| 25． 盗撮犯の自宅から押収された写真や動画は、驚くほど多量なものだった。 その内容は亜矢子の学校で発覚したものより遥かに淫猥で凄絶なものだった。 （美貴さんの学校の生徒たちは盗撮犯の淫欲の園だ！） 逮捕されたオトコの他にも何人かが入り込んでいるようで、メールの送受信にその記述が残っていた。 （これは貴重な手掛かりだが、被害者が多いということだ） 神野は被害者たちにどう対応すればいいのか悩んだ。 押収された写真と動画の中には、テレビで大会中継された選手で神野も名前を知っている娘もいた。 （この娘は外国人選手と並んでも見劣りしない肢体だ） 中山 エミリ、19歳、美貴の学校にもよく来ていた女子大生で、日本代表の強化選手だった。 ４分の１ハーフの容姿は人目を惹き、レオタード姿は誰が見ても魅力的に感じるものだった。 167cm、85・56・84、股下84cmの肢体は、新体操で鍛えられて引き締まり、顔はハッキリしていた。、 柔軟な身体はオンナとしても魅力に溢れ、神野は盗撮犯が狙った気持ちが分かる気がした。 裸体や淫部がマスコミに流れることを怖れたエミリは、盗撮犯の言うことをきくしかなかったようだった。 着替えやシャワールームの写真や動画の他、淫猥な行為を強いられた経緯が分かる動画が次々と出ていた。 淫交を強要されてからはマンションに篭り、練習にも姿を見せなくなっていた。 （もう大丈夫だから復帰して欲しいけど・・・・犯人を逮捕したからと言っても信じないみたいで・・・・） 美貴から様子を聞いた神野は、とにかく訪ねてみようと思い行動に移った。 「君が安心できるように写真と動画を全て持って来た」 エミリを訪ねた神野はそう言って紙袋を渡した。 「エッ！本当ですか？」 紙袋を受け取ったエミリはすぐに中を覗き込んでいた。 証拠品なので持ち出しは出来ないので、事情を話して複製品を持ってきたのだ。 （確かにいいオンナだな・・・・しかし、犯人のオトコの精力の強さは異常だな！いくらいいオンナが相手でも、香澄美や他のオンナも含め、１日に何回、姦っていたんだ？） 神野の前に現れたエミリは少し疲弊して見えたが、確かにいいオンナと言うしかなかった。 （このいいオンナがあの淫態か・・・・） 神野は犯人が撮ったエミリとの淫交の動画を思い出していた。 それは音声も含まれた淫猥な代物だった・・・・。 ・・・・犯人が逮捕される10日ほど前、 「すっかり味を覚えたな・・・・」 エミリの四つん這いになって大きく開いた淫部を見ながら、オトコは昂った肉棒を自分で扱いていた。 細く長い太腿が大きく開き、引き締まったお尻が突き出されていた。 淫唇からは淫らな液が滴り、お尻の穴は明らかにアナルセックスを繰り返しているのがひと目で分かった。 「は、早くイレテ・・・・ダメッ、自分で扱かないで、早く！」 エミリは淫壷で絶頂を味わった後、引き続きアナルセックスをオトコに求めていた。 「いいオンナがそうやって尻を突き出し求める。その淫らな姿が一番興奮する！」 オトコは淫らな液で濡れて光る亀頭を、エミリのお尻の淫穴に深く挿入していった。 「いっ・・・・いいぃぃぃ〜〜〜〜っ・・・・あ、ふぅぅっ、あ、イクッ・・・・イッくぅぅぅ〜〜〜〜〜」 エミリのその美しく整った顔は淫らな悦びに歪み、新体操で創られたしなやかな肢体は、アナルセックスで絶頂を感じ淫らに悶え震えていた・・・・。 「コレ・・・・コレが・・・・」 写真や動画のDVDを持つエミリの手が震え、大きな瞳からは止めようもないほど涙が溢れていた。 「そこで燃やせばいい・・・・」 神野はオイルとライターをキッチンのシンクに放った。 エミリは暫くジッとしていたが、やがて堰を切ったようにシンクの中に写真やDVDを投げ入れ、オイルを掛けて火を点けた。 どのくらいの時間が経ったのか・・・・、エミリはキッチンの床に蹲ったまま動かなかった。 否、動けなかったのだ。 「もう、もう全て終わったんだ」 神野は蹲ったエミリの肩を抱いた。 「うぅぅぅ、ぅわぁああああ〜〜〜〜」 エミリは号泣した。 神野の厚い胸板を何度も叩き、大声を上げて泣いた。 ・・・・涙が枯れるほど泣き叫んだエミリがやっと静かになった。 「ゴメン・・・・」 「もういいのか？」 神野はエミリの身体を抱き起こし、キッチンから連れ出しベッドまで運んだ。 ワンルームマンションのエミリの部屋は整頓され、几帳面なエミリの真の姿を感じさせた。 「わたし・・・・」 「まだ19歳、これからが君の本当の人生が始まるんだ」 「でも、でも、わたし・・・・」 「やり直せるから人生なんだよ」 神野はベッドの端に座ったエミリの顔を正視し、優しく微笑んだ。 「神野さん・・・・見たんでしょ！？わたしの淫らな姿・・・・」 「エッ、あぁ、だけどあれは犯人が」 「うぅん、分かってるんでしょ？確かに最初は脅迫されて仕方なく応じていたけど、どうせ犯され続けるのなら感じなきゃ損だと思って・・・・この先、あのオトコが居なくなって、わたし大丈夫かどうか？」 「大丈夫に決まってるじゃないか！たかがセックス、君ほどの美人が何を心配してるんだ」 神野は不安そうな表情のエミリを力強く励ました。 「そう、普通のセックスなら今までだって・・・・でも・・・・最初は痛くて恥ずかしくて死にたくなったわ」 「アナルセックス・・・・」 「ふぅぅ、そう、人には言えないような恥ずかしいことを・・・・恥辱的で考えられないような行為を・・・・でも、それが普通のセックスより深く大きな快感に変わり、今ではそっちの方が遥かに欲しくて・・・・」 神野はエミリのアナル開発の映像も観て知っていた。 「経緯は知らないが、君がアナルセックスに快感を感じてるのは知っている」 神野はエミリの気持ちを考え、あえてウソを言った。 「だが、それを恥じることはないと思うよ」 「エッ！だって、あんなの・・・・」 「イヤ、アナルセックスの愛好家は多いんだ。君が思っているより遥かに多くの人が好んでやってる」 「そうなの？じゃぁ、神野さんも？」 「そうだよ。僕も経験者だし、嫌いじゃない。だけど、普通のセックスだって奥が深いと思うけどね」 「わたしが知らないだけだと？」 「かも知れない・・・・君が今後、どうするかは、もっと知ってからでも遅くはない。女性は死ぬまでオンナだって言うよ。それまではアナルセックスを封印しててもいいんじゃない？」 神野はエミリが早く立ち直る為にも、新体操に打ち込ませたいと思っていた。 「君は新体操の期待の星なんだから」 「でも、もうダメかも・・・・ブランクが空き過ぎて」 「だから尚更、懸命に練習しないと・・・・美貴先生が、とことん付き合うと言ってたよ」 「そう・・・・だけど、急には・・・・」 エミリの端正な顔が再び曇った。 「あふっ・・・・」 エミリの口から小さな喘ぎ声が洩れた。 神野がエミリの身体を引き寄せたのだ。 「か、神野さん、何を？」 「僕も君のような才能のある素敵な女性を応援したいと思って」 「応援って・・・・わたしの恥ずかしい姿見たのに？」 「イヤ、素敵な裸は目に焼きついてるけど、恥ずかしい姿なんて覚えが無いなぁ」 「ェッ・・・・」 エミリは神野の厚い胸に顔を埋めた。 「わたし、もう一度、頑張ってみる・・・・」 大きく深呼吸をしたエミリの端麗な顔が明るくなった。 「良かった」 「本当にそう思ってくれるのなら、応援して」 「あぁ、いつでも応援してるよ」 「うぅん、今、ここで」 エミリは着ていた衣服を脱ぎ始めた。 「エ、エミリ・・・・」 「神野さんの言葉が本当なら、わたしに普通のセックスの本当の良さを教えて！それとも、犯されて悦びを感じ続けたわたしはイヤ？」 「イヤなんてことは・・・・分かったよ！じゃあ、先ず、全てを見せてもらおうかな？」 「ホント！？」 エミリは全裸になった身体を神野の前に晒した。 神野はエミリの裸体を隅々まで鑑賞した。 それだけでエミリは身体の芯が火照り淫液を溢れさせた。 さらにエミリの身体の全てに舌を這わせ、エミリは淫声を上げて昇りつめた。 （こんないいオンナのお尻の具合の良さを味わいたいが、それじゃ、自分の言った言葉に真実味が無くなる） 神野は好奇心を抑えエミリの淫壷だけに肉棒を挿入した。 「ああぁぁぁああああああああ〜〜〜〜〜〜〜いっ、いぃ〜〜〜っ！あ、はぁぁ、はぁぁ、あっ、イッくぅぅぅ〜〜〜〜〜」 エミリの淫声が一晩中、部屋に響いていた・・・・。 |
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| 2010.10.16掲載 |
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