように擦っていた。 さらにもう一方の手で再び乳房を優しく揉み始めた。 「奥さんの身体、無駄な肉が無く、いいラインしてますね」 「神野さん、経験豊富そうね。服の上からでも分かるのね？」 「実物に触れるほうがいいに決まってますが・・・・」 「わたし・・・・主人以外のオトコの人とは・・・・」 「スミマセン！勝手に触ってしまい・・・・うっ！奥さん」 謝る神野の肉棒が清美の手でズボンの上から握られた。 「ホント！実際に触らないと実感できないけど、神野さん、わたしに反応して堅くなってるのね？」 「偶然とは言え、奥さんの乳房を掴んでしまい・・・・その感触がブラジャーの上からでも魅惑的に伝わり、僕のモノが反応するのは当然のこと。反応しないほうが失礼だと思いますよ」 神野の手が清美の股間に這い、デニムの上から淫部を強めに擦り始めた。 それに呼応するように清美の手も動き始め、掴んだ肉棒を扱くように上下に擦り始めた。 神野は清美の上半身をブラジャーだけにし、下半身はジーンズを脱がしパンティだけにした。 「奥さん、想像以上に肉感的です。乳房もお尻もメリハリがあって肌も艶やかだ」 「はぁ、はぁ、わたし、こんなこと、初めてで・・・・」 「僕は奥さんが欲しいと思ってますが、奥さんは？」 「わたし・・・・あぁぁ、こんな気持ち・・・・初めて・・・・」 清美は自分の淫欲に驚いていた。 日頃は知的で清楚なイメージの強い清美と、今、神野によって乱れている清美とは別人のようだった。 実際、神野も偶発的なことがなければ誘う気もなかった。 （こんな奥さん、想像も出来なかった・・・・） 結婚して３年間ほどは清美の夫も毎晩のように清美を求め、清美もそんな夫に応え淫交を楽しんだ。 だが、なかなか子どもが出来ないことと、不況が重なってからは、ほとんど交わることは無かった。 （欲求不満が溜まってたということ？浮気なんて考えたこともなかったのに・・・・この異常なシチュエーションがわたしを淫らにしてる？） 清美は下着だけの身体を背後から神野に包まれていた。 「わたしだけ裸なんて・・・・それに誰かが来たら？」 「今日はもう犯人も来ませんよ。奥さんの３サイズが何cmか知りませんが、実際は数字以上のプロポーションを感じさせますね」 神野は外から見えないように裸になり、それが清美にも伝わるように清美の背後に密着した。 「あぁぁ、神野さんの温かさが伝わってくる・・・・」 「外から見られると困るから、このままここで」 神野は清美のブラジャーを外した。 「やっぱり・・・・トップとアンダーの差が大きいみたいですね。このボリューム感、弾力性、若々しくて堪りませんね」 清美の乳房を擦り、揉み、乳首を擦りながら、神野は清美の首筋から耳などに舌を這わせていた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・あふぅ、あっ、あっ・・・・」 もう清美の頭の中には今しか無かった。 不倫、背徳、夫・・・・全てが消え失せていた。 神野の手が清美の股間に押し当てられ、既に淫液で潤っている淫唇をパンティの上から擦り始めた。 「あぁああああっ・・・・あ、はぁぁ、はぁぁ・・・・」 清美の両脚が自然に開かれた。 （やっぱり人妻は艶が違う！若い娘には絶対に出せない淫らな艶が堪らない！） 神野は清美のパンティも脱がせ、胡坐を組んで座った自分の股間の上に乗せた。 神野は清美の乳房を揉み淫唇の中に指を入れ、クリトリスを擦り始めた。 清美は淫悦に悶えながらお尻の下に感じる神野の肉棒を弄り、そうすることでさらに快感が高まっていった。 そんな清美の淫壷に指を入れた神野は、一気に責め立て清美を絶頂に導いた。 「あぁぁあああああっ・・・・あっ、イッくぅぅぅ〜〜〜」 清美は神野の昂った肉棒を握ったまま、淫壷を小刻みに収縮させ昇りつめていった。 神野は清美の身体を向き合うように入れ替え、淫悦に震える淫壷に肉棒を挿入していった。 「あぁぁああああ〜〜〜あぁふっ・・・・ああっ、あっ、あっ、ぅはぁぁぁ、いぃ〜はぁぁ、凄く、いぃ〜〜っ・・・・」 清美は身体を後ろに仰け反らせ身悶えた。 神野は清美の引き締まった腰を両手で掴み、仰け反る清美の淫壷を肉棒で突き上げた。 「ああぁぁぁ〜〜〜イク、イク、あっ、イクぅぅぅ〜〜〜」 清美は細い肢体を捩りながら昇りつめた。 絶頂感が収まり始めると、神野の両肩を掴んで自ら身体を上下させ、淫らな悦びに淫声をあげて悶えた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・ゴメンなさい、わたしばかり・・・・今日は危ない日なので、わたしの口で良ければ・・・・」 清美は淫欲を満たし、神野の肉棒をしゃぶり始めた。 「出してもいいんですか？」 「えぇ、出して、イッて！」 清美は神野の玉袋を軽く揉みながら肉茎を舐め上げ、亀頭を口に咥え舌で圧しながら扱いた。 「うっ、イクっ・・・・」 神野の肉棒から勢い良く精液が放出された。 清美はそれを一滴残らず呑み込み、亀頭を舐めカリの周囲を丁寧に舐め回した・・・・。 その日は、それで淫交を終えた。 成り行きだったが、清美には最高の刺激だった。 （そんな予定じゃなかったから、近所のことが気になって） 夫が不在だったので、もう少し淫悦を味わいたかった。 それが清美の本音だった。 １週間後、神野は再び清美の家を訪れ、空き巣の犯人を捕まえようと画策した。 １週間前と同様に勝手口から戻ったふたりは、息を殺して犯人が来るのを待っていた。 「また犯人が現れなかったら・・・・」 「その時は、先週にも増して淫らな時間を楽しみましょう」 「え、えぇ」 清美はドキドキしながら時間を過ごしていた。 「アッ！奥さん、ジッとしててください」 玄関のドアが開錠される音が聞こえた。 清美は犯人が侵入してきたと知り、緊張と怖さで身体を震わせていた。 オトコはリビングに入ってきて食器棚の引き出しから銀行の袋に入った現金を手にした。 「動くな！住居不法進入、窃盗の現行犯で逮捕する」 神野が飛び出してオトコを掴まえようとした。 オトコはナイフを取り出して抵抗するが、アッと言う間に神野に投げ飛ばされ手錠を掛けられた。 まもなく駆けつけたパトカーでオトコは連行され、神野と清美も別の車で署に向かった。 取調べの結果、一連の空き巣の犯人だった。 但し、唯を強姦したことは言わなかった。 供述などを終えた清美は、神野に送られて自宅に戻った。 「ふぅぅぅ、終わったんですよね？」 「えぇ、ご協力に感謝します」 「でも、思い出すだけで怖くなるわ」 「それじゃ、今晩は僕が一緒に居ましょうか？」 「本当ですか！？」 「まさか震える女性をひとりにしてはおけませんよ」 清美は逮捕劇の興奮が鎮まらなかったが、神野が一緒に居ると言ってくれたので、その興奮は性的なものに変わっていった。 清美の夫は出張先から戻れず、心細い気持ちになっていた清美は、一時も早く逞しい神野の胸に抱かれたいと思っていた。 「今晩はゆっくり過ごしましょう」 「えぇ、でも、ゆっくりできるかどうか？」 「エッ！？」 「うふっ、寝かせないかも？」 「いいですよ〜それじゃ、早速・・・・」 ふたりはお互いの淫部を舐め合い、淫らに交わり始めた。 一旦、火の点いた清美の淫欲は業火のごとく燃え盛り、神野を焼き尽くすように淫らに求めた。 （こういう悦びもオンナにはあったのね・・・・） 子どもに恵まれない清美は、セックスを楽しむことに専念しようと思った・・・・。 |
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| 2010.9.27掲載 |
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