| 61. 冬美は平凡な女性だった。 夫も平凡なサラリーマンで同僚による紹介で結婚した。 身長157cm、85・59・84の肢体、特別に際立った特徴のあるオンナではなかった。 あえて冬美の外観の良さを上げるなら、それは少し大きめで澄んだ瞳だった。 それも結婚後、次第に曇っていき、輝きを失っていた。 「この写真、これはいつの時のわたし？」 リビングに通した遊に冬美が尋ねた。 「これは・・・・中学校の同級生の男性に逢った時だと」 「アッ！あぁぁ、そぅ、そうだわ・・・・」 冬美の瞳の表情が変わった。 「奥さん・・・・」 「あ、この写真、頂けるの？」 「はい。そのためにお持ちしたので・・・・今もいつもよりいい瞳をしてますよ」 「エッ、そ、そぅ」 冬美は気恥ずかしい気分だった。 （偶然だった・・・・初恋の人・・・・） 告白もできないまま終わった初恋だった。 偶然、家の前で出遭ったのだ。 何かが変わるわけではないのだが、冬美の気持ちは妙に弾んでいた。 （もう２度と会うことはない・・・・） 平凡な冬美が一瞬、大きく輝いた時だった。 「ありがとう、なのかしら？でも、もう撮らないでもらえます？」 「いえ、それは・・・・奥さんのその瞳を取り戻したいから」 「それは・・・・無理、無理よ」 冬美の顔が元の曇った表情に戻った。 「今度、盗撮ではなく、僕に写真を撮らせてもらえませんか？」 遊は冬美に懸命な表情で頼んだ。 「・・・・・・・・断れば、いつも盗撮を意識することになるのね？ふぅぅ・・・・でも、どうしてわたしなんかを」 「奥さんのあの表情は僕の憧れなんです」 「エッ！」 冬美は聞きなれない言葉に耳を疑った。 「憧れ？わたしが？」 「えぇ、そうです」 冬美は遊の真剣な表情を見て、その言葉にウソがないと思った。 「う〜ん、分かったわ！それじゃ・・・・それは今度の金曜日の午後で、いいかしら？」 「あ、はい！ありがとうございます」 遊は喜んで帰っていった。 （うふっ、中学の時の彼みたい・・・・エッ！・・・・ホント、さっきの顔、あの頃の彼みたいだった） 冬美は初恋のオトコと遊をだぶらせていた。 そして撮影当日・・・・朝から冬美は落ち着かなかった。 （何か、凄く妙な気分だわ・・・・） この日を選んだのは時間や夫の存在を気遣わなくても良い日、夫は昨日から１週間の出張に出掛けていたのだ。 近所に誤解されては困ると思い、自分も夫と同じように外出を装っていた。 （これで何も気にしないですむわ！だけど、どうしてこんなにドキドキしなきゃいけないの？） 遊には周囲に気を遣い勝手口から入るように言っていた。 朝から遊の来る時刻まで冬美は長い時間に感じた。 （こんな気分、どう思えばいいのかしら？） 何故か結婚後、ブルーな日々が続いていた冬美は、珍しく気持ちが高揚していた。 「おじゃまします」 勝手口が静かに開き、遊が入って来た。 「いらっしゃい。大丈夫だった？」 「はい。奥さんの注意どおり近所の人の目は・・・・」 遊はカメラバッグを肩に小声で冬美に応えた。 留守を装っていた部屋は薄暗かった。 「今日はわたしも家に居ないことになってるから・・・・」 「わたしもって？」 「主人は来週の木曜日まで出張で留守だから」 表情が少し強張った遊に冬美は今までに経験のない淫らな感情を覚えた。 （わたしって変だわ・・・・写真を撮るのを承知することも、こうして彼を家の中に密かに招き入れるのも・・・・） 冬美は身体の芯から火照りを感じていた。 （濡れてる！？・・・・ドキドキしてる。わたしが焦ってどうするの！彼は学生なのよ！） 冬美は遊をリビングではなく、外から見えない和室に招き入れた。 「夜になれば雨戸も閉めて照明も使えるから、今の時間は近所の目があって変に思われると困るから・・・・」 「そうですよネ！・・・・」 遊は荷物を下ろして座布団の上に腰を下ろした。 （今日の奥さんは・・・・瞳の輝きが違う・・・・瞳だけじゃなく、全身から何とも言えない感じが・・・・） 遊は自分の知らない魅惑的な冬美を感じていた。 「この部屋なら外から見えないけど・・・・ここで撮影してみる？」 冬美は何故か大胆になれそうな気がしていた。 「そ、そうですね！普通にしてていただければ・・・・カメラテストじゃないけど、撮影してみましょうか？」 遊はバッグからカメラや三脚などを取り出してセットし始めた。 「わたしは・・・・どうしたら？」 冬美は落ち着かずに部屋の中をウロウロしていた。 「普通にしててください。自然な奥さんの顔を撮るのが目的なので・・・・」 遊はカメラを冬美に向けた。 （ぅあっ！・・・・何か、裸を撮られてるみたいだわ！） 冬美は益々、身体が熱く火照るのを感じ高鳴っていた。 「ここには何も無いから・・・・普通にって言われても」 「そうですね。いつもの奥さんじゃないみたいで・・・・じゃあ、奥さんの新しい一面を写してみますか？」 「新しい一面って・・・・」 冬美は遊の前で呼吸を乱していた。 （シャワーは浴びて下着もお気に入りに替えたし・・・・） 冬美は無意識に遊のカメラで犯される自分を想定していた。 「わたし・・・・あまりスタイル良くないし・・・・自信がないけど・・・・チョッと・・・・」 冬美はゆっくりと衣服を脱ぎ始めた。 「お、奥さん・・・・」 冬美の行動は遊の期待を遥かに超えていた。 （まさか、いきなり、こんな展開になるなんて・・・・） 薄いピンクのレースのブラジャーとパンティだけになった冬美は、恥ずかしそうに遊の前に立っていた。 「こんなこと・・・・初めてなのよ。わたし・・・・何か別の人間になったみたいで・・・・こんな写真を撮ってもスタイル悪いから」 「そんなことありませんよ！充分に魅力的な肢体をしてますよ」 遊は昂ってズボンを突き破りそうな股間を抑えていた。 「遊・・・・君の言葉、ウソじゃないみたいね！そこ、痛そうになってるみたい」 冬美は遊の股間を指差した。 「すみません！そういう気持ちで来た訳じゃ」 「分かってます。あの写真を見れば遊君の気持ち分かるわ」 冬美は少し落ち着きを取り戻していた。 （わたしが落ち着かなければ収拾がつかないわ！） 冬美は遊の手を股間から放した。 「わたしも裸同然になってるのだから、遊君もそこを解放してあげたほうがいいと思うけど」 「エッ！・・・・そう、ですね」 遊は先ずは上半身裸になり、躊躇いながらも下半身も完全に露わにした。 「ぅわぁ〜凄く立派なのね！」 「い、いえ、そんなことは・・・・」 遊の股間から弓なりにそそり立つ肉棒は、冬美の夫のモノを遥かに凌ぐ太さと長さがあった。 「これで公平になったから・・・・遊君、撮影して！」 冬美は心身が解放されたように遊の前で動き始めた。 遊も自分の肉棒の昂りを忘れ、冬美の下着姿の肢体や表情をカメラに収めていた。 「凄く気持ちがイイわ！」 冬美は自然にブラジャーを外しパンティも脱ぎ、全裸になって大胆に動いていた。 「もう充分ですよ！」 「エッ！？」 「奥さんの魅力溢れる全てが撮影できましたよ！それに・・・・そこが濡れてキラキラしてて」 冬美の恥毛が淫液で濡れて光っていた。 「アッ、そう言われると恥ずかしいわ！だけど、こんなに解放的な気持ち良さは初めてよ」 「デジカメなので・・・・見てみますか？」 遊は冬美に撮影した写真を順に見せ始めた。 「これ・・・・わたし？」 「素敵ですよ！」 冬美は自分の裸体を客観的に見ながらも興奮していた。 「遊君の、もう暴発しそうね・・・・」 冬美は遊の股間からヘソまでそそり立つ肉棒に手を伸ばした。 「ぅああっ！・・・・」 遊は昂った肉棒の根元を掴まれ硬直していた。 （素敵な奥さんに掴まれてる・・・・） 憧れていた冬美に肉棒を掴まれ本当に暴発しそうだった。 「わたしのせいでこんなになって・・・・それに、わたしを素敵に撮ってくれて、ありがとう。我慢できないわよね！？」 冬美は遊の肉棒の感触を確かめるように、ゆっくり上下に扱き始めた。 「ぉ、奥さん・・・・」 「いいのよ！我慢しないで・・・・わたしで良ければ・・・・」 冬美は遊の顔を見て笑みを浮かべ、そのまま扱き始めた遊の肉棒の亀頭を咥えた。 「あぁっ、ふっあっ・・・・」 遊は身体を仰け反らせると同時に、堪え切れない射精感が込み上げた。 「奥さん・・・・あっ、イクッ！」 冬美は勢い良く射精された遊の精液を口の中に受け止め、少し間を置いて飲み込み亀頭を舐め回した。 「あっ、あっ、お、奥さん・・・・凄く、イッ、ぃぃ・・・・」 射精後も亀頭を舐められた遊は、その我慢できないほどの快感に身体を捩って悶えた。 「ふぅぅ〜〜凄いのネ！いっぱい出たのに・・・・さっきより大きいみたい」 遊の亀頭から口を放した冬美は、射精前よりさらに逞しくなった肉棒を掴んで悦んでいた。 「奥さんが素敵だから・・・・僕、こんなになったの初めてです。今度は僕が奥さんの全部を悦ばせたい」 遊は冬美の乳房を優しく掴みながら、熱く濡れた淫唇にも指を這わせた。 「はぁああっ・・・・ゆ、遊君・・・・はぁぁ、いっ、いぃわ！」 冬美はそのまま仰向けになり遊の愛撫を受け入れた。 遊は無我夢中だった。 （こんな期待してなかったけど・・・・あの素敵な奥さんのオマ●コが目の前に・・・・） 遊は冬美のお尻を持ち上げ、淫らな液に濡れた淫唇やアナルを夢中で舐め回した。 「あぁ〜っ、アッ、アッ、いぃいいいい〜〜っ・・・・はぁぁ、は、早くっ、挿入れて・・・・」 冬美は身体を捩って遊の肉棒を求めた。 「ああぁぁぁあああああ〜〜〜〜〜イッ、イッ、イィ〜〜〜ッ！はぁぁあっ・・・・イクッ！」 冬美はすぐに激しく昇りつめ、何度も繰り返し遊の肉棒を求め続けた・・・・。 普通の人妻にしか見えない冬美の写真が何故ターゲットフォルダにあるのか確かめる為に、神野は冬美の家を訪ねた。 神野から写真のプリントと説明を受けた冬美は、遊との淫猥な行為と経緯を話しをした。 「遊君が突然来なくなって心配していたのですが・・・・まさか、そんな人のパソコンに写真が・・・・」 神野に遊との淫猥な日々を話していた冬美の雰囲気が明らかに変わっていった。 （おっ！・・・・艶っぽく淫欲を掻き立てるなぁ・・・・） 神野は興味の無かった冬美に欲情し、さらに冬美の乱れた姿態を見たくなった。 「奥さんの魅力的なお尻も快感で満たされたのですか？」 「エッ！イエ・・・・舐められて感じ始めた時に来なくなって・・・・」 冬美は話しながら興奮しているのが分かった。 「それだけ淫らな関係を持っていたなら、今はかなり欲求不満じゃないのですか？」 神野は昂って盛り上がった股間を冬美に見えるようにしていた。 （凄く大きいわ！・・・・あぁぁ、欲しい！） 冬美は堪え切れない淫欲に衝き動かされるように、神野の盛り上がった股間に手を伸ばしていった・・・・。 |
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| 2011.2.19掲載 |
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