| 56． 夏休みが終わらない８月の暑い日、下宿を決めた学生の渉が美奈子の家に越してきた。 神野に自分でも気づかなかった淫欲に目覚めた美奈子は、渉を下宿する男の子としてではなく、ひとりのオトコとして観察していた。 （身長は神野さんよりかなり低いけど、180cmぐらいかな？筋骨は神野さんより逞しい感じ・・・・お尻もキュッと引き締まって、アソコは・・・・） 美奈子の視線は渉の股間に向けられたが、ズボンの上からは大きさは判然としなかった。 渉は美奈子の見込みどおり生真面目な下宿人だった。 決められた時刻どおりに生活をし、美奈子の気を煩わせることはなかった。 大学が始まるまでアルバイトをしていた渉は、規則正しいリズムを保っていた。 「ぅわぁ〜今日はメチャメチャ暑いです」 猛暑日となったこの日、渉は大粒の汗を流しながら帰ってきた。 「まだ外は暑いのね！早くシャワーで汗を流してらっしゃい」 美奈子は渉を追い立てるように浴室に向かわせた。 （そうだわ！） 美奈子はこのチャンスを逃すまいと思った。 着替えを持たさずに浴室に送った渉が出てくるのを待ち、ドアを開けて出てきた渉に偶然出くわすようにしたのだ。 （誘うのは簡単だけど、偶発的な感じの方が・・・・） 美奈子の思惑通り、渉は静かにドアを開けて出てきた。 「わっ！わ、渉君！」 タオルで股間を隠した渉は驚く美奈子に困惑した。 「あ、着替えを忘れて・・・・」 「あぁ、わたしが急がしちゃったからね！ゴメンなさい・・・・それにしても渉君、逞しいのね」 美奈子は渉の筋骨隆々とした身体を興味深げに見た。 「それほどでも・・・・レスリングしてたので・・・・」 「それで腹筋が割れてるんだ・・・・へぇ〜初めてみるわ・・・・」 美奈子は渉の割れた腹筋に手を伸ばした。 「触っても、いい？」 渉の返事を待たずに美奈子は渉の下腹部に触れた。 「ぁぅっ・・・・」 股間を隠していたタオルがムクッと膨らみを増した。 「まぁ〜わたしのようなオバサンに反応したの？」 「オバサンだなんて・・・・美奈子さんは、僕の理想の女性像ですよ」 「エッ、渉君、意外だわ〜お世辞を言うなんて」 「お世辞なんかじゃ・・・・最初に会った時から・・・・」 渉の股間の膨らみがさらに増した。 「理想かどうか、試してみないと分からないわよ」 「はぁうっ・・・・」 美奈子は膨らんだタオルの上から、渉の肉棒をサッと擦った。 「うわっ！・・・・」 タオルを持っていた渉の手がピクンと震え、次の瞬間、肉棒が突出した。 「凄いのねぇ・・・・こんなになって、どうしたいの？」 屈んだ美奈子の眼前に渉の昂った肉棒が露出した。 「あっ、いえ、それは・・・・」 渉は固まったように身動きできずにいた。 （神野さんのオチ●チ●も逞しかったけど、渉君のは、さらに若々しくビンビンに勃ってるわ！） 美奈子は聳え立つように勃起した渉の肉棒を見て、身体中が熱くなる気がした。 「このままじゃ済まないわよね・・・・わたしの中に挿入れたいの？」 美奈子は渉の顔を見上げた。 「それは・・・・」 渉は紅潮した顔で美奈子と一瞬視線を合わせ、すぐに前方を見て戸惑っていた。 「わたしのせいなら・・・・何とかしてあげないと・・・・」 美奈子は敢えて困ったような表情を渉に見せ、仕方がないように決断し、渉の肉棒を掴んだ。 （熱い・・・・ドクドクと脈打ってる！） 渉の逞しく勃った肉棒の感触を手で味わい、玉袋から肉茎の根本にネットリと舌を這わせた。 「はぁああっ・・・・み、美奈子さん」 「いいのよ、わたしのせいでこうなったのだから・・・・だけど、これは特別よ」 美奈子は絡みつくように渉の肉棒を舌を這わせ、その裏スジを舐め上げた。 「あっ、っふぁっ・・・・」 渉の下半身がブルッと震えた。 （可愛いゎ、身体もオチ●チ●も逞しいのに、うふっ！） 美奈子は渉の反応を楽しんだ。 亀頭の周りを舐め回しながら肉茎を擦り、焦らすように亀頭の先を舌先でチョンチョンと突き、渉の堪え切れない表情を見ながらパクンと口に咥えた。 「ああっ、い、イクッ！」 美奈子が渉の肉棒を口に咥えるとすぐに、渉の亀頭がさらに膨らみ一気に精液が飛び出した。 「ウグァッ・・・・・・・・ゴクッ、はぁぁ、はぁ・・・・」 美奈子は思いがけない渉の早い射精に喉を詰まらせたが、大量の精液を全て呑み込んだ。 「す、すみません！我慢できなくて・・・・」 「ふぅ〜〜いいのよ。これで少しは落ち着いたでしょ？」 美奈子は射精し終えた渉の肉棒を優しく舐め回していた。 「美奈子さん、僕ばかりじゃ・・・・」 「エッ！わたしのも舐めたいの？」 「ぇ、ぁ、美奈子さんに気持ち良くなって欲しくて・・・・」 「そう・・・・」 美奈子は渉を残して玄関や窓を見て回った。 「さぁ、いいわよ！戸締りもしたし・・・・本当にわたしを気持ち良くできるの？」 美奈子はソファに座って渉を誘った。 渉は逸る気持ちを抑えて美奈子に寄っていき、ブラウスのボタンをひとつ、またひとつ、震えながら外した。 「ぁっ、す、素敵です」 ブラジャーから零れんばかりに膨らみ谷間をつくっている乳房、渉はそのブラジャーを外すのを躊躇った。 「どうしたの？もう出したからいいかな？」 美奈子は渉に淫交の無理強いはマズイと思った。 （神野さんも居るし、欲しい時には頼めば・・・・） 「いえ、美奈子さんがせっかく僕を気遣ってくれてるのに・・・・人妻の立場もあるのに・・・・」 「そうよ！これって本当はマズイのよね」 渉は意を決したように急に真剣な顔をした。 「ここまでしてもらって役立たずじゃ恥ずかしくて・・・・」 渉はブラジャーに包まれた美奈子の豊満な乳房を揉み上げ、フロントホックを外した。 プルルンと大きく揺れる美奈子の乳房を再び掬うように揉み、乳首を擦り口に含んで舐め回した。 「あっ、はぁっ・・・・いぃ・・・・」 美奈子の口から淫悦の声が洩れるのを聞いた渉は、スカートを脱がして小さなパンティに隠れた淫部に指を這わせた。 「ああっ、あはぁ・・・・っ、はぅっ・・・・」 身悶えする美奈子のムチッとした太腿をソファの上に挙げ、淫液で浮かび上がった淫唇に舌を這わせた。 「あぁん、渉君、上手・・・・ょ」 美奈子はもう黙って渉の為すがままに任せようと思った。 小さなパンティを肉付きの良い美奈子のお尻から抜くと、ヌメヌメと淫らに光った淫唇が渉の目に映った。 渉はセックスの経験はあったが、このように目の当たりにするのは初めてだった。 （キレイだ・・・・クリトリスを舐めて・・・・） 渉は淫唇を左右にそっと開き、プクッと膨らんだ小さな淫核、クリトリスを舐め始めた。 「あいぃ〜っ、いぃ〜っ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」 渉は美奈子の淫部の構造を確かめるように、クリトリスを舐めながら丁寧に淫壷の肉襞を擦った。 「あっ、あっ、あっ、いっ、いっ・・・・あ、はぁ〜っ・・・・」 渉は反応の良い美奈子の淫壷の内壁を集中して圧し擦った。 「あっ、いいっ・・・・はぁあっ、いいいいいっ、イッちゃうぅぅぅ〜〜〜〜〜」 美奈子の淫壷が激しく収縮して震え、絶頂を感じた淫らな淫声が上がった。 渉の肉棒が美奈子の淫声に反応しググッと昂りを増した。 「はぁ、はぁ、はぁ、いぃゎ・・・・」 美奈子の身体をソファの上に仰向けにし、渉は肉感的な美奈子の太腿を引き寄せて抱えた。 「あぁぁぁ、いぃゎ、挿入れて・・・・」 渉は昂りを増した肉棒をグッと美奈子の淫壷に押し込んだ。 「うぅぁあああああっ・・・・っ、こっ、こんなの、初めてよ〜〜あぁぁ、いぃ〜〜っ、はぁ、はぁ、もっと、もっと奥にぃ〜突いて！あっ、そ、そぉよ〜はぁぁ、いっ、いぃ〜〜っ！」 美奈子は神野の肉棒より逞しい渉の肉棒の挿入に狂喜し、両手で渉の首を引き寄せ腰を振って悶えた。 （す、凄い・・・・美奈子さんが・・・・あの優しい美奈子さんが、こんなに淫らで魅力的で・・・・） 渉は大人のオンナの魅力に溢れた美奈子に夢中になった。 「はぁあっ・・・・ねぇ、今度は後ろから、挿入れて」 美奈子は一度昇りつめた後、自らソファの背を掴んでお尻を突き出し肉棒を求めた。 「あ、はい。美奈子さん、中に出しても？」 「エッ、えぇ、今日は大丈夫だから、いいわよ！だから頑張って何度もイカせて！」 結局、渉が美奈子の淫壷の中に射精したのは、それから１時間以上も経った後だった。 翌日、いつものようにアルバイトに出かけた渉は、昨日の美奈子との淫交が頭から離れなかった。 （昨日のことは偶発的なこと・・・・また淫交できるなんて思ってないけど・・・・このまま学校が始まっても、毎日顔を合わして我慢できる？） 渉の深刻な思いとは裏腹に、美奈子は渉との日々をどうやって楽しもうか考えていた。 （確かにテクニック含め総合的には神野さんがダントツだけど、渉君のエネルギッシュな若いエキスは堪らないわ！） そして渉がアルバイトから帰って来た。 「お帰りなさい！夕食にする？お風呂にする？それとも、わたしにする？」 「エッ！？？」 タンクトップにショートパンツ姿の美奈子は若々しく映った。 「フッ、冗談よ！早く手を洗ってらっしゃい」 美奈子は悪戯っぽい笑みを渉に向けた。 （ふぅぅ、驚いたぁ〜わたしにする？って、本気だったら最高なのに・・・・それにしても今日の姿は艶っぽくて、我慢できるかな？） 渉は手や顔を洗って食卓に向かった。 キッチンで夕食を支度する美奈子の後姿は、渉の淫欲を煽るには十分すぎるものだった。 （お尻の柔肉がはみ出て・・・・あぁぁ、堪んない！） 渉は引き寄せられるように美奈子の背後に迫り、ショートパンツからはみ出たお尻の柔肉に顔を圧し付け、舐め回し始めた。 「うわっ！わ、渉君、ダメじゃない！」 「すみません。でも、我慢できないですよ」 渉は立ち上がり美奈子のタンクトップに隠された乳房を掴んだ。 ノーブラの美奈子の乳房の感触が渉の肉棒を昂らせた。 「はぅっ・・・・あっ、もぅ・・・・渉君・・・・」 美奈子は渉の股間を弄り昂った肉棒を掴んだ。 「夕食の前に・・・・わたしを？」 「はい。夕食の後も・・・・寝る時も・・・・」 「エッ、そんなにしたいの？わたしと？」 「美奈子さんだから・・・・」 渉は美奈子の乳房を弄りながらショートパンツを脱がした。 美奈子も渉の肉棒を露わにし、その逞しい感触を楽しむように上下に扱き始めた・・・・。 美奈子が渉との淫交を楽しんでいた時、神野は防災チェックのマンションの一室を訪ねていた。 藤永 美紗、30歳の部屋だった。 美紗は若手注目株の弁護士で、マスコミにも度々顔を出す有名人だった。 （気位が高そうだな・・・・） 神野の第一印象だった。 身長は165cm余り、スラリとした細身で、ショートヘアに顔は小さく卵型で小鼻は小さくキリッと引き締まった口唇は気の強さを感じさせた。 所謂、知的な美人だった。 「チェックしててください。わたしは仕事がありますので宜しく」 部屋に入った神野に美紗が事務的な口調で告げた。 （このオンナは・・・・無理だな。確かに美人だが、肉感的でもないし・・・・） 神野は美紗に淫欲を感じなかった。 （だからこそ、淫らにさせるのも面白い！ってのもアリか？弁護士先生が乱れる姿態は想像するのが難しいが・・・・） 神野はひと通りのチェックを終え、パソコンに向かって仕事をしている美紗に報告に行った。 スーツの上着を脱ぎパソコンに向かう美紗には、全くと言っていいほど淫らな欲を感じなかった。 「防災・防犯のシステムには問題はありませんよ」 「そう、ご苦労さまです。警察の方がここまでなさってるなんて知りませんでした」 「いえ、このマンションは特別で・・・・」 「そうですか。あっ、何かお飲みになりますか？もう少しで区切りがつきますので・・・・」 神野は美紗の気遣いが意外だった。 「それじゃ、遠慮なく・・・・仕事も終わりましたので、今からは公私の私と言うことで・・・・」 神野はＰＣに向かって淡々と仕事をする美紗を観察した。 （いいオンナは山ほど頂いてるから、さほど淫らな食欲は沸かないが・・・・） 神野は警察官としてではなく、ひとりのオトコとして身持ちの固い知的美人を犯すことを、フッと想像していた。 （全くその気の無いキャリアウーマンを犯す・・・・否、だんだん淫らな気持ちにさせて乱れさすのも一興か！） 「先生は休日どのように過ごされるのですか？」 「エッ！？先生って言うのはどうも・・・・」 美紗は淡々とキーボードを打ちながら神野に応対した。 「じゃぁ、美紗、さん、でいいですか？」 「えぇ、神野さん」 神野はこの時、美紗に何かを感じた。 それが淫交に直結する何かとは思わなかったが、何か近しいものを感じた。 「お休みの日は特定の男性と過ごされるのですか？」 「まぁ〜短直にお尋ねになるのね。そうね・・・・今は、居ないわね。忙しくて・・・・たまの休日は、部屋の片付けや何やらで終わっちゃうわ」 「そうですか。それは意外でした」 「意外？」 美紗は中途だった作業を終えたが、そのままＰＣに向かったまま神野に応えていた。 「えぇ、美紗さんのように美人で魅力的な女性が、仕事だけで日々を送ってるなんて・・・・難しいお仕事だけに、気分転換は絶対に必要かと・・・・」 神野は美紗の側面を見ながら尋ねた。 「神野さんも警察のお仕事は大変でしょ！？いろいろ神野さんのご活躍は耳にしてますし、それじゃ、神野さんは上手く気分転換なさってるんですね？」 美紗はタイトスカートの中の長く細い脚を組んだ。 「その差が大きいほど、仕事に打ち込めますので・・・・」 神野は美紗のスカート越しの太腿のラインを見ていた。 （膝から下は細いが、太腿からお尻のラインは・・・・う〜ん、結構、肉付きが良さそうだ） 「そうですね。楽しむ時は楽しまないと良い仕事は出来ませんね。メリハリのある生活は精神衛生上も大切ですね」 美紗はスクッと立ち上がり、キッチンに向かっていった。 「コーヒーで宜しいですか？」 スーツのスカートの上はブラウスを着けた美紗は、キュッと締まった腰に淫肉を感じさせるお尻を左右に振り、神野の視線を後ろに感じながらキッチンに向かった。 「えぇ、ありがとうございます」 神野は美紗の後姿を淫らな眼で観察しながら、その後に続いた。 「警察の関係者の人がわたしの部屋に居るなんて」 「エッ、あぁ、そうですよね。言うならば、敵同士・・・・でも今は勤務外のただのオトコ。そして美紗さんは、ただのオンナ」 「アッ！」 神野は美紗に話しかけながら、美紗のタイトスカートの上から肉付きのあるヒップラインを撫でるように擦った。 「僕の気分転換ですよ」 「は、犯罪ですよ！」 美紗は神野からサッと離れキッとキツイ視線を向けた。 「美紗さんが訴えれば裁判になるかな？ただのオトコとオンナになるのもいい気分転換になりますよ。美紗さんも仰ってたじゃないですか、楽しむ時は楽しまないといい仕事は出来ないって」 神野はキッチンの隅に詰まった美紗にゆっくりと歩を進めた。 「それとこれとは話しが別よ！神野さん、確かにあなたはオトコとしては魅力がありますが、これは明らかに犯罪行為よ」 「ふっ、結果が全てじゃないですか？それに、僕は女性との関係に不自由はしていません」 「じゃあ、どうしてこんな真似を？」 美紗はフッと冷静になって思案した。 （そうよね！神野さんのように魅力的なオトコの人が・・・・じゃあ、どうしてわたしを？わたしが満たされた神野さんの淫欲を煽るタイプ？いえいえ、それは無いわ！わたしは性的興奮を感じさせるスタイル、色気は無い・・・・） 美紗には神野の行為の意味が分からなかった・・・・。 |
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| 2011.2.2掲載 |
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