| 57． 美紗の容貌は誰もが認めるほど美麗だった。 だが美紗を誘うオトコはほとんど皆無だった。 知的で融通の利かない生真面目な性格が、美紗からオトコを遠ざけていた。 細身で長身な身体からは淫らな艶は感じられず、それは30歳になった今だけではなく、10代の頃からそうだった。 進学校で有名な高校に入ってからも、中学生時代と同じように成績トップを保っていた。 『全く面白くないオンナだよな』 『ホントだよ！背は高いし色気は無いし、その上に頭がいいなんてよ』 『ツンと澄ましちゃいないけど、顔が顔だけに冷たい美人に見えるよなぁ』 高校での美紗の評判はオンナとしては最悪だった。 他の女子高生と同じように異性に興味を持ったこともあった。 だが告白することも出来なかった。 １歳年上の先輩でＴ大確実と言われる秀才だった。 その上、明るい性格で女子の人気の的だった。 （わたしが告白しても・・・・胸も小さいし先輩の周りにはスタイルの良い人ばかり） 美紗は大きくて深い劣等感を抱いたまま高校生活を終えていた。 身長165cm、B83・W57・H84、これが美紗が大学に入った時の身体のサイズだった。 それは30歳になった今でもほとんど変わらなかった。 大学に入ってからも只管、勉学に打ち込んだ美紗には、恋愛は異次元の世界のようだった。 セックスも興味が無いわけではなかったが、オトコと付き合うことのない美紗には無縁のものだった。 そんな美紗の初体験は偶発的なものだった。 恋愛とは全く無縁な形でのセックスだった。 それは司法試験に向けて資料室で判例を調べている時だった。 「頑張るね、美紗ちゃん」 書棚が立ち並ぶ狭い場所にいた美紗の傍に、いつの間にか講師の高林が立っていた。 「あっ、先生・・・・」 「邪魔したかな？そのまま続けて・・・・美紗ちゃん、美人なのにオトコの噂、聞かないね」 高林の言葉に美紗の劣等意識がズキンと疼いた。 高林は35歳で日頃は目立たない存在だったが、優しい眼差しと性格に美紗は好感を抱いていた。 「はぁあっ・・・・」 高林の手が美紗のスカートの中に入り素肌の太腿を擦った。 「せ、先生」 「そのままジッとして・・・・大きな声を出すと外に聞こえて大変な騒ぎになるよ」 この時間、資料室にもその周辺にも人がいないことを美紗は知っていたが、身動きできなかった。 21歳にして初めてオトコに触れられていたのだ。 （あ、ぁぁぁ・・・・このままだと・・・・だけど・・・・） 興味のあったことだが、自分から積極的に経験したいとは思わなかった。 （ここじゃ、触るだけよね・・・・太腿を擦られただけなのに、身体が痺れるみたいで・・・・） 高林の手によって感じた感覚は、美紗にとって未知なものでイヤなものではなかった。 「キレイな肌だね・・・・前からそう思ってたんだ」 高林は美紗の太腿の裏側に指を這わせ、膝から股間まで繰り返し擦った。 「はぁっ・・・・ぁ、ぁ、ぁ・・・・」 美紗はこの時、自分の身体の変化を感じた。 （エッ！わたし・・・・アソコが濡れて・・・・） 淫らな液が美紗の淫唇に滲み始めていた。 それは美紗にとって初めての経験だった。 （先生に知られたら、わたし凄く淫らのように思われるわ！あぁぁぁ、どうしよう？はぁっ、もぅ、ヤメテ・・・・いえ、止めちゃイヤ！） 美紗の心中は複雑で自分でもどうしたらいいのか迷っていた。 「ふぅああっ！」 美紗の口から大きな声があがった。 「静かに！こんなに濡れてるのに・・・・美紗ちゃん、僕のことを受け入れてくれてるんだね？嬉しいよ。だから大きな声を出さないで」 高林の指が美紗の太腿から股間に達し、淫液に濡れた美紗のパンティの上から淫唇を擦り始めた。 （嬉しいって言われても・・・・わたし、こんなの初めてだし、どうしたら・・・・） 美紗は戸惑いと同時に淫部に何とも言えない心地良さを感じた。 （あぁぁ、凄く、いぃっ・・・・これが快感なの？） 美紗は書棚にしがみつくようにして身体を強張らせ、高林の愛撫による快感を感じていた。 「美紗ちゃん」 高林は小さく美紗の名前を口にすると、美紗の背後に屈みスカートを捲りパンティを下ろし始めた。 （あっ、脱がされる！・・・・） 足首までパンティを引き下ろされた美紗のお尻に高林の手が這い舌が柔肉を味わうように動き回った。 「あふぅっ、ぁ、ぁっ、っぅ・・・・」 美紗の身体が自然とブルブル小刻みに震えた。 （凄い・・・・凄いゎ・・・・） 「美紗ちゃんの肌って白くてキメが細かくて最高だね」 高林は美紗の滑らかな肌に舌を這わせ、お尻の柔肉を擦り淫液で濡れたお尻の穴を指で擦り、そのまま淫唇を割って弄り始めた。 「ふぅぁああっ・・・・あふっ、ぁっ、あ、ぁぁぁぁ・・・・」 美紗は初めて感じる淫部の快感に身体をカッと火照らせ、身体を捩り身悶え始めた。 高林の指は美紗の小さなクリトリスを捉え圧すように擦り、舌は美紗のお尻の萎んだ穴の中心を舐めていた。 「あぁん、あふっ、ソコは・・・・」 「はぁ、はぁ、美紗ちゃんのお尻、キレイだね」 高林の言葉で美紗は頭まで燃えるように熱くなった。 「ぅっ、美紗ちゃんのココ、キツイねぇ、まるで処女みたいだ」 思考回路が遮断されていた美紗がハッと我に帰った。 （処女みたい、って、そぅ、処女、わたし処女なのよ！） 美紗が高林から離れようと思った時、お尻に濡れた肉を感じハッとした。 「ダ、ダメッ！先生、ダメッ」 美紗が高林の方に振り返ると、感じたとおり高林の昂った肉棒が反り返っていた。 （ヤッパリ！オチ●チ●だったんだわ。それにしても、凄く、太くて大きくなるのね・・・・） 眼下の高林の肉棒は美紗には驚異的なモノに見えたが、同時に興味深いモノにも感じられた。 「どうしたんだい！？ここまできて、それはないよ！」 高林は昂った肉棒を突き出したまま困った表情を見せた。 「あ、えぇ、でも・・・・」 美紗はこのままでは高林に申し訳ないと思った。 （初めて感じさせてくれた先生・・・・ふぅぅ、そう、そうね！） 美紗は自分に言い聞かせるように頷き、高林の前に屈み昂った肉棒を掴んだ。 「わたしの口でも？」 美紗は上目遣いで高林に尋ねた。 「エッ、本当にいいのかい？君のような美人にしゃぶってもらえれば・・・・」 高林は美紗がどんな表情で自分のモノを咥えるのか、興味津々といった顔で見ていた。 （どうすればいいのかは、知識では知ってるけど・・・・） 美紗の頭の中にフェラに関する知識が数多く過ぎった。 亀頭を濡らしている高林の肉棒を掴んだ手を上下に動かし、カリの張った亀頭を舐め始めた。 「うぅぅぅっ、いぃっ・・・・ぁはぁぁ、いぃょ、美紗ちゃん」 高林は日頃、淫らさの欠片も感じさせない美紗のフェラに興奮し、すぐに射精感が高まった。 「あうっ、み、美紗ちゃん、もぅ・・・・」 美紗は高林の言葉で慌てて亀頭を口の中に咥えた。 それと同時に高林の肉棒から勢い良く精液が放出された。 「グホッ！・・・・グァッ・・・・ゴクッ、あぁっ、はぁぁ・・・・」 美紗は喉の奥に放出された高林の精液に咽たが、そのまま何とか呑み込んだ。 「ふぅぅぅ・・・・美紗ちゃん、呑み込んでくれたんだね。ありがとう。凄く良かったよ。今度は、美紗ちゃんの中に・・・・いいね！」 美紗は高林の嬉しそうな顔を見てホッとした。 （処女だとは思わなかったみたい・・・・この年齢で、処女って、やっぱり恥ずかしいわ） 処女を失うことに抵抗があったわけじゃなく、高林に自分が処女であることが知れることが恥ずかしかったのだ。 それから１週間、美紗は通販で購入していたバイブでオナニーを繰り返した。 １ヶ月に１度ぐらいは指で慰めていたが、淫壷に異物を挿入することに躊躇いがあった。 （この機会を逃したら、多分、このままずっと処女・・・・） 自分の淫部に初めて快感を感じさせてくれた高林に、今度は躊躇うことなく肉棒を挿入させたいと思い、買ったまま未使用だったバイブを思い切って挿入した。 生理予定日の３日ほど前、安全日であることを確信して美紗は高林を訪ねた。 「先生・・・・」 「美紗ちゃん、あれから姿を見ないから心配したよ」 「チョッと風邪気味だったので・・・・」 美紗は少し恥ずかしそうな表情をしていた。 （この間、わたし、先生のアレを咥えて、呑み込んだ・・・・） 資料室で感じた快感と高林の肉棒を咥えた自分を思い出し、高林の顔をまっすぐに見ることが出来なかった。 そんな美紗を高林は美人と言うより可愛いと思った。 （日頃、法律オンリーの慎ましい美人のイメージが強いが、今、目の前に居る美紗ちゃんは、恥らう可愛いオンナだ） しかも自分の肉棒を咥えて精液を呑み込んだのだ。 それを思うと、美紗のイメージのギャップは高林を淫らに興奮させた。 （何とかバイブで挿入に対する不安は無くなった・・・・最初は少し痛かったけど、想像してたほどじゃなかったわ。だけど、さすがに快感までは遠い感じだわ。でも早く先生を訪ねないと、わたしのこと忘れられちゃうとチャンス失うし・・・・） 美紗は高林との淫交の機会を失うことの方が、処女喪失より大きいことだと思っていた。 中学、高校、大学と、周囲の同級生たちは皆セックスを楽しみ、自分だけが取り残されている気がしていた。 美人で清楚なイメージの強い美紗は、オトコにとって近寄り難い存在だったのだ。 自分から求める勇気は無かった美紗にすれば、高林の資料室での淫らな行為は、驚きと同時に嬉しいものだった。 「美紗ちゃん、この部屋にはもう誰も来ないから、こっちに来ないか？」 高林は自分の椅子の横に丸椅子を置いた。 「そうですか。でも、お仕事が・・・・それに校内には学生も多く残ってますし」 高林の肉棒を咥えた美紗とは別人のような美紗だった。 「そういうところが美紗ちゃんの魅力だよね。仕事はすぐに片付けるから、ほら、座って」 高林は優しい表情で美紗を誘った。 この日、美紗は高林が淫交しやすいようにワンピースを着け、その下はブラジャーとパンティだけにしていた。 「今日は一段とキレイだね。美紗ちゃん、今日は・・・・その気でいいんだよね？」 高林は横に座った美紗のワンピースの上から太腿を擦った。 「はふぅっ・・・・」 美紗はピクンと身体を震わせ小さな淫声を洩らした。 「美紗ちゃん、僕には妻が・・・・」 「先生、そう言うことを言う先生なら、帰ります」 美紗はキッとして立ち上がろうとした。 「あっ、ゴメン、ゴメン」 高林は慌てて立ち上がり美紗の肩を抑えて座らせた。 「美紗ちゃん・・・・」 そのまま高林は美紗のワンピースの胸元から手を入れ、ブラジャーに半ば包まれた乳房を優しく覆うように掴み、ゆっくりと揉み始めた。 「はぁっ、ぁぁぁぁ・・・・」 美紗は驚きと悦びの入り混じった気持ちで、ワンピースの上から高林の手を軽く抑えた。 「今日は美紗ちゃんのこのオッパイも舐めたいな」 「わたし・・・・小さいから・・・・」 美紗は頬を染めて恥らうように呟いた。 「そんなことはないよ。充分じゃないか！もしそう思ってるとしたら、それは美紗ちゃんの思い違い。もっと自信を持っていいよ」 高林は美紗の白い首に舌を這わせ、ブラジャーのホックを外し美紗の乳房を露わにした。 高林の言うように美紗の乳房は充分に膨らみ、形も整っていた。 サイズは83cmだったがアンダーとの差は10cm以上あった。 ワンピースは腰の辺りまで脱がされ、露わになった乳房を揉みながら高林は乳首を舐めていた。 「はぁっ、あっ、あっ、はぁ、ぃぃぃ・・・・」 美紗は目を閉じて高林の愛撫に感覚を集中させていた。 高林は乳首や乳房を舐めながら美紗の太腿を擦り、パンティで隠れた美紗の淫唇に指を伸ばした。 「おっ、嬉しいなぁ。もうすっかり濡れてるね」 「はぁうっ・・・・」 高林は濡れた美紗の淫唇を指で擦った。 （はぁ、はぁ、はぁ・・・・わたしイヤらしいの？何もされないうちに凄く濡れちゃって・・・・） 美紗はパンティの上からの愛撫なのだが、弄られて淫らな音が聞こえる気がし自然と興奮が高まった。 「美紗ちゃん、チョッとお尻を上げて・・・・」 高林は美紗のパンティを手早く脱がした。 「その椅子の上じゃ不安定だから机の上に・・・・そう・・・・そのまま脚を上げて、開いて・・・・ぉっ、キレイだ・・・・」 美紗は自分で大きく脚を開いて淫部を晒した。 （あぁぁ、先生が・・・・わたしのアソコを見つめてる！） 美紗は淫部から淫らな液がドクンと溢れ出る気がした。 高林は美紗の淫部を観察するようにジックリと見ながら、指で淫唇上部のクリトリスを剥き出し、その艶やかに妖しく光る淫核に舌を這わせ始めた。 「はぁ、ああっ！・・・・あふっ、ぁっ・・・・」 美紗の両脚を抑えた手に力が入りブルッと震えた。 「美紗ちゃん、キレイなのは顔だけじゃないんだ。オマ●コもお尻の穴もピンク色してキレイだ」 高林は興奮して美紗を誉め、クリトリス、淫唇を舐めながら、指を淫壷に挿入れ、その肉襞を擦り始めた。 「あっ、あぁ〜〜ぅあっ、あっ、あああっ・・・・」 美紗は高林の指や舌に痺れるような快感を感じていた。 （このまま感じてればイクって感じになるのかしら？） 美紗は絶頂感を期待しながら高林の愛撫を受けていた。 「美紗ちゃんのそのキレイな顔で僕のを舐めて欲しいけど、そうすると我慢できなくなりそうだから、挿入れるよ」 高林は昂った肉棒を美紗に示し挿入を告げた。 「このままで？」 「そう、僕の首に手を回して・・・・」 高林は美紗のお尻を抱えるようにしながら、ゆっくりと肉棒を美紗の熱く濡れた淫壷に挿入していった。 「うっ・・・・」 美紗はバイブとは異なる挿入感に息を詰めた。 「美紗ちゃん、凄い締まりだね。少し弛めてくれないと奥まで挿入らないよ」 高林は美紗のお尻をさらに引き付け圧し込むようにした。 「うぅぁああああっ・・・・」 美紗は力を弛めると同時に淫壷深くに肉棒を挿入れられた。 「はっ、はっ、はっ、はっ・・・・」 高林の腰の動きに呼応して美紗の呼吸音が響いた。 美紗は高林の首に回した両手に力を込め、初めて感じるオトコの肉棒に快感を求めていた。 「はぁぁ、はぁぁ、美紗ちゃん」 高林が腰の動きを止めた。 「エッ・・・・」 「今度は後ろから、いいかい？」 高林は美紗の淫壷から肉棒をゆっくりと抜いた。 「ぁはっ・・・・」 美紗は高林の促すままに机の上に上体を伏せ、両脚を開いてお尻を突き出した。 （後ろからだと前からとどんな風に違うのかしら？あぁぁ、どっちでもいいから早く挿入れて感じさせて！） なかなか快感が高まらないことに苛立ちさせ感じる美紗だった。 「美紗ちゃんのお尻は本当に肌がキレイで、ここの穴も感じやすそうだな」 高林は美紗のお尻の柔肉を掴んで引き寄せ、半ば射精しそうなまで感じていた肉棒を再び挿入した。 「ぁああああっ・・・・」 美紗は肉棒が挿入されると顔を上げて淫らな声を上げた。 （お尻も？うぅん、先ず前よ！前でイカなければ・・・・でも、先生とは今日だけ・・・・何回も関係すれば際限が無いわ） セックスを体験することが主目的だった美紗は、絶頂を感じようが感じまいが今日が最初で最後だと決めた。 （弁護士になるのが人生の目的、セックスは知っていればいい） この淫交が最初で最後だと自分に言い聞かせた美紗は、背後から挿入された高林の肉棒で擦られた淫壷が熱く感じ、身体の奥から沸き上がるような何かを感じ始めた。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」 「ぅぅぅ、美紗、ちゃん、イクよ。もう・・・・」 高林が堪え切れなくなった。 （エッ！ウソ？待って、もう少しで何かが・・・・） 美紗が高林の肉棒をキュッと締め付けると同時に、高林の肉棒から勢い良く粘液が放出された・・・・。 |
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| 2011.2.5掲載 |
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