| 19． 有村 千恵子の場合・・・・。 進学率の高い高校に入学した千恵子は、１年と言えども志望大学を意識した毎日だった。 （16歳になってオトコも知らないなんて・・・・） 近所の同学年の女の子たちがオトコと遊ぶのを見て、千恵子は中学生の頃から欲求が溜まっていた。 学校が終わると塾に直行する毎日、両親の目もあり、千恵子が自由になれるのは、寝る時のベッドの中だけだった。 「ハッ、ハッ、ハッ・・・・ぁぁぁ、ふぅぅぅ・・・・」 中学１年の時に覚えたオナニーは次第にエスカレートし、今では毎晩慰めないと眠れない状態だった。 そんなある日のこと、 「今日は運転手の小林さんがお休みなの」 「いいわ！****駅からすぐだから、今日は電車に乗って行く」 千恵子は運転手の急病で初めて電車通学することになった。 「うわぁ〜朝って電車混むんだぁ・・・・」 初めて経験する通学通勤ラッシュに、千恵子は流されるように電車に乗った。 （10分ぐらいの我慢だわ！） 人の波に圧されて電車に乗った千恵子は、僅かな時間だからと思っていた。 （うっ！な、何？はぁ、ぅあっ・・・・） 前後左右、身動きできない状態の中、千恵子は自分の身に何が起きたのか、すぐに判断できなかった。 「そんなにスカートの丈を短くしてれば、触って欲しいと言ってるようなものだ・・・・」 千恵子の背中に密着したオトコが耳元で囁いた。 （ち、痴漢！） 生まれて初めて自分以外の手を感じた。 その痴漢の手は千恵子の小さなパンティの上から豊かに肉付いたお尻を擦り、千恵子が驚き反応する間もなく、その手の指は千恵子のお尻の柔肉の谷間を這い、誰にも触らせたことの無い淫唇を捉えていた。 （どうしよう！？・・・・うああっ、ソコは・・・・） 初めての経験に千恵子は驚き戸惑ったが、身動きすることも声を出すことも出来なかった。 「オマエ、エッチなオンナだな。触った途端にオマ●コがヌルヌルじゃないか！」 痴漢のオトコの卑猥に満ちた囁きだった。 （ウソ！？・・・・うっ、ホント、濡れてる・・・・） 抑圧されていた淫欲が大きかった為か？千恵子の淫唇からは淫らな液が溢れるように出て、痴漢の指の動きを容易にした。 淫唇の中を弄り回していた痴漢の指が、クリトリスから淫壷、菊蕾へと這い回った。 （うはっ・・・・あっ、ダメッ、いっ、イィっ・・・・） 毎晩のオナニーの快感とは比べようも無いほどの淫悦だった。 （凄っ！あぁぁ、これが本当の快感・・・・） そう感じていた千恵子の身体を、さらに大きな快感が全身を貫くように走った。 （うあっ！・・・・・・・・） 痴漢の指が淫壷の肉襞を圧し擦ったのだ。 その指の動きがどうなのか千恵子には分からなかったが、全身に走った快感は強くなるばかりだった。 千恵子の淫壷が小刻みに震えた時、電車のドアが開き人波でホームに押し出された。 （はぁ、はぁ、はぁ・・・・何だったの！？誰？・・・・もう少し、感じていたかった） ホームの柱を掴み淫悦の余韻を感じていた。 痴漢に遭った被害者意識は無く、初めて味わう他人の手による快感を悦んでいたのだ。 翌日も千恵子は同じ時刻に同じ車両に乗った。 （今日も昨日の痴漢、居るのかしら？） 昨夜、初めて遭った痴漢の淫猥な行為を思い出し、眠れない夜を過ごした千恵子は、昨日味わった痴漢による快感を期待していた。 千恵子の期待通り、否、それ以上だった。 「今日も感じたくて仕方がないんだろ！」 痴漢の指は昨日以上の快感を千恵子に与え、痴漢の熱く昂った肉棒を直接自分の手で感じた。 「自分ばかり感じてないでオレのモノも感じさせろよ！」 そう呟いて痴漢は千恵子の手を掴み、自分の肉棒を握らせたのだ。 千恵子はどうしていいのか分からず、耳知識を頼りに握った痴漢の肉棒を懸命に扱いていた。 その翌日、運転手の病気は治っていたのだが、千恵子はあえて満員電車に乗ったのだ。 だが、この日は、電車の中だけで終わらなかった。 淫らな快感を感じてホームに押し出された千恵子に、痴漢のオトコがそのまま張り付いたように離れなかった。 「そのまま歩いてホーム奥のトイレに入るんだ。今は使用していないトイレだから、ほら、振り向かずに歩いて行くんだ！」 千恵子は痴漢の言うとおりに歩みを進めた。 痴漢のオトコの言うとおりにすれば、自分がどうなるのか冷静に考えなくても分かるはずだったが、この時の千恵子は快感の余韻もあり、何も考えずにオトコの言うとおりに動いていたのだ。 周囲に無数の乗客が居たのだが、朝のラッシュ時、誰一人として意に留める人間は居なかった。 トイレの個室に入った千恵子を壁に押し付け、オトコは千恵子のスカートを捲りパンティを引き下ろし、素肌のお尻を両手で擦り舐め始めたのだ。 「あぁ〜っ、ああっ、ああっ、あふぅっ・・・・」 千恵子は電車内の淫猥な行為の続きが継続している気持ちで、痴漢がどのようなオトコなのか？などという疑問は抱かず、ひたすら淫らな快感を感じていたかったのだ。 オトコは事を急いだ。 使用されていないとは言え、駅員がいつ来るか分からない。 そうならないうちに早く千恵子を犯して、自分の淫欲を果たしたいと思っていた。 千恵子の淫壷が充分に潤っていることを確認したオトコは、千恵子のお尻を引き寄せ昂り切った肉棒を挿入し始めた。 「うぅっ、キツイなぁ。そんなに強く締め付けたら入れられないぞ」 処女であることを知らないオトコは、淫壷の入口で肉棒がなかなか入らず、千恵子に力まないように言った。 千恵子はオトコの言ってる意味が分からなかったが、大きく深呼吸をし身体から力を抜こうとした。 「ぅわっ・・・・あぁぁぁぁ・・・・」 その直後、千恵子の淫壷に熱い肉の塊が圧し入って来た。 「凄い締まりだ。エッチなだけあって、いいオマ●コだ」 オトコは肉棒の根元をキツク締め付ける千恵子の淫壷に、ゆっくりと腰を繰り出し始め、次第に激しく動かし出した。 「あぁ〜あぁ〜あぁ〜あぁ〜」 千恵子は指で弄られるのと異質の快感を感じ、それが次第に大きな波のように押し寄せてくるのを感じた。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁああああっ・・・・あっ、あっ・・・・い、い、イッ・・・・・・・・」 千恵子の肢体がピンと硬直した。 「コッチも・・・・もう限界だ！」 千恵子の淫壷が激しく収縮するのに併せ、オトコは肉棒を膨張させドクドクと精液を放出した。 「ふぅぅぅ、いぃオマ●コだ！また姦ってやるから楽しみにしてろよ」 オトコは自分の淫欲を果たすと、サッサと身支度を整えトイレから出て行った。 （あぁぁぁぁ・・・・凄い・・・・足の指先まで痺れて、動けない） 千恵子は処女喪失の初体験でオンナの悦びを感じ、オトコが去った後も暫くの間動けずにいた。 白く長い太腿の内側には、オトコが放出した精液が滴り落ちていた・・・・。 破瓜の血も痛みも無く、それどころか大いなる快感を感じた。 長い間繰り返されたオナニーの為か？ 千恵子は肉棒の挿入による淫交の快感を知ったのだ。 （これが・・・・セックスの快感・・・・） その時、学校では千恵子が登校してこないので自宅に連絡をし、千恵子の行方を捜していた。 やっと動くことが出来た千恵子は、学校には行かず、そのまま自宅に戻った。 「どうしたの？」 「途中で気分が悪くなって・・・・」 心配して様子を尋ねる母親に簡単な言い訳をし、そのまま自分の部屋に入ってしまった。 （明日・・・・明日も、あの痴漢さんとセックスしたい・・・・） そう思った千恵子だったが、翌日の朝は、母親が心配して車での登校になった。 大きな悦びを知った千恵子のセックス願望は強く、学校の友だちにセックスフレンドの紹介を頼んだ。 だが、その友だちが千恵子の母親から相談を受けていたことで、千恵子が痴漢、強姦の被害に遭った事実が知れたのだ。 それからまもなく痴漢被害が相次ぎ、駐在の神野もその事実を知ることになったのだ。 |
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| 2010.10.2掲載 |
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