| ７． 合宿の警備という名の淫猥な日々を駐在所日誌に記した後、神野は生真面目な警官としての日々を過ごしていた。 無論、陽子には約束どおりに連絡を取り、あえて時間を置いて会うことにした。 （淫欲に遊ぶだけなら恵が最適だが、オンナの良さを満喫するなら陽子以外に無い！お嬢様としてお高い感じもなく、許されるものなら生涯一緒にいたい・・・・） そして２週間が過ぎた。 神野は親切で優しいお巡りさんとして、地域の住民に慕われていた。 （２週間も淫交しないなんて考えられない！） 自分でも驚くほど職務に忠実な日々を送っていた。 『神野君、強姦魔が５日間連続してる』 『先週は隣の街でやはり連続して発生してたが・・・・』 駐在所にも巡回を怠らないように連絡が入っていた。 小学生が下校途中で襲われ犯され、翌日、中学生が部活で残っていた校舎の中で犯され、さらにその翌日、高校生が塾の帰りに犯された。 ４人目は女子大生が夜マンションで犯され、昨日、真昼に自宅で若い人妻が犯されたのだった。 精液も体毛も残されていたが前科リストに該当者は無く、被害者の話では同一人物とは思えなかった。 『郵便配達の人』『宅配の人』『保健所の人』『電力会社の人』そして『警察官』と言うことだった。 神野は強姦魔を想定しているうちに、その姿が自分が重なった。 （バカな！自分は違う！だが、強姦は犯した・・・・） 巡回を強化した、その日の午後だった。 日中は人口が減少する新興住宅地を巡回していると、遠くに消防署員の姿を見掛けた。 （ん！消防署員が何を・・・・？） 今までなら気にしなかった神野だが、周囲に消防車も公用車も無いことを不審に思った。 （市民は公けの制服に弱いもの・・・・まさか！？） 神野は急ぎ消防署員が招き入れられた家に駆けつけた。 ドアを叩こうとした手を止めた。 （驚いて逃げられるかも・・・・） 神野は思い直して庭に回りリビングを見渡した。 （アッ！や、やっぱり！） 窓を開いて部屋の中に飛び込んだ神野は、強姦寸前の消防署員風の男を捕まえた。 連続強姦魔だった。 「お手柄だったな」 「いえ、偶然ですよ」 確かに偶然の手柄だったが、神野は素直に喜べなかった。 犯されそうになったのは29歳の人妻だった。 子どもは無く、後日、若い夫婦に神野は礼を言われ、さらに表彰を受けた。 暫くの間、街の住民からも盛んに声を掛けられたが、神野にすればスッキリしない日々だった。 （らしくないよな・・・・何も変わりはしないんだ。だったら、今までどおりに生きるしか・・・・） 警察という組織に期待ができないと判断している以上、それ以上でもそれ以下でも無いと思っていた。 この日、強姦未遂に遭った人妻から連絡を受け、神野は午後一番に訪ねていった。 「スミマセン。わざわざお越しいただいて」 「いえ、その後、お変わりはありませんか？」 人妻が犯されそうになっていたリビングに通され、儀礼的な挨拶をした。 被害に遭った人妻は三塚 佐和子、結婚５年の29歳だった。 夫は35歳で物流販売会社を経営していた。 親から受け継いだ会社を発展させていたが、最近は不況の波を受け、打開の為の新事業に日々追われていた。 （何となくだが、この奥さん、何か抱えてる？） 佐和子を見て何か悩んでいる様子を感じた。 「あれから、いろいろありまして・・・・」 どうやら例の事件が起因しているようだった。 「最初は未遂で良かったと言ってくれてた主人が、次第にあれこれと疑うようになりまして・・・・」 「何をですか？」 「本当は犯されたんじゃないかとか、常日頃からオトコを欲しがっているんじゃないか？自分が知らないわたしが・・・・」 コーヒーを出し終えた佐和子は、いきなり神野に事件後の夫婦不和を話し始めた。 「それはご主人が奥さんを愛してらっしゃるから」 「いえ、それなら疑わないはずだと・・・・」 「それで僕に何を？」 神野は佐和子に呼ばれた意味を掴みかねていた。 「あの時の状況を知っているのは神野さんだけ。それで、あの状況を主人に伝えていただければと」 「そうですか。それでご主人は？」 「今、新しい事業で全国を回ってまして、今週末には戻ってくると思います」 神野は事件の時の佐和子の姿を思い出していた。 （結構、肉感的な身体をしていた・・・・） ガムテープで口を塞がれ、手足も後ろで縛られ、衣服を引き裂かれた佐和子の身体の前面は、ほとんど裸同然だった。 子どもを産んでいない身体に贅肉はあまり無かった。 神野の印象には豊かに膨らんだ乳房と、引き締まった腰、大きく開かれた淫部が鮮明に残り、好きそうな身体だなと感じていた。 「ご主人とは、その後、上手くいってるんですか？」 「いえ・・・・あまり会話も無く・・・・」 「じゃぁ、夜の方も？」 「えぇ、まるで汚いものでも見るみたいに・・・・」 「そうですか。それは酷い・・・・」 神野は急に淫欲が沸いてきた。 （丁度いい機会だ！この事件でリズムが狂ったんだ。それを取り戻すチャンスに恵まれた） 俯いた佐和子の身体を舐めるように観察した。 「こんなことになるのなら、いっそ、あの時、本当に犯された方が・・・・」 「何をバカなことを言ってるんですか！」 「でも・・・・」 「無理矢理に犯されるだけでは恥辱と苦痛が残ります。お互いの心身が快感で満たされなければ、意味が無いと思いますよ」 「満たしあうべき相手が拒んでいる場合は？」 「奥さんが積極的に疲れたご主人の気持ちを癒し、その上で身体を癒しあえば解決すると思いますよ。僕の説明が必要であれば、その前にしますよ」 「そうですね。是非、お願いします」 佐和子の曇っていた表情が和らぎ、若い人妻の色艶を感じさせた。 （何を納得させてるんだ！このままでは、淫交のチャンスが無くなるぞ） 神野は思案を急いだ。 「でも奥さんのように若くて魅力のある人妻なら、オトコは誰でも淫らな気持ちを抱くかも」 「まぁ、その発言は強姦魔を擁護してるみたい」 「いえいえ、僕は奥さんの裸体を目の前で見ましたし、合意が無ければセックスしても満足しないでしょ」 神野の口撃が始まった。 「そうですね。神野さんには見られて・・・・」 佐和子の表情がさらに艶っぽくなった。 「えぇ、豊かな胸の膨らみもアソコもアップで」 「もぉ〜不公平だわ！」 「じゃぁ、公平にします？」 「エッ！・・・・そうね。合意があれば満たされるわよね？」 「そうですね！」 佐和子の視線が神野の股間に向けられた。 （公平に・・・・ってことは、神野さんの裸を・・・・神野さんて体躯逞しいって感じだからアレも？） 神野の股間は明らかに膨らんでいた。 「公平にしてもいいのですが、ここでは・・・・」 「そ、そうよね。この辺は日中人が少ないけど、戸締りしないと誰が入ってくるか分かりませんね」 佐和子は玄関の戸締りをし、窓のロックを確かめ、戸外から中が見えないようにカーテンを引いた。 「２階の部屋の方がいいかしら？」 「いえ、これなら、ここでも構いませんよ」 佐和子は落ち着かない素振りで立ったままだった。 「もう始めてもいいですか？」 「えぇ」 神野は佐和子に念を押し、立ち上がって衣服を脱ぎ始めた。 （やっぱり・・・・凄く逞しいゎ） 細身の夫とは対照的に逞しい神野の裸体を食い入るように見始めた佐和子の視線が、隆々と聳え立つ昂った肉棒でピタリと止まった。 「もう充分でしょ？」 「エッ！？」 「これで公平になったのですから、後はご主人に僕が説明すれば満たされるでしょう」 佐和子は神野の言葉を意外に感じた。 「そぅ・・・・もう一度、わたしの・・・・見たくない？」 「エッ！それは、見たいですが、いいんですか？見るだけじゃ済まなくなりますよ」 佐和子は神野の言葉に答える代わりに、黙って衣服を脱ぎ始めた。 「ふぅぅ、こうして見せられると、堪りませんね！豊かな乳房と言うより、スタイルの良さが際立ち、やっぱり見るだけじゃ済みませんね」 「凄いゎ・・・・一段と逞しくなったゎ」 「その魅力的な身体を見て反応しなければ失礼ですよ」 佐和子は自分の裸体に反応し、昂りを増して角度を鋭くした神野の肉棒に悦んだ。 佐和子の裸体に自分の裸体を合わせるように抱き寄せ、後ろに回した手で背中から腰、お尻を擦った。 「はぁふっ・・・・はぁぁ、これは合意・・・・満たして」 「ご主人が戻られたら関係改善を約束すれば」 「えぇ、えぇ、そうするわ。だから今は・・・・」 乳房を揉まれ股間に指を這わされた佐和子は、立ったまま仰け反るように喘いだ。 「はぁぁ、熱い・・・・堅くて熱くなってる」 佐和子は自分も目の前の神野の肉棒を掴み、その昂った感触に興奮を募らせた。 しばらく向かい合ったまま性器を弄りあっていた。 「ソファの上で・・・・」 佐和子は神野をソファに仰向けにして身体を跨ぎ、自分の淫部を神野の顔の上に置いて肉棒を咥えた。 玉袋を擦り肉茎を扱きながら肉棒をしゃぶっていたが、淫唇、クリトリスを舐められ、淫壷内を擦られた佐和子はその快感に堪え切れず、口に咥えていた肉棒を放し淫声を上げて悶えた。 「あぁぁ、あぁぁ、あぁぁ、あっ、あっ・・・・」 さらなる淫悦を欲した佐和子は、身体を移動し神野の股間を跨ぎ肉棒を淫壷に沈めた。 「はっ、はぁぁ、はぁぁ、あ、あぁぁ・・・・はっ、はっ、はっ、はっ・・・・」 肉棒を深く淫壷に沈めた佐和子は、ゆっくりと身体を上下させた後、括れた腰を滑らかに回転させ自ら快感を高めていった。 （割り切ると大胆になるところは人妻の良さか！） 神野は佐和子の艶かしく動く肢体を眺めていたが、揺れる乳房に両腕を伸ばして掴み、佐和子の動きに併せるように揉みしだいた。 「あぁ〜あぁ〜あああっ・・・・はっ、イッ、イッ、くぅぅぅ〜〜〜〜」 艶かしく動いていた佐和子の腰の動きが激しくなり、一瞬固まったように静止し、ガクッと前に倒れた。 「今度は僕が・・・・」 神野は自分の身体に被せてきた佐和子の身体を抱き、そのまま上下を入れ替え腰を動かし始めた。 まだオルガに震える淫壷を深度を変えて責め立てた。 「はぁぁ、はぁぁ、あっ・・・・あぁああああ〜〜〜〜あっ、ふっ、あっ、イクっ・・・・」 神野の背中を両手で強く掴み、佐和子は再び絶頂に昇りつめていった。 強姦未遂事件で淫欲を抑圧された為か、それとも元来の強い淫らな欲望が噴出したのか、どちらにせよ、その後の佐和子の乱れ方は激しかった。 リビング内を縦横に動き、体位を変えて悶えた。 （この調子じゃ、被害者はあの強姦魔か、あのまま犯されていても、佐和子は淫らに悶えたに違いない！） 神野はそうならばと徹底して佐和子との淫交を楽しみ、住宅街に人々の声が聞こえる時刻になる前に佐和子の家を出て行った。 「勤務が終わったら、また来て欲しい・・・・」 ねだるような目の表情で佐和子が求めた。 「いいですよ。奥さんがその気になった以上、満たすまでお相手しますよ」 神野は数時間後の再会を約した。 （あれで今までよく浮気をしなかったものだ・・・・自分が誘導したからか？まぁ、どちらにしても夜も激しくなりそうだ！） 駐在所に戻りながら、夜の心配をする神野だった。 実際、その夜、佐和子の家を訪ねた神野は、佐和子の淫欲の前に根を上げそうになったのだ。 （オンナより前に根を上げそうになるなんて・・・・） 21:00過ぎ・・・・新興住宅地には人通りは少なく、どこの家でもリビングに明かりが灯っていた。 その中で雨戸を閉めひっそりとした家があった。 それは佐和子の家だった。 神野は裏の勝手口から中に入り、待ちかねていた佐和子から激しく淫交を求められた。 「奥さん・・・・」 「神野さんが帰った後、すぐに雨戸も閉めて、だから周囲の家の人たちは留守だと思ってるわ！」 佐和子は神野の衣服を剥がすように脱がし、逞しい胸板に舌を這わせ、そのまま肉棒をむしゃぶった。 リビングから浴室、階段を経て２階の部屋、声を押し殺してベランダでの淫交、さらにバスタブの中で神野に射精させ、浴室を出るまでに巧みなフェラで復活させていた。 その後は、夜が明けるまで延々と求められ、神野は佐和子の淫欲に応え続けたのだ・・・・。 |
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| 2010.9.1掲載 |
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