| .５．橘 美加（19歳）の場合 美加はもうじき20歳になる大学２年生。 １年の時から家庭教師をし、評判は上々だった。 （去年は担当した子を志望の高校に合格させることが出来た。今年も順調に成績を伸ばしていたのに・・・・まさか・・・・どうして？あんなことになるなんて・・・・） 夏前の成績を伸ばした美加は、担当している檜田 博史の父親と会っていた。 「先生、この夏休みも博史をよろしくお願いします。母親がいないので先生に甘えてませんか？」 博史の父親の彰史は家庭教師の時間を増やし、高校受験に備えたいと申し入れたのだ。 「奥さんがお亡くなりになって５年ですか？」 「えぇ」 「やはりお母さんが居ないと博史君も淋しいのですね？」 美加の前に座っている彰史は若々しく、オトコの魅力に溢れているように見えた。 「再婚の話しもあるのですが、博史にとっての母親は亡くなった恵美子だけなんです」 「なるほど・・・・でも、お父さんとしては？」 「僕？僕は仕事が忙しいので・・・・先生のように素敵な女性と知り合う機会はありませんよ」 「そんな・・・・」 美加は仕事も出来、男としても魅力的な彰史に言われ、それがお世辞であると思っても嬉しかった。 美加の男性経験は１人だけで、高校時代でその関係も終わっていた。 大学に入ってからは講義と家庭教師に追われ、女友達とさえ遊ぶ時間がなかなか作れなかった。 （セックスはひととおり卒業、社会に出てから、いくらでも機会はあるし・・・・） 淫悦にそれほどの執着心が無かったのは、美加が高校の時に付き合ったオトコとの淫交で、十分過ぎるほど快感を感じたからだった。 高校２年のある休日、美加は担任の教師の柴田と街で偶然に出会った。 「先生！？」 「あぁ、美加君じゃないか！」 立ち話をしているうちに柴田の自宅を訪ねることになった。 「この近くだったんですね」 歩いて５分余りで柴田の住むマンションに着いた。 コーヒーを飲み談笑しているうちに、初めてのセックスを経験していたのだ。 憧れ、興味、背伸びもあって、美加は処女を担任の柴田に与えていた。 それからは毎日のように、柴田のマンションに寄ってから帰るようになり、痛みから悦び、様々なセックスを柴田から教わったのだ。 （柴田先生には感謝してるわ。オンナとしての悦びを教えてもらい、オトコへの接し方、かわし方も教わった・・・・） 柴田との淫猥な時間があったから、口先だけの誘いや身体だけを求めるオトコたちを退け、今が在るのだと美加は思っていた。 夏休みの間、博史の家庭教師は午後の時間を使って行なわれた。 「今日は１週間分のテストをしますよ」 美加は博史に90分間テストを行なった。 「先生は部屋の外に居るから、参考書や教科書を見ても構わないわよ。だけど、そうしたら本当に勉強が身についてるか？」 テストは午後１時30分から３時までとし、美加は開始と同時に部屋を出た。 「先生の指導の仕方は僕も勉強になりますよ」 この日、仕事の休みだった彰史は、美加の博史への接し方を誉めた。 「そんな、とんでもありません。わたしのような年若い学生の指導など未熟で、あなたのような男性からの方が、学ぶことが多いと思います」 リビングに入った美加は彰史の出したコーヒーを飲み、博史に教える次の教科をチェックしていた。 「先生は本当に真面目な人ですね」 「エッ？」 傍に立っていた彰史を見上げた。 「先生は大学でも男子に人気があるでしょうね？知的な美人の顔とは別人のようなスタイルの良さ、周囲のオトコは皆、惹かれるでしょう」 この時、美加は何故か彰史の股間が気になった。 それがどうしてなのか分からなかったが、彰史の股間が膨らんでるような気がしたのだ。 （わたしったら・・・・いくら奥さんが居なくても、40歳の魅力的な男性に彼女のひとりやふたり・・・・わたしなんかに欲情するわけが無いのに・・・・） 美加の中で彰史をオトコとして意識していたのか？ 夏の服装は美加の身体のラインをクッキリと出していた。 （こんな服装だから彰史さんはわたしの身体を見て・・・・家庭教師の教え子の父親なのよ！） 美加は何事も無いように資料に視線を戻した。 身長は159cm、ポニーテールの髪型の顔は小さく、目はクッキリとした二重で鼻筋が通り、口は小さく口唇も薄かった。 だが身体はバスト87・ウエスト57・ヒップ86と肉感的で、確かに大学でも誘われることが多かった。 「羨ましいなぁ、先生の彼氏が・・・・」 「そんなことありませんよ。彼氏なんて居ませんし、わたしなんて・・・・」 「いえいえ、全てが魅力的だと思いますよ」 そう言いながら、彰史の手が美加の肩にそっと置かれた。 美加は内心ドキッとしたが平静を装っていた。 （何をドキドキしてるの！？今、家庭教師の最中なのよ！何もあるはずが・・・・） 「僕も・・・・息子とは別に美加さんのお世話になりたいですよ」 彰史の美加の肩に掛けた手がスッと動き、美加の素肌の細い腕を擦った。 「はっ、ダメです。博史君のテスト中で、アッ！」 美加は彰史を再び見上げて驚きの声を洩らした。 （ヤッパリ！わたしに欲情してる） 美加の目に映った彰史の股間は明らかに大きく膨らみ、中の肉棒がどういう状態なのか、すぐに分かった。 今までの美加なら、そこで上手くかわせたのだが、この時の美加は今までとは違っていた。 （エッ！まさか・・・・どうして？） 自分でも訳が分からなかった。 美加は自分の横に立っていた彰史の膨らんだ股間を擦り始めていたのだ。 「美加さん・・・・」 彰史がどう反応するかなど関係なく、美加は彰史のジッパーを下ろし肉棒を取り出していた。 （久し振りね！オチ●チ●さん！） そんな気軽な感じで美加は彰史の昂った肉棒を扱き、根本から亀頭まで舐め上げていた。 それに合わせるように彰史も美加の円球を象ったような大きく膨らんだ乳房を乳首と一緒に掌で擦った。 ピチャピチャと彰史の肉棒をしゃぶる音が淫猥に響き、美加は小さな口で彰史の昂った肉棒を咥えた。 「美加さん、博史のテストが終わるまで70分ある」 彰史は美加を裸にしてテーブルの上に仰向けにし、長い脚を大きく開いて淫部を舐め始めた。 「あぁっ、あふっ、あふっ、いぃぃぃぃ・・・・」 淫悦に迷うことなど無かった美加が、彰史のクンニに夢中になって悶えていた。 「素晴らしい・・・・乳房もオマ●コも・・・・」 彰史の舌の動きは美加の唯一のオトコ、柴田のテクニックを超え、指の動きもそれ以上だった。 「はぁっ、イッ、イッ、イッくぅっ・・・・」 美加は久し振りの絶頂感に震えた。 （こんなに早くイクなんて・・・・しかも、家庭教師の最中だというのに、どうして？） 美加の思考はいつもの冷静さを失っていた。 「はぁ、はぁ、挿入れて、ふぅん、早く、イレテ・・・・」 美加はまだ淫悦に震える淫壷に彰史の肉棒を誘い、深く沈めて締め付けた。 「うぅあっ、美加、さん」 彰史は美加の両脚を押し上げ、腰を激しく動かし始めた。 「はぁ、はぁ、はぁあっ・・・・」 美加は手を伸ばして彰史の首を引き寄せ、自分でも腰を動かして淫らな悦びを貪った。 この時の美加には相手の彰史がどう思うか、どう感じてるかなどどうでも良かった。 何故か抑えきれない淫欲を満たそうとしていただけだった。 「今度は、後ろから・・・・」 美加は自分から上半身をテーブルの上に投げ出し、大きく両脚を開いて彰史にお尻を突き出した。 彰史はそんな美加に応えて乳房を掴み、肉棒を挿入して再び腰を激しく繰り出した。 「あぁん、あぁん、ああっ・・・・はぁぁ、はぁぁ・・・・」 彰史の亀頭の張りが淫壷の襞を擦るたびに、美加は淫らな声を上げて悶えた。 博史が気づくとか気づかないとか全く頭に無い様子で、美加は何度も昇りつめていた。 「美加さん、もぅ・・・・」 彰史が射精の意思を美加に伝えた。 （エッ！もう時間なの？） 美加が最初に思ったのは物足りなさだった。 （あと10分・・・・もう終わりにしないと・・・・アッ！今日は危ないわ） 美加は彰史の肉棒をキュ〜ッと締め付けた。 「今日はダメ、中に出せない」 「それじゃ、美加さんのその素敵な乳房と口で」 彰史は美加の締め付けの良さを肉棒に感じながら、乳房による扱きとフェラを求めた。 「うぅん、そのままお尻で・・・・」 「エッ！？」 彰史は聞き間違いかと思った。 知的な美人がここまで淫らになるだけでも驚きなのに、射精はお尻でと言われて一瞬戸惑った。 「お尻はイヤですか？」 美加は首だけ振り向き、彰史にアナルセックスを要求した。 「イヤ、とんでもない！美加さんの素敵なお尻を味わえるのは最高だよ」 彰史は美加の淫壷から一旦肉棒を抜き、すぐ上にある美加の萎んだ淫蕾に亀頭を圧し付け、グググッと押し込んでいった、 「うぅぁああああっ・・・・」 美加の上半身が反り上がるのを見ながら、彰史は美加の淫壷よりさらにキツク締め付けるお尻を肉棒で激しく突いた。 「はぁああああっ、あぁ、いぃっ、いぃ〜っ、はぁ、はぁ、イッて、イッて、わたしも・・・・ああぁぁぁああああ〜〜〜〜イッ、くぅぅぅ〜〜〜〜」 美加のお尻の淫穴が激しく収縮すると同時に、彰史の亀頭の先から精液が放出された。 美加は彰史の射精を確認すると、すぐに身支度を整え博史の部屋に向かった・・・・。 翌日の夜、美加は改めて彰史に会った。 「昨日は、わたし、どうかしてて・・・・スミマセン」 博史は自室で勉強していた。 「こちらこそ、ご馳走様でした」 彰史は魅力的な笑みを浮かべて美加に向かった。 「彰史さんが２人目で２年振りのセックスだったんです」 「エッ！？ほ、本当？」 彰史は信じられないような表情を見せた。 「えぇ、信じられないかもしれませんが、本当なんです。わたし自身、昨日の自分の行為が信じられなくて・・・・」 淡々と説明する美加の話しを聞き、彰史は昨日のことは『魔の刻』だったんだと納得した。 「それじゃ、改めて僕と楽しみませんか？誤解しないで！別にあなたを軽く扱ってる訳じゃなく、美加さんの身体だけに魅力を感じて言ってるんでも」 彰史は生真面目な表情で美加と正対して言った。 「少し時間をいただけますか？」 美加は冷静に自分を分析した気でいた。 （まさか・・・・あんなに淫らな自分が・・・・しかも、あんな状況下で・・・・信じられなかったけど、実際に淫らに求めて、満足しなかったのも事実・・・・彰史さんのテクニックも良かったし、オチ●チ●も柴田先生のモノより逞しかった・・・・） 美加は自分が納得できるまで、彰史と淫らに交わろうと決めたのだ・・・・。 |
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| 2010.3.24掲載 |
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