| 58． 美紗は絶頂には達しなかった。 「美紗ちゃん、とても良かったよ。次は・・・・」 次回の淫交を求める高林に美紗は、優しく受け流していた。 それからの美紗は法律の道をひたすら歩み今日に至っていた。 淫交や快感に興味を感じなかったわけではなかったが、忙しい日々はそれを問題にしなかった。 「美紗さん、あなたのオンナとしての魅力は、あなた自身が思っているものとは違うかもしれませんね」 美紗のお尻をスカートの上から擦りながら、神野は美紗の耳元に囁くように言った。 高林との淫交以来、初めてオトコに触られた美紗は、忘れていたオンナとしての自分を否が応にも自覚せざるを得ない状況だった。 神野が才色兼備の美紗への淫らな行為を楽しんでいた時、盗撮や痴漢、強姦などの犯罪は続いていた。 早咲 生子は32歳、結婚して７年経っていた。 夫の誠は子どもには興味がなく、セックスにも執着がなかった。 出張も多かったので生子はひとりの時間が長かった。 （結婚って何なんだろう・・・・？一戸建てに住んで亭主は真面目なオトコ、生活の心配は無いし不満は感じない・・・・だけど、何かが・・・・） 同じ会社のエリートの誠と結婚した生子は、同僚から羨ましがれ幸福感に満ちていた。 それが、１年、２年と経過すると、何かが足りないような空洞を感じていた。 そんなある日の夜、夫の誠は出張で不在だった。 「ぅぅぅ・・・・何？」 ２階の自室で眠っていた生子は、何かに起こされるようにして目を覚ました。 「・・・・隣？」 最近、海外に長期出張した隣の家に、若い新婚カップルが留守番を兼ねて越して来ていた。 生子はベッドから出ると窓から隣の家の庭を見た。 （良く見えないけど・・・・誰か居るわ） 街灯と月明かりしかなかったが、凝視しているうちに次第に目が慣れてきた。 （エッ！ウソ？・・・・やっぱり、そうだわ！） 生子は自分の目を疑ったが、それは現実だった。 「はぁ、はぁ、はぁ、いぃっ、あっ、いぃ〜っ・・・・」 隣の新婚夫婦が夜陰の中、庭で淫交していたのだ。 （家の中ですればいいのに、わざわざ外でなんて・・・・） 生子は驚きの後に呆れたが、ふたりの淫らな行為から目が放せなかった。 （見られるかもしれないっていうドキドキ感がいいのかな？） 生子は戸外での淫交の経験がなかった。 （見られると言っても通りからは見えない場所だし、わたしの部屋から見えるだけかも・・・・だけど、凄い！奥さん、気持ち良さそうだし、ご主人も逞しくて激しく責めて・・・・こんな開放的なセックス、それだけで気持ちいいのかも？） 生子はパジャマの中に手を入れ、無意識のうちに淫部を圧し擦りながら覗きに嵌っていた。 「はっ、はっ、はっ・・・・あっ、そぅ、後ろから・・・・あぁぁ、もっと激しく、そう、そうよ！」 生子は自分が逞しい肉棒で突かれているような錯覚に陥り、独身時代以来のオナニーをしていたのだ。 それはこの夜だけで終わらなかった。 隣の新婚夫婦はいろんな場所で淫交を楽しんでいた。 ２日後の金曜日の夜、翌日が仕事が休みということもあってか、隣の夫婦は２階のベランダで淫交し、庭の樹木の下でも激しく交わっていた。 さらに翌日の夕方、買い物から揃って帰ってきた夫婦は玄関先で鍵を探していた。 （夕べは凄かったわ！お陰でわたしは寝不足よ） 生子はまだ明るいので淫交はないだろうと思ったが、２階の部屋からふたりの様子を眺めていた。 「ねぇ、鍵、どこにしまったの？」 「さぁ。どこだったかな？」 「えぇ〜っ！・・・・アッ、そこに隠してるのね！？」 「違うよ」 「だって、そんなに膨らませて・・・・夕べ、あんなにいっぱい出したのに、もうエッチしたいの？」 隣の若奥さんは夫の膨らんだ股間をズボンの上から擦り、鍵を探しているのか擦っているのか生子には分からなかった。 「お、おい、ダメだよ。我慢できなくなったよ」 「エッ！本当なの？」 隣の若いオトコは荷物を玄関先に置き、若奥さんの腕を掴んで家の壁面に移動した。 「ここなら通りから見えないから・・・・」 オトコは自分でズボンを引き下ろし昂った肉棒を露わにした。 （ぅわっ！・・・・す、凄いわ！凄く大きくて長いわ。いつもは遠目で暗かったり奥さんの中だったりで・・・・こんなに大きくて長いオチ●チ●、初めて見たわ！） 生子は窓から斜め下の隣の家の壁に張り付いたオトコの股間に隆々といきり立った逞しい肉棒を見て生唾を呑み込んだ。 （あんなオチ●チ●を挿入れられて激しく突かれたら・・・・） 生子は身震いするような快感を感じ、指は既に十分に濡れた淫唇の中にあった。 「仕方がないわね。じゃぁ、しゃぶってあげるから、わたしを感じさせて中に出してね」 若奥さんは夫の昂った肉棒を掴んで舐め回し始めた。 （口で咥えられるのかしら？・・・・アッ！） 生子は思わず窓から離れ屈みこんだ。 （今、視線が・・・・確かに片目を閉じてわたしに笑いかけた） 生子は恐る恐る窓の縁に戻って外を見た。 「あぁ〜あぁ〜あぁ〜いぃ〜〜っ！」 若奥さんがプリッとしたお尻を突き出し、オトコの逞しい肉棒で背後から激しく突かれていた。 「あぁ〜〜イク、イク、イッちゃうぅぅ〜〜」 「こっちも、一緒に・・・・」 ２人で絶頂に達していた。 （あぁぁ、羨ましいゎ・・・・わたしも・・・・隣のご主人と視線があったって思ったのは勘違いよね？もし本当だったら、そのまま続けるわけないわ！） 生子は少しホッとし再び自分の淫部を指で慰め始めた。 （もうセックスレスみたいだわ。わたしたち夫婦・・・・あんな風に思い切り楽しめるなんて、そう言えば、わたしも昔、屋外じゃないけど・・・・） 生子は入社当時、ＯＬだった頃を思い出していた。 ・・・・それは今から10年ほど前の会社でのことだった。 生子は販売促進部に配属され、やっと仕事の要領が飲み込めた頃だった。 「生子ちゃん、頑張るね！」 販促物のまとめで残業していた時に声を掛けられた。 声を掛けてきたのは主任の向井だった。 「あれ！向井主任、まだ会社にいらっしゃったんですか？」 「いや、車のキーが見つからなくて・・・・それはそうと、生子ちゃん仕事ばかりしてないで、たまには彼氏と遊んで気分転換しないと」 「エッ、彼氏なんて作ってる暇がありませんよ」 生子のベストの下のブラウスの胸元から乳房が谷間を作っているのが見えた。 「そうなの？生子ちゃん、社内じゃ人気あるのになぁ」 「向井主任は新婚１年、奥様が羨ましいです」 「そんなことはないさ。気分転換した方が仕事の効率も上がるのに」 向井の視線は生子の胸元から組んだ脚まで移動していた。 生子は身長は160cmほどで上から85・59・86のスタイルで、美人と言うより個性的な魅力を感じさせていた。 初体験は高校２年の夏、同級生と旅行した観光地で、偶然知り合った大学生が初めての相手だった。 女友達と活動的にしていることが好きだった生子は、セックスに執着することはなかった。 大学を卒業し就職する時は特定の交際相手はなく、入社してからは仕事に追われ、そんな気になることもなかった。 「わたしも気分転換したいけど・・・・」 生子は仕事の手を止めて向井の方に身体を向けた。 「あら！向井主任、車のキーズボンのポケットの中じゃ？」 「エッ！」 向井は生子に言われポケットに手を入れた。 「あ、コレは・・・・」 「エッ！？」 「生子ちゃんが入社するのが分かっていたら結婚しなかったよ」 向井は生子との距離を縮めた。 「ふっ、お上手ですね！さすが優秀な向井主任」 「本当だよ。だからこんなに・・・・」 向井はズボンの膨らみが車のキーのせいではないことを、股間を突き出すようにして生子に示した。 「エッ・・・・それって・・・・まさか・・・・」 「そう、君に反応してしまって困ってるんだ」 生子は向井の股間の膨らみから視線が動かなかった。 （向井主任がわたしと・・・・新婚１年よ！関係しても何も得は無いわ！向井主任がいいだけよ。・・・・だけど、そう、気分転換、仕事の為よ！） 生子は向井の膨らんだ股間に手を伸ばし擦り始めた。 「生子ちゃん」 「こうして欲しいんでしょ？」 生子は個性的な妖しい視線で向井を見上げた。 「そうだけど・・・・いいのかい？」 「奥さんや会社の皆には内緒、そうでしょ？」 ますます妖しく艶っぽい表情になった生子に、向井はゾクッとするような魅力を感じて身動きできなかった。 生子は向井の肉棒をズボンから取り出し優しく扱き、裏スジを舐め上げ亀頭を咥えるように舌を絡め舐め回した。 「うぅぅぅっ・・・・生子ちゃん、もぅ・・・・」 「それじゃ、今度はわたしのも舐めてくれます？」 射精感を募らせた向井の肉棒を放し、生子は立ち上がってスカートを持ち上げた。 向井はすぐに生子の太腿を擦り、小さなパンティを引き下ろし淫部に顔を埋めた。 （あぁぁぁ・・・・クチュクチュと向井さんが舐めるエッチな音が・・・・） 久し振りの淫らな行為に生子はすぐに昇りつめた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・はぁぁ、向井主任、挿入れて」 生子はそこが社内で誰が来るか分からないにも関わらず、自ら両手を机に着き、お尻を突き出して向井を求めた・・・・。 それから何度となく向井から誘われた。 「ダメですよ。わたし本当に久し振りだったんです。今は仕事が第一ですし、向井さんには新婚の奥様が・・・・」 そう言って向井の誘いを断れば断るほど、向井の誘いは強くなっていた。 「女房と別れて生子ちゃんと・・・・」 「ふぅぅ、仕方がないですね。奥さんと上手くやっていくと約束してくだされば・・・・」 特定の彼氏を作る予定もなかった生子は、１ヶ月に１度の気分転換ならと不倫を承知した。 だが、それも半年後には向井の転勤で途絶え、夫の誠と知り合うまでは仕事一筋の生活をしていた・・・・。 （こんな気分になったのは、あの時、向井さん以来だわ・・・・） 隣の新婚夫婦の淫交、逞しく大きな肉棒を見て、生子は全く執着のなかったセックスの快感を渇望した。 翌週の土曜日、この日も夫の誠は出張していて不在だった。 「それじゃ、大人しく留守番しててね！」 「早く帰って来いよ。夕べの続きをしないと我慢できないよ」 「もぉ〜本当にエッチなんだから〜」 「仕方が無いだろ。僕以上に君がエッチなんだから」 「もぉ〜言わないで！夜の７時には帰って来るから」 玄関先で隣の新婚夫婦が会話しているのが聞こえた。 （夜の７時まで隣はご主人ひとり・・・・しかもエッチしてもし足りない欲求不満なオトコ・・・・） 生子は先週見たオトコの逞しい肉棒が忘れられず、どうしても自分で味わってみたかった。 （夫がいけないのよ！わたしを満足させないから・・・・） 生子は自分に言い訳をし行動に出た。 隣のオトコが居間にいることを確認した生子は、庭に出てオトコの視線に留まるようにした。 赤いタンクトップをノーブラで着け、お尻の柔肉がはみ出るサマーパンツ姿で庭の手入れをしていた。 わざとお尻をオトコに突き出すようにしたり、ノーブラであることを分からせるように身体を反らしたりし、生子はその時を待った。 「奥さん、こんにちは〜」 待ちに待ったオトコが声を掛けてきた。 「あら、お隣のご主人、どうも」 生子はあえて淡白な応対をした。 「ご主人は？」 「相変わらずの出張、奥様は？」 「今日は同級生の集まりがあって出かけました」 「そうですか。いつも仲が良くていいですね」 オトコが生子の家の庭に入り傍まで寄って来た。 「一週間ほど前、僕、奥さんと視線、合いませんでした？」 オトコは生子の挑発に乗ったわけではなく、外壁に背を着けフェラされていた時のことだった。 「エッ！いつのことですか？ご主人とこうして顔を合わせるのは今日が初めてですよね」 生子はあの日の覗きを思い出し、オトコの逞しく大きな肉棒がチラツキ、胸が高鳴った。 （覗き見てオナニーしてたなんて知られたら・・・・） 顔がカッと熱くなる気がしたが、生子は努めて平静を装い妖しい視線をオトコに向けた。 「奥さん、うちのと同年齢に見えますね」 オトコは生子の視線にドキッとするような魅力を感じ、改めて生子の身体を舐めるように見た。 （ノーブラ？しかもお尻がはみ出てる・・・・堪んないな！） 「若いのにお世辞が上手なのね！ご主人、26・7歳ぐらいでしょ？わたしはもう32歳、あなたより5歳も年上なのよ。奥さんとは比べ物にならないわ」 生子は外水道で手を洗いタオルを軒下に取りに行った。 （ここは通りからも玄関先からも見えない死角・・・・） 生子は何とかオトコをその気にさせようと思っていた。 前屈みになった生子のお尻はオトコには刺激的だった。 「いえいえ、奥さんの肌、ピチピチしてお水も弾いて・・・・それに・・・・無駄なお肉も無いみたいでスタイルいいですし」 「エッ、そう？」 生子はジャージを穿いたオトコの股間を振り向きながら見た。 （膨らんでる！あのオチ●チ●が・・・・あの太くて長いオチ●チ●が堅くなって反応してるわ） 生子は妙に嬉しくなった。 夫ともセックスが遠ざかっていた生子にとって、性的に自分に反応してくれるだけで嬉しかったのだ。 「あのぉ〜それって、もしかして？」 生子はオトコの股間を指差した。 「エッ、あっ、ス、スミマセン！奥さんがあまりにも魅力的なので・・・・」 オトコは股間を隠すようにして慌てていた。 「あの可愛い奥様に怒られますよ。わたしのような年上のオンナに反応したなんて知れたら」 生子はオトコの手をそっと股間から遠ざけた。 「黙っていれば・・・・奥さん・・・・」 哀願するようなオトコの視線を感じた。 「本当に若いってのは困ったものね」 生子は仕方が無いような表情をしてオトコの膨らみを擦った。 （うわぁっ！凄いわ・・・・そう、懇願されて相手をしてあげるだけよ！） 生子は高鳴る胸を抑えるように呼吸を整え、堅く象られたオトコの昂った肉棒を、何度もジャージの上から擦った。 「ぁっ、うっ、お、奥さん」 「我慢できないのね」 生子はオトコのジャージを引き下ろし、ボクサータイプの下着も脱がして肉棒を露わにした。 「まぁ、凄く元気がいいのね。舐めてほしいの？」 生子の妖しい魅力的な視線がオトコに向けられた。 「え、えぇ、後で何度でも奥さんを満足させますから」 「ホントなの？じゃぁ、してあげるゎ」 生子は待ちに待ったオトコの肉棒を味わうことにした。 （本当に大きいわ！主人とは比べ物にならない！何人もオトコを知ってるわけじゃないけど・・・・逞しいゎ） 目の前で脈打つように昂ったオトコの肉棒を手にし、生子はその逞しさを確かめるように握り、根本から亀頭にかけて何度か舐め上げた。 「あふっ・・・・」 オトコの腰がブルッと震えた。 「どこを舐めて欲しいのかしら？」 生子はオトコの玉袋を舌先で擽るように舐めながら肉茎を扱き、さらにその玉を片方ずつ口の中に咥えて舐め回した。 「あぁっ、あっ、あっ・・・・」 オトコは思わず淫悦の声を洩らした。 生子はその声を聞いて玉袋や周囲に指先を這わせ、亀頭を咥えて舌を絡めるようにして舐め回し、さらに上あごや口唇を使ってオトコの肉棒を吸った。 「あふっ、あいぃっ・・・・お、奥さん」 「すぐに回復するのなら我慢しなくていいわよ。このまま出したいんでしょ！？」 「あっ、はぃ・・・・ぅぅっ、ぁっ、イクッ・・・・」 生子は再びオトコの肉棒を咥えるとまもなくだった。 「ふぅぅぅ・・・・ぅ、凄い量ね」 生子は口の中に放出したオトコの精液を呑み込み、大きく息を吐いた・・・・。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2011.2.9掲載 |
| [最新・コラボ小説]／[完結小説（長編）］／［完結小説（中編）］／[完結小説（短編）]／［休載？小説］／［体験告白］／［ＭＡＩＮ］ |