| 46． 美しい肢体を捩じらせ悶える由唯を見て、片山は時間を掛けて本物のオンナにしようと思った。 「大丈夫かい？今日はこのぐらいにしよう」 「はっ、はっ、ェッ・・・・はぁぁ、はぁぁ・・・・」 由唯の興奮はしばらく冷めやらなかった。 「知識はあると思うけど、処女喪失は何もかもが初めての君には負担が大きい。時間を掛けてあげたいけど、いいかな？」 「ぇぇ・・・・」 由唯は片山の心遣いが嬉しかった。 「でも、どうだい？イライラの方は？」 「アッ！・・・・あ、はぃ。えぇ、結構、スッキリしてます」 由唯は自分でも驚くほど気分一新していた。 「わたしだけが・・・・ひとりで・・・・」 由唯は片山が衣服を着けたままで、自分ひとりが全裸で快感を感じていたことに気づいた。 「あぁ、いいんだよ。見るのも怖いだろ？」 「え、ぇぇ・・・・でも・・・・」 「君のように何拍子も揃った女性には初めて出会ったよ。当然、その身体、肌、反応の良さに僕のも反応して・・・・」 片山は昂りきった肉棒をズボンの股間を示して見せた。 「わぁ、痛そう・・・・」 「今までに見たこと無いよね？」 「えぇ」 「見る勇気あるかい？」 由唯は生唾を呑み込みキレイな瞳で頷いて応えた。 片山はズボンを脱ぎトランクスを脱いだ。 「ぅあっ・・・・・・・・す、凄ぃ・・・・」 由唯は初めて目にするオトコの昂りに絶句した。 「触ってみるかい？でも触れば、その後、どうなるか知ってるよね？それでも良ければ触って・・・・」 由唯は逡巡の色を見せていた。 （わたしのアソコやお尻、足の指まで舐めてくれた・・・・当然、わたしもその厚意に応えないと・・・・） 由唯は片山の股間に聳えるように昂り勃った肉棒に手を伸ばし、そっと指を絡めるように握った。 「熱い・・・・でも・・・・」 「どうすればオトコが気持ち良くなるかは知ってるよね？」 「ぇ、ぇぇ・・・・」 由唯の美形な顔に恥じらいが見えた。 「だったら、君の好きなようにすればいい。君がさっきまでそうだったように、僕も君の行為に神経を集中して感じてるから」 片山は由唯と入れ替わるようにベッドの上に仰向けになった。 （こんなに太くて大きなものがアソコに・・・・そう思っただけで息が詰まりそうだわ。凄く痛そう・・・・快感なんて何回も痛い思いを繰り返した後・・・・一度は快感を感じたいけど、その前に・・・・） 片山の肉棒は天井を指すというより、ヘソのまで届きそうなほど反り返り血管を浮かび上がらせていた。 由唯は片山の肉棒の大きさや太さ、堅さなどを確かめるように手指で触っていた。 （不思議な感じ・・・・） セックスに興味のなかった由唯だったが、自分の身体を片山に愛撫されて苛立ちが消え、勃起した肉棒を触るうちに抵抗感もなくなっていた。 さらに張った亀頭の括れを触ると片山の口から淫声が洩れ、妙な悦びを感じた。 （オトコの人も感じればエッチな声を出すのね・・・・） 由唯は肉茎を上下に扱き亀頭を舐め始めた。 （清楚なイメージでの不慣れなフェラは興奮するよ！このままその端麗な顔に射精するか？イヤイヤ、穢して今後に影響するのはマズイ！） だが次第に片山にも余裕がなくなっていた。 「うぅっ、で、出る！」 片山の昂った肉棒がさらに膨らみを増したように感じた瞬間、由唯は片山の精液を口の中で受けた。 「ゴホッ！・・・・うっ、ぐはっ！ゴホゴホ」 初めての射精を口に受け、由唯は喉の奥を詰まらせ激しく咳き込んだ。 「ふぅぅぅ、大丈夫？」 由唯は近くにあったティッシュを取って口を拭い、初めてオトコの淫欲の精液を見ていた。 「ご、ごめんなさい・・・・普通は呑み込むんですよね？」 「イヤ、無理しなくてもいいんだ。こうして気持ち良く射精できただけでも充分だよ」 由唯は射精後の少し萎えて小さくなった片山の肉棒を見ていた。 （オトコの人って面白いゎ・・・・大きくなったり小さくなったり、ハッキリしてる） オンナとは異なるオトコの変化に、由唯は今まで感じなかったセックスへの興味を抱いていた。 それからは片山が言ったように、焦らず少しずつ淫らな行為を繰り返すようになっていった。 由唯の部屋が離れだったことや、両親が不在がちだったことで妙な気遣いはなかった。 生理が終わって愛撫を受けた由唯は、生理前ほど淫らな悦びは感じなかった。 （あまりイライラしないから・・・・） それでも回を重ねることで抵抗感はなくなり、フェラも行為も大胆にはなっていた。 そして１ヵ月後、生理を１〜２日後に控えた時、片山が来るのを待ち切れないほどの苛立ちを感じていた。 （どうしたのかしら？やっぱりメンスの前だから？） 「あぁぁ、先生、は、早く、して」 離れのドアを開いて入って来た片山の顔を見るや否や、由唯は片山に愛撫を求めた。 「どうしたんだい？そんなに焦って、君らしくない」 片山は由唯とは対照的に落ち着いていた。 それというのも、最初は興味満々だった片山だったが、あまり夢中にならない由唯に淫欲も薄くなっていたのだ。 （美人で身体も素晴らしくても、淫らになれないと面白くなくなってしまう） そんな片山の手を引き、由唯は我慢できないといった様子でベッドに誘った。 日頃の落ち着いた清楚な由唯のイメージはなく、由唯は片山の肉棒を取り出しむしゃぶるように舐め始めた。 「ど、どうしたんだ！？」 慌てる片山の言葉に応えず、由唯は何度も肉茎の裏スジを舐め上げ、自ら衣服を脱ぎ裸になっていた。 最初は戸惑った片山も由唯の淫らな豹変が嬉しく、肉棒を舐められながら由唯の裸体を弄っていた。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・ねぇ、ねぇ、先生、は、早く・・・・由唯も舐めて」 由唯は堪え切れない様子で淫部を開き、片山の頭を押し付けるようにクンニを要求した。 「あっ、あっ、あぁぁあああっ・・・・はぁぁあ、もっと、あぁぁ、イヤ、もっと！」 由唯は片山の舌と指では満足できないかのように、片山にさらなる大きな快感を求めた。 片山は由唯の両脚を圧し上げ、クリトリスを舐めながら淫壷の中を指で圧し擦った。 「はぁぁあっ・・・・ダ、ダメッ、お願い、先生、あぁぁ、何とか・・・・ぅぅっ、何とかして・・・・」 この日の由唯の内奥から来る苛立ちは収束せず、感じれば感じるほど何かに渇くようだった。 「うっ、あああっ！・・・・」 片山は由唯の収まらない渇きに対応しようと、予定外の肉棒挿入を実行したのだ。 （す、凄い！・・・・何なんだ！この締め付けは・・・・処女だからと言うのじゃなく、これは・・・・うっ、あっ！） 由唯の処女を破った片山は、僅かな時間で射精感が込み上げ堪え切れなかった。 「イクッ・・・・」 片山にしては不覚だった。 「うっ、あっ・・・・」 射精してしまった片山の肉棒からさらに何かを搾り出すかのように由唯の淫壷が収縮していた。 「あっ、だ、大丈夫かい？」 自分の思いがけない快感に浸っていた片山は、ハッとして処女喪失した由唯を気遣った。 「はっ、はぁぁぁ・・・・あっ、はぃ・・・・息が詰まった感じだったけど・・・・」 「痛かっただろ？」 片山は肉棒を由唯の淫壷の中に挿れたまま、優しく由唯の髪を撫でた。 （不覚だ！自分の快感に・・・・） 片山の後悔を他所に由唯の応えは意外だった。 「エッ！？そう言えば・・・・凄く痛いって聞いていたけど・・・・確かに驚いて・・・・圧迫感・・・・息が詰まって・・・・だけど、その後、凄く、何か不思議な感じで」 由唯の応えは本人以上に片山を驚かせた。 「今も・・・・変な感じ・・・・」 由唯の神経が淫壷に集中した。 （うっ・・・・萎えた肉棒が・・・・） 片山の射精したばかりの肉棒が回復し始めていた。 （こんな経験、初めてだ！この娘は・・・・） 片山はそのまま半ば回復した肉棒を動かし始めた。 （まだ完全に太くなってないから痛みも薄いだろう） 由唯の細くとも肉感溢れる身体を抱き寄せ、淫部を密着させたまま腰を不規則に動かし始めた。 「うぅぅぅ、ぁ、はぁ〜〜っ・・・・はっ、はっ、はっ・・・・」 由唯は片山の背中に手を回し、片山の動きに呼応して呼吸を荒くしていた。 しばらくすると由唯の身体がビクッ、ビクッと震え、顎が上がり何か声を出そうとして出せない様子だった。 （ん？何か感じてるのか？ぅあっ！・・・・おっ、蠢いてる。何かが・・・・） 由唯の淫壷が微妙に変化し片山の肉棒を刺激していた。 「あっ、はぁ〜〜ぁ、あぁ〜ぁ、あぁ〜ぁ・・・・」 由唯がどういう状態なのか片山には判別できなかったが、少なくとも大きな痛みを感じているのではないことは確かだと思った。 片山の肉棒が堅く太くなるのに比例するように、由唯の反応も激しくなっていった。 白い肌を火照らせ端正に整った顔の眉間を寄せ、小さな口を半ば開き震えるようにその大きさを変えていた。 結局、片山は肉棒を抜かずに２度目の射精をした。 そしてその精液の放出が淫壷の内壁に感じるかのように、由唯は腰をピクピクと反応させ小さな淫声を発していた。 （凄い・・・・凄い娘だ！） 片山は由唯に夢中になった。 翌日、月の生理が始まり、次に片山が由唯に会ったのは１週間後だった。 （今日も、１週間前と同じ・・・・イヤ、それ以上に・・・・） 勉強を終えた由唯の身体を弄り始めた。 「ハッ、ハッ、ハッ・・・・」 片山の期待虚しく由唯の反応は小さなもので、肉棒を挿入しても淫壷の不可思議な感触も無かった。 （どういうことだ！？） それでも容姿秀麗な由唯との淫らな行為は片山を悦ばせ、次の時もまた次の時も、由唯に淫らな行為を教え、その淫交そのものに興奮を覚えていた。 （渇いた砂が水を吸うような反応は堪らないが、あの日のような吸っても吸っても渇いて求めるような・・・・そしてあのオマ●コの感触は・・・・） 片山は毎回、初挿入の時の由唯の反応に期待し、自分の知識と経験の全てを由唯に注ぎ込んだ。 そして次の生理予定の前日、果たせるかな、片山は由唯との淫交に狂喜した。 （そうか！そうなんだ！この娘は生理前になると淫欲を抑え切れず、無論、無意識にそうなるのだが・・・・行為だけじゃなく身体まで変化するんだ！） 片山は肉棒を抜かずに３度の射精をし、前から後ろから、そして抱きかかえて座った体位でと、今まで教えてきた淫らな行為を繰り返し楽しんだ。 淫らな悦びは片山だけではなく、由唯も無心になって感じていた。 （生理後は淫らな勉強期間で、生理前の１〜２日は淫悦の実感日・・・・） 片山は次々と由唯に淫らな行為を教え込み、月に１回、それらを実感し悦びあえるように楽しんだ。 痴漢のような行為や淫具を使った淫交など、片山は飽くことなく由唯と淫戯を楽しんだ。 由唯も自分の性を悟ったように割り切って淫交し、メリハリのついた日々を送った・・・・。 そんな日々も由唯が高校に合格すると終了した。 そして、その時から由唯の苦悩の日々が始まったのだ。 毎月１日だけだったが、狂おしい時間が由唯を襲い続けた。 何もかもに恵まれた由唯のたったひとつの大きな哀しみ、自分の意識ではどうにも出来ない不可解な性だった。 （先生とは偶然だったからそうなったけど、自分でセックスの相手を見つけるなんて出来ないわ！） 声を掛けるオトコは何十、何百といたが、淫交の機会を作るなんてことは由唯の性格では無理なことだった。 そして高校３年、由唯の容貌はさらに眩しいくらいに美しく磨かれ、身長167cm、89・57・84の肢体は誰の目にも、ひとりの成熟したオンナとして映っていた。 だが毎月の苦悩からは解放されてなかった。 ある日の放課後・・・・ 由唯はこの日も狂おしい性に悩んでいた。 更衣室で裸になった由唯は自分の裸体を、前、横、後ろ、さたに横、前と鏡に映して溜息をついた。 （どうしてなの！？こうして見ても普通のオンナじゃない！なのに・・・・どうして毎月、鎮まらないの？） 鏡の前の台に身体を載せ、由唯は疼く淫壷に指を挿れて擦り始めた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」 乳首を擦り豊かな乳房を揉みながら、由唯は毎月のように自分で自分を慰めていた。 その姿は悲哀に満ち、淋しい所業だった。 （これは見応えのあるオナニーだな・・・・どうしてこんなにいいオンナがオナニーする必要が？） 盗撮犯は撮影した写真と動画を由唯に送りつけた。 『才色兼備で有名な両親、誰もが羨むお嬢様とは思えない。これは全国的な話題になるのは間違いない・・・・』 『チョッと待って・・・・１週間後に言うとおりにします』 由唯は盗撮犯の脅しに従うことにした。 （丁度いいわ！自分ではセックスの相手を選べない。１週間後なら、また疼きで気が狂いそうになる時だし・・・・） そう思って割り切った時、神野から連絡が入ったのだ。 （警察・・・・あぁぁ、こんな時に余計なことを・・・・） 由唯は神野の訪問を快く思ってなかった。 普通は被害に遭う前に対応できて喜ぶものだが、生理を前に疼きを感じ始めた由唯は、 淫欲を鎮める機会を失ったことのショックが大きかった・・・・。 |
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| 2010.12.15掲載 |
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