| 47． 神野は盗撮犯に会う前に由唯と連絡が取れ、本当に安堵していた。 「由唯さん、間に合って良かった」 由唯の離れに入った神野はホッとしていた。 「どうしてわたしの写真や動画が？」 「その件なら安心してください。警察でも自分の他は、あと１名しか知らないこと。他の盗撮犯のパソコンに格納されていて、まだ誰にも送られた様子はありませんでした。不幸中の幸いだと・・・・」 安堵する神野とは対照的な表情の由唯だった。 神野は業務的な口調で由唯が盗撮犯と会う日を確認し、その逮捕する段取りを打合せした。 「それでは３日後の・・・・」 由唯の表情は曇ったままだった。 「ひとつ聞いてもいいかな？」 神野は表情の晴れない由唯に問いかけた。 「君のような何もかもが揃ってる女性が、どうしてあんなことを？」 由唯はドキッとした。 「わたしの映像を見て、どう思いましたか？」 由唯は神野に逆に聞き返した。 「先ずは、今も聞いたように何故って？それから・・・・盗撮犯の毒牙にかけたくないと」 「わたしを守ったと・・・・」 「イヤ、それは警察官として当然で・・・・それより僕はひとりのオトコとして心配を？」 「はぁ？どうして？」 由唯は神野の言葉に表情を変えた。 「何か余程の理由があるに違いない。オトコとして何とか力になれないものかと・・・・」 閉じた窓の前に立って庭の樹木を見ている由唯の傍に寄り、神野は何とか自慰の理由を知ろうと思った。 （後姿でさえ魅力的に感じる・・・・） 括れたウエストラインと長い脚を見ながら、淫らな欲が湧き上がる神野だった。 大人しい膝丈のワンピースのウエストが不自然なくらい括れ、白く滑らかな肌が神野の淫欲を煽っていた。 「神野さんにはわたしの淫らな姿を見られているのよね・・・・」 「エッ！まぁ、確かに、仕事だから」 「わたし変なの・・・・毎月、生理前になると落ち着かなくなって、偶然、そんな時に初めてセックスして・・・・それが収まり、それからは毎月、その日になると凄く淫らになって・・・・でも、その人が居なくなってからは誰とも・・・・だから仕方なく自分で・・・・それを盗撮されて・・・・」 神野は由唯の背後に立ち、由唯の話しを聞いていた。 「それで丁度いいと思ったのかい？」 「え、えぇ・・・・」 「君はああいう奴らの怖さを知らない。君の思うとおりに満足させてくれるわけじゃない。それどころか、一度脅しに屈すると、その後は盗撮犯の言いなりになるしかなくなる。そして普通の生活さえ出来なくなるんだ」 「そ、そうなんですか！？」 由唯は本当に驚いた声で振り返ろうとした。 そんな由唯を制して神野は話しを続けた。 「その日以外の日に満足すれば収まるかも？」 「エッ！？」 「つまり、君の病的な淫欲をその日以外の日に満たせば、生理前１〜２日前の異常な淫欲は鎮まるんじゃないかな？」 「でも・・・・ここ２年以上、セックスしてないけど、以前は普通の日でも時間を掛けていろんなことをして・・・・でも、やっぱりそれじゃ収まらなくて・・・・」 「そう・・・・予防接種は効かないのか？しかしどうにかして治さないと、このままじゃ・・・・」 「それは分かってるけど・・・・どうしたら？」 「今日はその日じゃないけど、予防接種を試してみるかい？２年以上も試していないのなら効果があるかも？」 「エッ！神野さんが相手を？」 「僕じゃ役不足かい？」 「いえ、でも、神野さんは警察官で・・・・」 「そう、だけど、その前にオトコだよ」 「アッ！・・・・」 神野は由唯のワンピースの裾を大きく捲った。 「Ｔバックかい？色っぽいね」 「アッ、パンティのラインがつくのがイヤで・・・・あぁぁ、見ないで・・・・恥ずかしいゎ」 そう言いながらも由唯は拒絶する様子はみせなかった。 （羞恥心を駆り立てて興奮させ淫らな欲望を煽れば・・・・） 神野は由唯の両脚を開かせお尻を引き寄せた。 「アッ！」 「ワンピースの裾を持ってジッとして」 神野は由唯の白く滑らかな脚を擦り、剥き出しになっているお尻の柔肉に舌を這わせた。 「はぁあっ・・・・」 「本当に魅力的だね。これじゃ皆夢中になるだろうね。２年前はいろいろと淫猥なことをしたって言うけど、今日はもっと淫らになってもらうよ」 神野は由唯のお尻の柔肉を擦りながら、Ｔバックの布に隠された柔肉の谷間に舌を這わせ、お尻の穴から淫らな液で濡れ始めた淫唇まで舐め回し始めた。 「あぁっ、はぁ、はぁ、はぁうっ・・・・」 由唯の呼吸が乱れ始めた。 「さぁ、両手を窓について外の景色を見てればいい」 神野は身悶え始めた由唯に敢えて快感に耐えさせ、その上でさらに淫部を責め立てた。 Ｔバックの布を下に引き、露わになった萎んだ穴を舐め回し、淫液溢れる淫唇から淫壷を指で擦り続けた。 「はぁ、はぁ、はぁああっ・・・・あぁっ、あっ、いっ・・・・」 神野はわざと乱暴にパンティを引き下ろし、由唯の身体を反転させ、その淫部に顔を圧し付け舐め回した。 「あぁぁあああああっ・・・・あっ、はぁぁ、はぁぁ、いいっ・・・・」 さらにワンピースの上部を引き下ろし、プルルンと大きく揺れる乳房を強く揉んで乳首を舐め、同時に淫壷に指を深く入れて擦りながら、掌底でクリトリスを圧し擦った。 「あぁ〜あぁ〜いっ、いぃ〜〜っ・・・・あっ、ふぅぅぅ、あっ、あっ・・・・イッ、イッ・・・・」 由唯の身体の奥から急激に淫らな波が押し寄せ、一気に噴出した。 「いぃ〜いぃ〜あ、あっ・・・・イッ、くぅぅぅ〜〜〜〜」 諤々と震えながら由唯は絶頂に達した。 （おっ！この娘は・・・・肉棒と同じように反応するのか！？） 由唯の淫壷の具合の良さに神野は興奮していた。 「アッ！ダ、ダメッ、あふっ、指、動かさないで・・・・」 神野が由唯の淫壷内の指を抜こうと動かし始めた瞬間、由唯の淫壷が急激に指を締め付けた。 神野は由唯の思うとおり、そのまま掌底でクリトリスを圧し擦り、舐めていた乳首を歯茎で押し噛むようにした。 「ぅあああっ・・・・あふっ、また、アッ、イクッ！・・・・」 由唯の淫壷が再び激しく震え昇りつめた。 その表情は妖しい魅惑に溢れたオンナの顔だった。 （この年齢でこの肢体、表情、それに淫壷の良さ・・・・ひょっとしたら茜より上か？） 神野は唯一無比と思っていた茜以上かも知れないと感じ、昂った肉棒を取り出しバックから由唯の淫壷に挿入し始めた。 （うあっ！・・・・コイツは・・・・） 神野は挿入した途端に由唯の淫壷内に感じる何かに、肉棒に神経を集中し、その具合の良さを感じていた。 「うぅぅ、あっ、っぁあああああっ・・・・あぁ、いぃ〜〜っ・・・・はぁっ、突いて、ぅあっ、お願い・・・・」 由唯は肉棒を挿入されたが動かない神野を促した。 神野は由唯の言葉にハッとし、その括れた腰、豊かなお尻の柔肉を掴み、ゆっくりと肉棒を動かし始めた。 「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ・・・・あぁぁああああ、あぁはぅっ・・・・あっ、イッ・・・・凄っ、イクッ・・・・あぁああっ、イッくぅぅぅｘ〜〜〜〜」 僅かな時間だった。 神野が肉棒の挿入を繰り返し始めてアッというまに、由唯はその魅惑的な肢体をしなるように反らせ、大きな淫悦を感じ昇りつめていった。 （うぁっ・・・・凄い反応だ！茜より凄い、これじゃ、すぐにも射精してしまう） 由唯の淫壷の反応は神野の期待を超えていた。 「ああぁぁぁ、いっ、いぃ〜〜っ・・・・はぁぁ、神野さん、凄く、いぃぃ・・・・」 由唯は自ら肉付きの良いお尻を神野の股間に圧しあて、さらなる淫悦を求めようと縦横に動かしていた。 「あぁぁあああああっ・・・・いっ、いっ、いっ・・・・あぁあああっ、イッ、くぅぅぅ〜〜〜〜〜」 再び由唯の淫壷が激しく蠢き神野の肉棒を刺激した。 「ぅうっ、ぁっ、ダメッ、こっちも・・・・」 神野にしては珍しいことだった。 「アッ！か、神野さんの精液が・・・・ぅ、感じる・・・・はぁぁ、いぃっ・・・・わたしの中に・・・・」 由唯の淫壷は神野の射精を受け、その構造を変えるかのように神野の肉棒を刺激し始めた。 （っあぅっ、な、何だ！？あっ、ふぅぅぅ、凄っ・・・・終わったばかりなのに、もぅ・・・・） 神野は射精し終えたばかりの肉棒に大きな淫悦を感じた。 「ゆ、由唯さん、凄いょ」 「はぁぁっ、神野さんも、凄ぃ・・・・こんなの初めて・・・・」 神野も由唯も淫交しながら互いのモノに大きな悦びを感じ、由唯は飽くことなく神野の肉棒を求め、神野も由唯の淫壷から抜くことなく体位を変え責め続けた。 いつの間にか全裸になっていたふたりの身体からは汗が噴出し、それを拭うこともせずに淫悦に夢中になった。 １時間、２時間がその時間の長さを感じさせずに流れた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」 「はぁぁぁ・・・・どうだい？少しは予防になったかな？」 神野は非の打ちどころのないような由唯を腕に抱き、オンナの妖しさを感じさせる美麗な頬を撫でていた。 「逞しいゎ・・・・神野さんの身体、筋肉で引き締まってる」 「君の好みなのかい？」 「う〜ん、わたし神野さんが二人目だから、良く分からない。だけど、多分、うぅん、神野さんは最高なオトコの人・・・・」 「じゃあ、もう、悩むこともない？」 「分からない・・・・だけど、盗撮の犯人の人に会う日まで・・・・こうして神野さんがわたしを満たしてくれれば、きっと」 「君が望むなら・・・・」 神野は由唯がどう応えようが手放す気持ちはなかった。 それほど由唯との淫交は神野さえも夢中にさせた。 この日から３日間、神野は由唯の淫欲に応え続けた。 それは神野自身の淫らな欲望でもあった。 そして４日目、由唯が盗撮犯と約束した場所で、神野はその盗撮犯を逮捕した。 神野は由唯を連れ自宅の離れに戻った。 「惜しかったかな？チャンスを逃して」 「エッ、もぉ〜分かってるでしょ！」 「それじゃ、もう大丈夫と言うことかな？」 「えぇ、まぁ、多分・・・・」 長い間気にしていた自分の恥ずかしい性が解消され、これからは普通の生活が送れるようになった。 「君ほどの女性、これからが本当に花開く人生だね」 「ぇぇ・・・・でも・・・・」 離れに戻ってからずっと浮かない顔の由唯だった。 「何かあるのかい？」 「神野さん、わたしと、そのぉ・・・・」 口ごもる由唯の肩をそっと抱いた神野は、由唯が次の言葉を口にする前に自分から切り出した。 「君が必要とする時だけ・・・・」 神野は由唯の背後から手を回して乳房をそっと掴み、首筋に舌を這わせ由唯の淫部に手を伸ばした・・・・。 由唯の存在は神野と茜との間に微妙な不協和音を生じさせ、仕事にも影響が出ていた。 「何があるのか分からないけど、わたしは以前のあなたが帰って来るのを待ってるわ」 茜は自分と顔を合わせようとしない神野に電話でそう告げた。 （茜・・・・） 神野は盗撮犯の捜査からも遠ざかり、自分でもどうにもならない状況だと思っていた。 由唯は本来の大人しく慎ましやかな自分を取り戻し、その育ちの良さを感じさせる性格に美麗な容姿、それらとは対照的に大胆で淫らなセックス、その全てが神野を虜にしていた。 また由唯も包容力に満ち逞しい神野に惹かれ、神野との時間は不可欠なものとなっていた。 （少しは警官らしい仕事もしないと・・・・） ３ヶ月ほど経った日、神野は街の巡回に出ていた。 （こうしていると何もなく平和そのものだ） 由唯以外のオンナと全く淫交しない日々が３ヶ月も続いていた。 （このままじゃ・・・・） 神野は自分自身を見失いそうな気がしていた。 （ん！危ないなぁ、脚立が安定してないよ） 木の枝に掛かった洗濯物を取ろうとしている女性に目が留まった。 「っあっ！」 その女性が乗っていた脚立がグラッと揺らいだ。 「危ない！」 神野は急いで駆け寄り脚立を抑えた。 「す、すみません」 「大丈夫ですか？アッ・・・・」 女性を見上げた神野は思わず驚きの声を洩らした。 見上げた視線の先はフレアのスカートの中だった。 「あっ、どうも・・・・ぅわっ！」 女性もそれに気づき慌てて裾を抑えたが、バランスを崩し脚立から落ちてきた。 神野は辛うじて落ちてきた女性を抱きかかえた。 「大丈夫？」 「うっ、あっ、えぇ・・・・」 神野にすれば偶然だったが、由唯以外のオンナを３ヶ月ぶりに抱いていた。 （ふっ、いい匂いだ・・・・） 神野は女性の甘い匂いを感じながらジッとしていた。 「あのぉ〜すみません」 「エッ、あぁ、どうも・・・・すみません」 神野は女性の乳房を強く掴んでいたことに気づき、慌ててその手を放した。 「駐在所のお巡りさん・・・・神野さんですよね？」 神野から離れて立ち上がった女性は、神野が駐在所の警察官であることを知っていた。 「えぇ」 「やっぱり！この街では神野さんは有名ですものね」 「そうなんですか？」 神野も立ち上がり聞きなおした。 「だって、次々と犯人を逮捕して・・・・」 そう言いながら自分のスカートの中を見られ、服の上からだったが乳房を強く掴まれたことを思い出し、神野から視線を反らした。 岡野 沙也香、28歳、結婚３年の人妻だった。 「あのぉ、宜しければ中でお茶でも」 「エッ、えぇ」 沙也香は神野を家の中に招き入れた。 （お尻の柔肌が目に焼きついてるよ・・・・それに肉感的な乳房と甘い匂い・・・・久し振りだな・・・・） 神野は由唯以外のオンナに久し振りに反応していた。 神野が沙也香にオンナを感じていたのと同様に、沙也香も神野にオトコを感じていた。 （夫以外にオトコの人を意識するのは久し振り・・・・） 結婚生活も３年が経ち、子どももまだだったので少し倦怠感を感じる日々だった。 それは沙也香の夫も同じで夜の生活も滞り気味だった。 （なんとなく神野さんの視線をお尻に感じるわ・・・・） キッチンに向かった沙也香は、意識過剰だと思ったが何故か神野の視線を感じていた。 オトコの視線を妙に強く感じた沙也香は、８年前の出来事を思い出していた。 ・・・・８年前、沙也香は20歳の短大生だった。 前の夜、飲み会で夜半過ぎに帰宅した沙也香は、そのまま自分の部屋のベッドに倒れるように寝入った。 翌日、目覚めた時、二日酔いで頭がボォ〜としていた。 （わたし・・・・帰って来て、そのまま眠っちゃったんだ・・・・） 身に着けているのはブラジャーとパンティだけだった。 （服を脱いだのも覚えてない・・・・アッ！・・・・誰かに見られてる！・・・・間違いないわ！） ハッキリしてはいなかったが、自分の半裸体に強いオトコの淫らな視線を感じていた。 窓のカーテンは開かれたままだった。 その窓に正対して隣の家の窓があった。 （隣の新一君だわ！） 沙也香は隣の高校１年生になる新一の視線を感じていた。 半年前に引っ越してきた隣の家の２階には、生真面目そうな新一の部屋があった。 その直後から、沙也香は新一の視線を感じていたのだ。 （今日はわたし以外に誰も居ない・・・・そんなに興味があるのなら、見せてあげようか！） 沙也香は悪戯心から新一を挑発しようと思った。 沙也香はベッドの上で起き上がり、ブラジャーを外しパンティも脱いだ。 全裸になった沙也香は着替えを出したが、すぐに身に着けず身体を大きく動かしてストレッチをした。 ゴトッ・・・・ 新一の部屋の窓のカーテンが揺れた。 「新一君？そこに居るの？・・・・いつもわたしを見てるでしょ？そんなに興味があるのなら、近くで見たら？」 沙也香は新一の部屋の窓に向かって誘いを掛けた。 「沙也香さん・・・・」 新一がカーテンを開いて姿を現した。 「まだ15歳なのに大人の女性の身体に興味があるの？」 「オネエさん、キレイだから・・・・」 生真面目そうな新一が伏せ目がちに沙也香に応えた。 「今日はわたしだけだから、こっちに来れば？」 新一は一旦姿を消し、まもなく沙也香の部屋のドアを開いて入って来た。 「わたしの裸、見たかったの？」 沙也香は全裸のままで新一をからかうように言った。 「引っ越して来て、初めてオネエさんを見た時から・・・・」 「それで、いつも部屋の窓から覗いていたのね？わたしの裸を想像しながらオナニーしてたの？」 新一は顔を赤らめて視線を上げることが出来なかった。 「いつも最低、下着は着けてたから・・・・今は裸よ！ほら、わたしを見てオナニーしたら？」 「エッ！」 新一は沙也香の意外な言葉に驚いて顔をあげた。 「いつもしてたんでしょ？」 新一は黙ったまま頷いた。 「じゃ、わたしの言うことをききなさい。ほら、新一君も裸になって・・・・わたしの前でオナニーすれば、その後でしてあげても・・・・」 「エッ、ほ、本当？」 「さぁ、どうかしら？それは新一君次第かな？」 沙也香はベッドの上で裸体を捩り新一を挑発した・・・・。 |
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| 2010.12.19掲載 |
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